まずは第8レースの『JBCレディスクラシック』のお話から。
勝ったのは1番人気メーデイア。
好スタートから2番手に付けると、4コーナーで逃げるトシキャンディを捉えて直線独走!
改めて、その強さを見せつけてくれました☆
浜中俊騎手
「負けられないと思っていたので、人気で勝ててホッとしています。
後ろを一回確認したんですけど、力が残ってましたね。無事にゴールまで頑張ってくれました。
地方の交流GI を初めて勝たせてもらって、ウィニングランをしたんですけど。
JBCということでいっぱいお客さんが来てて、そのレースを勝てて嬉しいです。
メーデイアについては、初めて一緒に大井で勝った時が、すごくインパクトの大きいレースでした。
これから、一緒に歩んでいけたらと思いましたね。
そこからさらに力付けてくれて、GI 馬になってくれて...。
ここまでの1戦1戦、重みを感じます。
もうこの馬には感謝しかないですね。
来年の春には第二の人生が決まっているのでGI 馬になったことは、これからの彼女にとってもいい方向にいってくれると思います。
無事に現役を終えて欲しいです」
笹田和秀調教師
「GI に格付けされて第1回目を勝つことが出来て、とても光栄です。
前走後も至って順調だったし、さらに負荷を掛けました。
普段と一緒で、自然体で臨むことが出来ましたね。
僕はプレッシャーはなかったですけど、ジョッキーは緊張していたみたいです。
確かに、オッズを見たら負けられない、ファンに迷惑はかけられないなと思いました。
今日は少しゲートの出が良くなかったですけど、ジョッキーが上手くカバーして2番手に付けてくれました。
後ろを振り返るくらい余裕もありましたね。
前は骨が弱かったんですけど、しっかり固まって、そこにいい筋肉が付いて理想の体になりました。
来年の春に引退が決まっているので、この後どういうレースに使えるかオーナーと相談します。
馬の様子を見ながらですが、ジャパンカップダートやフェブラリーステークスなどを視野に入れてます」
2着は道中メーデイアの後ろを追走し、最後まで伸びていたアクティビューティ。
吉田隼人騎手
「メーデイアを見ながら進めましたが、3コーナーでスッと動かれた時に忙しかったですね。
伸びているんだけど、前が止まらないですね...。
本当はこういう馬場は合っていないと思うんですけど、その中でこういうレースが出来たことは収穫でした。
落ち着きも出て来たし、これからの馬です」
3着キモンレッド
戸崎圭太騎手
「なるべく砂を被らないようにと思っていて、この馬場でも我慢して頑張ってくれました。
1500mでしたが、距離もやれそうです」
4着トシキャンディ
酒井学騎手
「力が違い過ぎて...勝った馬は持ったまま並んで来ましたから。
それでも、抜かれてからもバッタリ止まらなかったし、力は見せてくれたと思います」
5着は名古屋のピッチシフターが頑張りました!!!
大畑雅章騎手
「4着あるかと思いました!頑張ってくれましたね。
先生からは出たなりでと言われていて、この馬なりのレースが出来たと思います。
前に行っても、砂を被っても大丈夫だし、東海一といってもいいですね。
成長を感じるし、この先がもっと楽しみになりました」
2番人気10着だったサマリーズは、いつもの行きっぷりが見られませんでした。
内田博幸騎手
「もっと良くなる馬です。使いつつ良くなると思いますよ。
こんな惨敗する馬じゃないし、本来はもっとスピードがあるので」
牝馬の戦いは、圧倒的な力の差を見せつけてメーデイアが君臨しました☆
来年の春引退というのは寂しいですが、それまでどのレースに登場するのか注目です。
そして、今回は負けてしまった馬たちも、
JBC の舞台を経験して、さらなる成長を楽しみにしています!
特に!3歳ながら5着に健闘したピッチシフターには
これから地方競馬を引っ張って行くような女帝になって欲しいですね。