13日14日に、北海道はノーザンホースパークで開催されたセレクトセールに行って来ました。
2日間通して大盛況で、昨年の売上レコードを大きく上回る131億7350万円という落札額を記録しました!
一番の高額馬は、1日目の1歳セールの【107:ジョコンダIIの2014(父ディープインパクト)】。
2億3500万円で、里見治オーナーが落札しました。
「2億円くらいかなと思っていたら少し予算オーバーでした。でもサトノクラウンの下で想い入れがある血統だし、他には譲りたくないですから。父親がディープに変わって、どんな風に成長してくれるか楽しみですね」
その他にも注目馬目白押しですが、ここではわたし的注目馬を取り上げたいと思います。
【15:トゥーピーの2014】 サトノラーゼン(父ディープインパクト)の半弟
父:ハーツクライ
母:トゥーピー
♂ 生産牧場:ノーザンファーム
落札価格:8400万円 購買者:里見治氏
【35:フラーテイシャスミスの2014】 ベストウォーリア(父Majestic Warrior)の半弟
父:ケープブランコ
母:フラーテイシャスミス
♂ 生産牧場:ノーザンファーム
落札価格:5000万円 購買者:馬場幸夫氏
【37:メジロドーベルの2014】父ルーラーシップはこの世代が初年度産駒です。
父:ルーラーシップ
母:メジロドーベル
♂ 生産牧場:レイクヴィラファーム
落札価格:6000万円 購買者:小笹芳央氏
【55:サンデースマイルIIの2014】 フルーキー(父Redoute's Choice)の半弟
父:クロフネ
母:サンデースマイルII
♂ 生産牧場:ノーザンファーム
落札価格:4050万円 購買者:石川達絵氏
【56:ホワイトクルーザーの2014】サンビスタ(父スズカマンボ)の甥っ子
父:ブラックタイド
母:ホワイトクルーザー
♂ 生産牧場:グランド牧場
落札価格:2000万円 購買者:永井啓弐氏
【81:シェルズレイの2014】シャイニングレイ(父ディープインパクト)の半弟
父:ヴィクトワールピサ
母:シェルズレイ
♂ 生産牧場:ノーザンファーム
落札価格:5000万円 購買者:(株)ダノックス
【93:メジロサンドラの2014】ステイゴールド×母父メジロマックイーンの黄金配合
父:ステイゴールド
母:メジロサンドラ
♂ 生産牧場:レイクヴィラファーム
落札価格:2000万円 購買者:近藤利一氏
【115:メジロシャレード】ショウナンラグーン(父シンボリクリスエス)の半弟
父:ジャングルポケット
母:メジロシャレード
♂ 生産牧場:レイクヴィラファーム
落札価格:2300万円 購買者:キャロットクラブ
【117:エールスタンスの2014】ミュゼエイリアン(父スクリーンヒーロー)の半弟
父:ダイワメジャー
母:エールスタンス
♂ 生産牧場:社台ファーム
落札価格:5600万円 購買者:大城敬三氏
【138:フローラルグリーンの2014】ダノンヨーヨー(父ダンスインザダーク)の半弟
父:ゼンノロブロイ
母:フローラルグリーン
♂ 生産牧場:ノーザンファーム
落札価格:2100万円 購買者:加藤守氏
今週は2日連続で大井競馬場へ行ってきました!
まずは火曜日、スーパージョッキーズトライアル第1ステージが開催☆
14名のトップジョッキーの戦いは、今年も見ごたえたっぷりでした。
初戦を勝ったのは、御年58歳の的場文男騎手。
直線に入ったところでは進路がなくなっていましたが、まったく動じず冷静な判断で外に出し、そこから力強く突き抜けました!
的場文男騎手
「いい馬に乗せてもらって勝ててホッとしたよ。
スタートは出てくれた分、思ったよりも行き過ぎたんだけど、持ったままの抜群の手応えだった。最後も楽だったしね。良馬場だったらもっと楽勝だったと思う。
やっぱりこういうレースは燃えるね!次も頑張ります」
そして2戦目は、岩手の山本聡哉騎手が、後方から直線ごぼう抜き!
金沢のワイルドカードでもそうでしたが、山本聡哉騎手の追い込みはさすがです☆
これだけのメンバーに入ってもどっしりと構えていて、最年少とは思えない騎乗ぶりでした。
山本聡哉騎手
「強かったですね!チャンスはあると思っていましたが、スタートで出遅れてしまったので、馬を信じて腹を括って乗りました。
直線の長いコースだったのに、抜け出すのが少し早くて反省しています。もう一呼吸置いてもよかったのかな」
ということで、2戦のポイントを集計すると...
