2014年の全国リーディングは、276勝を挙げた兵庫の田中学騎手でした!
第2位の木村健騎手と、31日まで壮絶なリーディング争いを繰り広げ、終わってみれば2勝差のリーディング奪取☆
戦っている方々は相当なプレッシャーだったと思いますが、、、
見ている方はかなり楽しませて頂きました!
兵庫は、小牧太騎手、岩田康誠騎手の二枚看板を輩出し、昔から全国的に見てもジョッキー激戦区でした。
現在は、田中騎手、木村騎手に加えて、55歳の川原正一騎手が全国第3位と、三つ巴の戦国時代に突入しています。
そんな激戦区の兵庫で、日々奮闘している若武者たちを直撃しました!
まずは、2014年一番ブレイクしたと言っても過言ではないのが、イケメンの呼び声高い杉浦健太騎手。
公私ともに絶好調の杉浦騎手☆
2010年にデビューした年は21勝といきなり活躍!
2年目3年目は、15勝19勝と少し勝ち星が下がりましたが、4年目の2013年に39勝を挙げると、昨年大ブレイクの62勝!!
一気にリーディング8位まで上がって来ました。
「自分自身では特に変わったところはないんですけど、たくさんの乗り鞍に恵まれて、いっぱいチャンスをもらえるようになったことが大きいと思います。回数を乗ることで、レース中でも冷静でいられるようになったのかなと。
上の人たちがすごいからって、下も負けてるわけにはいきませんから。毎年、同期の田野(豊三騎手)には負けたくないと思っていて、向うも同じ気持ちだと思います。いいライバル関係なので、2人で上がって行きたいですね。
2015年の目標は、まずはベスト5に入ること!
若手のトップである、大山(真吾)騎手や吉村(智洋)騎手を超えたいです。
それに...
来年早々に結婚が決まっているので(照)、もっともっと頑張らなければという気持ちもあります。
上に負けないよう努力して、新たな杉浦をお見せできるよう頑張ります!!」
という宣言通り、今年最初の園田の重賞『新春賞』では、5番人気のニシノイーグルに騎乗し、あわやの2着に突っ込んで来ました。
今年はさらなる飛躍が期待出来そうですね!
続いては、杉浦騎手に「超えます」宣言をされた大山真吾騎手と、デビュー当時から大きな注目を集めている、鴨宮祥行騎手。
左から、鴨宮騎手と大山騎手☆
昨年の大山騎手は、82勝を挙げて、リーディング第6位でした。
「2013年が悪すぎたので、まぁまぁかなとは思いますけど。これだけ乗せてもらっているのに、もっと勝たなきゃいけないという気持ちの方が大きいです。
100勝出来るかなと思ったんですけど...、今年は絶対に100勝したいですね。
あと僕デビュー11年なので、もう若手ではないです!!!」
...失礼いたしました。
現在911勝ですから、今年は1000勝の大台達成も期待しています♪
正真正銘の若手、デビュー4年目を迎える鴨宮騎手は...
「今年は勝負を賭けます!(杉浦)健太さんも4年目で上がっていったので、僕も今年が勝負だと思っています。
やっぱり若手のトップは大山さんですから、大山さん超えを目指します!!」
ということで、やはり若手のみなさんの目標は、打倒大山騎手ということでした。
兵庫はトップ争いも熱いですが、今年は例年以上に若手の下剋上も激しそうですね。