盛岡競馬場で行われる、芝の地方全国交流戦『OROカップ』。
*27日盛岡 第11R『岩手県知事杯 OROカップ』 芝1700m 17:00発走*
まず注目したのは、昨年の勝ち馬であるシルクアーネストです。
JRA6勝の実績を誇る実力馬で、昨年岩手に移籍。
その移籍初戦だったOROカップですが、2番手から渋太く伸びてカリバーンの追撃を制しました。
昨年は古馬勢が揃っていたのに対して、今年のメンバー構成は新興勢力である3歳勢に芝の実績馬が揃った印象。
ここは古馬の貫録を見せつけて、2連覇を期待しています。
対抗は、JRA7勝で南関東へ移籍してきたばかりのインプレスウィナー。
スタートがゆっくりな馬なのでどうしても後方からの競馬になりますが、東京と新潟で多くの勝ち星を挙げているように、左回りが得意な馬。
小回り適性には疑問符が付きますが、新潟は直線は長いけれどコーナーはキツイので、そこで結果を出せているならば盛岡もある程度こなせるのではないでしょうか。
勢いのある3歳勢では、地元のレジェンドロック、オパールカップでレジェンドロックを破ったロゾヴァドリナ、2着ウインバローラスに注目。
中でもロゾヴァドリナは前走54キロで勝っているので、古馬相手とはいえ53キロで出走できるのは大きなアドバンテージです。
地元期待のレジェンドロックはオパールカップで3着に屈したものの、続くせきれい賞では初の古馬相手にも関わらず圧巻の競馬ぶりで勝利しました。
岩手を背負って立つ1頭へと成長できる馬なので、このメンバー相手にどれくらい戦えるか楽しみです。
◎4、シルクアーネスト
〇1、インプレスウィナー
▲13、ロゾヴァドリナ
△5、レジェンドロック
△9、ウインバローラス