ここまで、今年のサマーセールの注目馬をお届けして来ました。
毎年、たくさん売れて欲しいと願いながら取材しているのですが、今年は本当によく売れたというか、かなりいい取引成績だったんです!
4日間全体の取引成績は、
1133頭が上場され、695頭が売却。
売却率は、61.34%という素晴らしい数字になりました。
この数字がどのくらい素晴らしいかは、過去の数字を見れば一目瞭然!
2013年 54.69%
2012年 47.56%
2011年 43.08%
2010年 40.83%
2009年 36.8 %
2008年 31.49%
2007年 32.71%
2006年 31.72%
2005年 26.73%
2004年 28.47%
この数字を見ると、10年前はサマーセールに上場しても4分の1しか売れなかったわけです。
それが今年は6割超えですから、ここまでの生産者たちの努力に、大きな拍手を送りたいです!!
わたし個人としては...
昨年から注目しているヴァーミリアンの仔が軒並み高額で取引されていたことが、とても印象に残りました。
昨年の初年度産駒から大人気で、すでに中央3勝、地方12勝を挙げる活躍を見せています!
先月札幌で未勝利戦を勝ったノブワイルド、門別でデビューから2連勝で認定競走を勝ったエンターザスフィアなどが、昨年のサマーセールで取引された馬たちです。
今年は37頭が上場され、うち26頭が売却されました!
今回のセリで、一番頭数が多く、一番売れた種牡馬です。
最高価格は、先日もご紹介した、タイキフローラ2013の1200万円。
他にもたくさんの馬たちが売却されましたから、来年のデビューが楽しみです♪
...次は、1歳馬最後のセリ、10月のオータムセールに行って来ます!!