26Pで並んだのが、山本聡哉騎手、真島大輔騎手、村上忍騎手。
上位3人が並ぶなんて、なかなか見ることのできない大接戦です!
規定のルール(同ポイントの場合、最終戦の順位が上の騎手が上位)に従って、
1位 山本聡哉騎手
2位 真島大輔騎手
3位 村上忍騎手
となりました。
詳しいポイント表はこちら↓
SJT2015ポイント表
最終決戦は23日(木)の園田競馬場!
的場文男騎手は2009年の優勝の時には、第2ステージの園田競馬場で2連勝しているだけに、今回も園田で決めるのか、
はたまた、山本聡哉騎手がトップの座を守り切り、初のワイルドカードからの優勝となるのか...
今年はポイント大接戦で、誰が優勝してもおかしくありません。
23日が待ち遠しいです♪
今日は大井競馬場にて、3歳ダート王決定戦の『ジャパンダートダービー』です!
*8日大井 第11R『ジャパンダートダービー』2000m 20:10発走*
いや~今年は例年以上にいいメンバーが集まりましたね!
特に注目は、ユニコーンステークスで快勝したノンコノユメと、兵庫チャンピオンシップを圧勝したクロスクリーガーでしょう。
どちらを上にとるか難しいところですが...今回はノンコノユメを本命にします。
デビュー当初は体質の弱さもあって、なかなか強い調教ができなかったそうですが、だんだんと成長して、しっかりと調教できるようになってからは本当に強くなりました。
ゲートにまだ課題があるし、ダートにおいて前に行けないというのはけっこうなマイナスポイントなのですが...
それを補って余りある、素晴らしい末脚の持ち主。
昨年のこのレースもそうでしたが、外回りの大井ならば差し切り勝ちも可能なコース。
クロスクリーガーには伏竜ステークスで敗れていますが、そこからさらに成長した今、巻き返しは可能だと思います。
対抗はクロスクリーガー。
前に行けるスピードがあるし、小回りも上手に対応する器用さがある馬。
現状での完成度はナンバー1でしょう。
馬券圏内を外したのは芝に挑戦した1度のみ。
ヒヤシンスステークスでは後方から伸びて来た2頭に決め手の違いで差されましたが、この馬が負けるとしたらあの展開のみではないかと思います。
全日本2歳優駿を制したディアドムスは、今回はドバイ遠征帰りが気になります。
能力は高い馬だし、レースが上手なので大崩れはないと思いますが、初の海外帰りということで当日の様子を見たいです。
兵庫ダービー馬インディウムは、兵庫チャンピオンシップで無敗記録は途絶えましたが、初めての強敵を相手に道中自分から動く積極的な内容で、まったく悲観するものではありません。
その証拠に、兵庫ダービーでは兵庫チャンピオンシップで負けたコパノジョージを圧倒。
強い相手に揉まれたことで、一段と強くなった印象です。
ベストの距離はもう少し短い方がいい気がしますが、パワーアップした今、このメンバーでどこまで戦えるか楽しみです。
ダートでまったく底を見せていない、ライドオンウインドにも注目。
前走は好位から渋太く粘って勝利しているし、先行して最後までしっかりと脚を使える馬です。
体重が減り続けていることが少し気がかりですが、びっしりと調教で追われていることからも問題は無さそう。
距離や初大井、初ナイターなどの条件をクリアできれば、上位争いできる器だと思います。
◎9、ノンコノユメ
〇6、クロスクリーガー
▲13、ディアドムス
△8、インディウム
△10、ライドオンウインド
今年の『岩鷲賞』はかなりいいメンバーが揃いました!
*5日水沢 第10R『岩鷲賞』1400m 16:50発走*
最強馬ナムラタイタンと、『さきたま杯』であわやの4着だったラブバレット、
どちらを本命にするか迷うところですが...
