*28日名古屋 第10R『スプリングカップ』 1600m 16:20発走*
ここは圧倒的な存在が見当たらず混戦模様。
悩んだ末、本命にしたのはフリオーソ産駒のクインザドリームです。
300キロ台の小柄な馬ですが、名古屋移籍後は5戦3勝、新春ペガサスカップで重賞初勝利を挙げました。
スタートダッシュはいまいちで中団後方からになりましたが、勝負所の3,4コーナーでは外からグイグイ上がってきて、直線は大外から一気に差し切り勝ち。
着差は半馬身でしたが、最後は押さえる余裕もあり、着差以上に強い内容だったと思います。
前走の梅桜賞は4着に負けてしまいましたが、上位馬は金沢・兵庫からの遠征馬で、今回は3頭ともに不在。
前が速く流れるような展開になれば、この馬のロングスパートがさく裂すると思います。
対抗はJRA未勝利から笠松移籍後3連勝中のセレニティフレア。
前走のゴールドジュニアでは、ゲートのタイミングが合わず最後方からになりましたが、内から徐々に上がっていくと、4コーナーで外に出して差し切りました。
いつもとは違う形の競馬になりましたが、ゴール前で東川騎手がガッツポーズをしていたように、余裕の勝利だったと思います。
今回ポイントは初名古屋ですが、移籍初戦からきっちりと勝っているので初めての環境でも問題ないでしょう。
本来はいい位置から競馬ができる馬なので、スタートを決めて好位で流れに乗れればここでも好勝負してくれるのでは。
前走で3歳1組を勝ち切ったヤコウレッシャにも注目。
移籍初戦の新春ペガサスカップでは早々に後退してしまいましたが、JRA遠征を挟んで挑んだ前走は、
上手に3番手外につけると、終始いい手ごたえで直線きっちり伸びて勝利。
マイルで勝ち星がないのは気になりますが、今ならば持ってくれるのではないかと思います。
園田クイーンセレクションを制しているカツゲキマドンナ、笠松生え抜きのグレイトデピュティまで。
◎5、クインザドリーム
〇7、セレニティフレア
▲3、ヤコウレッシャ
△1、カツゲキマドンナ
△12、グレイトデピュティ