今週の盛岡競馬場は、重賞が3つも行われます!
27日㈯は、1200mの短距離重賞『栗駒賞』。
28日㈰は、芝重賞『OROカップ』&中距離重賞『絆カップ』。
3つ共にいいメンバーが揃いそうですが、その中でも楽しみなのが、全国から芝を狙って強豪が集まった、『OROカップ』です!
*28日盛岡 第11R『OROカップ』 1700m 17:10発走*
ここ2年は牝馬ナターレが連覇を果たしていますが、白いお姫さまは残念ながら引退に...
今年はどんなメンバーが顔を揃えるかと思ったら、例年以上に芝適性の高い猛者たちが集まった印象です。
その中でも、本命にしたのはカリバーン。
中央5勝の実績を引っ下げて、今年大井に移籍。
大井での3戦は、勝ち星こそありませんでしたが、ダート重賞でも十分戦えることを示してくれました。
そして、前走の盛岡『せきれい賞』。
外枠から好スタートを切ると、そのまま先行集団へ取り付き、ジワリと2番手を確保。
2400m戦ということで、道中はかなりスローな展開になりましたが、それでもしっかりと折り合っていました。
3コーナー手前で吉原騎手が気合を付けると、エンジンが掛かって3,4コーナー中間で先頭へ。
直線も良く粘って、地方1勝を挙げました☆
実力はもちろんですが、スローでしっかり折り合い、GOサインに反応して加速するなど、鞍上の指示を素直に受けるこの馬は、一瞬の遅れが致命傷になる小回りコースに、すごく合っていると思うんです。
もちろん、中央の広いコースでも力を発揮出来ますが、現状は盛岡の芝内回りはベストな条件ではないでしょうか。
ここに来て、もうひと花咲かせて欲しいです!
対抗は、中央6勝の実力馬シルクアーネスト。
『関屋記念』14着の後に岩手に移籍して来ました。
ついこの前まで中央のオープンを走っていたわけで、戦って来た相手が違います。
ここ2戦は二桁着順に沈んでいますが、前々走の『エプソムカップ』は3,4コーナー持ったままで回り、直線を向いた辺りでは先頭を伺う場面もありました。
前走の『関屋記念』も同様で、道中抜群の手応えで先行集団に取り付くと、直線の入口では見せ場十分。
これが小回りだったら...と思えるような、いい内容でした。
今回地方でのレースは初めてになりますが、小回り気味の福島や小倉でも結果を出していますから、いきなり勝負出来るはず。
格の違いを見せて欲しいです。
勝負はこの2頭かなと思っていますが、他にもいいメンバーがズラリ☆
ダービー2着のスマイルジャックが久しぶりの芝参戦、前走『小倉日経オープン』で5着に頑張ったドリームバスケット、そして前走盛岡の芝重賞『桂樹杯』を7馬身差で圧勝したドリームフォワードもいます。
比較するのがなかなか難しいのですが、例年以上に面白いレースになりそうですね!!
◎13、カリバーン
〇8、シルクアーネスト
▲6、ドリームフォワード
△9、ドリームバスケット
△4、コスモセンサー