*23日高知 第7R『黒潮菊花賞』 1900m 18:10発走*
高知三冠のラストを飾るこのレース。
本命にしたのは高知優駿を制している牝馬ディアマルコ。
2歳の時からパートナーである佐原騎手が惚れ込んでいた馬で、この馬と共に上を目指したいと話していましたが、ここまで期待通りの活躍を見せてくれています。
初めての重賞制覇は園田ののじぎく賞。
楽に好位に付けて直線でも余裕のある強い内容で勝利しました。
高知優駿を挟んで挑んだ兵庫サマークイーン賞では、なんとあのトーコーヴィーナスを相手に差し切り勝ち。
初めての古馬重賞挑戦でしたが、いきなり結果を出して能力の高さを証明してくれましたね。
もともとはあまりダッシュがつかず、そこが解消されればもっと上でやれるというお話でしたが、思った以上にその課題クリアが早く、今は全国的に見てもトップクラスの牝馬に成長。
地元戦では、負けられない存在です。
対抗はブラックビューティ。
黒潮皐月賞を制し、満を持して挑もうとした高知優駿は体調が整わず残念ながら回避に...
陣営のお話では、出走すれば人気になる馬なので、万全でなければ出走させられない、という判断での回避だったそう。
幸いにも症状は重いものではなく、休養を挟んですでに復帰しています。
前走は古馬A級と混じって、後方からロングスパートで差し切り勝ち。
今回初めての1900m戦になりますが、レースぶりから十分対応可能と考えます。
現在4連勝中のセイエスパーニャにも注目。
黒潮皐月賞は2着、高知優駿は4着と重賞に手が届いていませんが、この夏体がグンと成長してレースぶりも安定してきました。
前走の4連勝目は古馬B級に混じって、早め先頭の強い内容で勝利。
一回り成長した今、ディアマルコやブラックビューティといったタイトルホルダーにどこまで迫れるか楽しみです。
ナスノフラッシュは高知移籍後9戦7勝2着2回とパーフェクト連対中。
今回一気にメンバーが強くなりますが、中団から長くいい脚を使える馬なので、前が速くなればこの馬向きの展開になると思います。
◎4、ディアマルコ
〇8、ブラックビューティ
▲3、セイエスパーニャ
△10、ナスノフラッシュ
△9、ボスキャラ