昨日の浦和競馬場は、熱く熱く盛り上がりました!!!
並み居る中央勢を撃破して、南関東所属馬のワンツースリーという快挙☆
ゴール前の叩き合いは本当に見ごたえがあったし、いいレースを見せてもらいました。
各陣営のコメントをお届けします。
1着サミットストーン
石崎駿騎手
「ダートグレードを勝てて、本当に嬉しいです。また1つ自信になりました。
この馬はゲートの中でジッとしていないんですけど、今日はなんとか我慢してくれて、いいスタートが切れました。
エーシンモアオバーが逃げるのはわかっていましたから、その後ろに付けて、いい位置だなと思っていたんですけど...。
思っていた以上に早く止まってしまって、外から上がって行く馬もいて、ちょうど動けないポケットに入ってしまいました。前が壁になって動けず、『やっちゃったな...』と思ったんですけど、直線を向いてから内からよく伸びてくれましたね。
結果的には一度もムチを使ってないですし、今日は本当に馬に助けられました。
この後は年末の東京大賞典が目標なので、さらに強い相手になりますけど、手応えは持っています。左回りだと内にササるので、右回りの方が乗りやすいんですよ。
次もいいレースが出来るよう、また頑張ります」
矢野義幸調教師
「勝てて嬉しいですね。前にルースリンドで負けて(2009年)悔しい想いをしているので、勝てて本当に嬉しいです。
今日は状態も良かったですけど、前が詰まって4コーナーくらいで前との差がけっこうあったので、難しいかなと思いました。本来はバテない、長くいい脚を使うというレースをして来たので、今日のようなレースをしたのは初めてです。
道中で脚を温存出来たのが良かったんですかね。これでレースの幅が広がりました。
船橋に来てからは、ずっと重いのかなと思っていたんですけど、もう一段階パワーアップして、完成形に近づいた感じです。
次は大井の東京大賞典を予定しているので、馬の様子を見ながらしっかりと調整しようと思います。
応援して下さったみなさん、ありがとうございました!」
2着:グランディオーソ
御神本訓史騎手
「勝ったと思ったんですけど...。
馬も完璧な状態で、完璧に走ってくれました。あれで差されたんだから仕方ないです。
勝った馬が強かったですね」
3着:トーセンアレス
張田京騎手
「何であれで交わされるのかな...。
もう一息でしたね。自分のレースは出来たと思います」
4着:シビルウォー
岩田康誠騎手
「2コーナー手前くらいから踏んで行ったんですけど、脚は使ってる感じですけど、走り切れてないというか。
パサパサの馬場を捉えきれていない感じで、なかなか進んで行きませんでした。
次は名古屋グランプリの予定なので、巻き返したいです」
5着:グランドシチー
左海誠二騎手
「今日はちょっと体が重かったです。勝負所でついて行けなくなってしまいました。
もたれる面があるということですが、真っ直ぐに走ってくれたし、力はありますね。
ただ、今日は重かったです」
9着:エーシンモアオバー
戸崎圭太騎手
「かなり早い段階で手応えがあやしくなって、早めに交わされたくなかったので、自分から動いて行こうとしたんですけど、なかなか進んで行かなかったですね。
どうしてなのか、原因はよくわからないです」
年末が近づいて来て、年度代表馬の話もチラホラ出て来ました。
今年はここまで、ダートグレードを勝っている地方馬は、タガノジンガロとサミットストーン。
今後もダートグレード目白押しですし、年度代表馬争いにも注目です☆