今年に入ってからの勢いをかって、ラブバレットを本命にします。
前走の『さきたま杯』は初のダートグレード参戦でしたが、自分からグイグイと動いて行って、積極的な競馬で見せ場十分でした。
かなりの強敵を相手にあの競馬ができたことは、この馬が大きく成長した証。
昨年の3歳シーズンはライズラインに敵わなかったけれど、長期休養を経て本当にパワーアップしました。
今ならばナムラタイタンにも挑めるのではないでしょうか。
ベストの距離でどこまで戦えるか楽しみです。
対抗はナムラタイタン。
鳴り物入りで岩手に移籍し、格の違いで圧勝を続けて来ました。
桐花賞でコミュニティに差し切られた時にはびっくりしましたが、今年初戦の赤松杯を快勝し、王者健在を見せつけました。
ただ、これまで後続をぶっちぎっていたことを考えると、少しレースぶりにおとなしさを感じます。
今回は1400m戦ということもあり、対抗にしました。
昨年の岩手ダービー馬ライズラインにも注目。
これまで馬券圏内を外したのは、大井での2戦と、全国交流戦のダービーグランプリのみ。
本当に堅実に結果を出し続ける馬です。
初めての1400mでどんな競馬を見せてくれるでしょうか。
中央4勝の実績を引っ下げて移籍して来たテイクエイム。
ベストは1200だと思いますが、小回りの水沢ならば1400mも問題ないでしょう。
今年の1月にも1000万条件を勝っているし、いきなり通用の可能性は高いです。
◎2、ラブバレット
〇3、ナムラタイタン
▲1、ライズライン
△7、テイクエイム
川崎競馬場で行われたスパーキングレディーカップ。
見事女王に輝いたのは、2番人気のトロワボヌールでした!
好位追走から徐々に進出し、最後は最内を突いて逃げるサウンドガガを捉えました。
初の川崎、初のナイターですが、素晴らしいレースを見せてくれましたね。
戸崎圭太騎手
「この馬にはずっと乗せてもらって、いつもいいレースをしてくれるんですが、今回初めてサンビスタに勝つことができてとても嬉しいです。
今日の雰囲気も良かったですし、状態も良かったですね。
昔は少し入れ込みがキツイ面もあったんですが、今日は初めてのナイターでも上手に対応してくれました。
レースはサウンドガガの後ろで折り合い重視でしたが、ちょうどサンビスタと並ぶ形になりました。イメージしていた通りの展開で、サンビスタはちょっと手応えが鈍かったので、『もしかしたら...』と思いながら乗っていました。
この馬は直線で必ずいい脚を使ってくれるので、今日も不安はなかったです。
どんなレースでも対応できますが、ベストはマイルだと思います。
どこからでもレースができるし、末脚はしっかりしているし。今日のレースで、さらに期待が膨らみました」
畠山吉宏調教師
「サンビスタとの対戦で、4度目にして勝てて嬉しいです。
戸崎くんがずっと乗ってくれていたので、彼にゆだねて信頼していました。
前走はここに向けてのローテーションで、あえて忙しいかなと思う『さきたま杯』を使ったんですけど、そこでもいいレースをしてくれて、成長を感じます。
レースはサンビスタと一緒に行くような形だったので、あとはさばいて来てくれよと思いながら見ていました。直線向いてから、しっかりと伸びてくれましたね。
左回りは結果を出していたけど、初ナイターがどうかと思っていましたが、落ち着いていてくれました。
今後は馬の様子と相談ですが、秋のJBCレディスクラシックを最大目標にしたいと思います」
2着は軽快な逃げから粘ったサウンドガガ。
武豊騎手
「惜しかったです...
マイペースで逃げて、自分のレースができました。ただ最後は勢いが違いましたね。
去年よりメンバーは強かったけど、状態もいいしこういうレースができればマイルでも頑張ってくれますね。
ベストはもっと短い距離ですけど、本当によく頑張ってくれました」
3着は1番人気サンビスタ。
岩田康誠騎手
「この馬のレースはできたと思うんですけど、3コーナーで手応えが怪しくなってしまって...。
コンスタントに走ってくれてはいるんですけど、今まで楽勝していた馬にあんなに離されてしまうとは...」
そして4着は、名古屋のピッチシフター。
中団から追い上げて、見せ場十分の内容でした!
大畑雅章騎手
「道中の追走も楽だったし、3コーナー辺りでは『おっ!』と思いました。今日は左回りもスムーズで、納得のレースができました。
マイルがベストなので、JRA勢相手でもどこかで一発!と思っています」
そして地方初参戦、初ダートだったメイショウマンボは6着。
武幸四郎騎手
「3コーナーまでは良かったんですけど、ここ何戦か芝の時と一緒で、勝負所で頭を上げて止めてしまうんです...。道中はホントにいいんですけど...」