いよいよ明日から12月に突入、今年もあと残すところ1か月となりました。
地方競馬も1番の盛り上がりを見せる季節で、今月はたくさんの重賞がありますが、まずは明日1日、2歳牝馬の全国交流『プリンセスカップ』が行われます。
*1日水沢 第10R『プリンセスカップ』 1400m 15:15発走*
全国交流戦ということで、北海道から4頭、笠松から2頭の遠征馬を迎え、対する地元勢は6頭です。
まず注目したのは、地元岩手の快速娘【ワタリルーブル】。
デビュー3戦目で逃げ切り勝ちを収めると、その後も溢れるスピードを生かして逃げるレースを展開中。
前々走の『若駒賞』では6着に敗れていますが、牡馬相手に加えて初の1600m、広い盛岡のコースとこの馬にとっては厳しい条件が重なりました。
続く前走『知床賞』では、同じく盛岡が舞台でしたが1ハロン距離短縮もあってか2着に踏ん張りました。
今回は舞台が小回りの水沢コースに移っての1400m戦。
【ワタリルーブル】にとっては絶好の条件なのではないでしょうか。
対抗は道営からの遠征馬【トチノスカーレット】。
ダートグレード『エーデルワイス賞』でも5着に頑張っているように、高い能力の持ち主です。
前走は初遠征で笠松の『プリンセス特別』に挑戦しましたが、体も減っていたし道中はスムーズな競馬が出来ずに本来の力を発揮出来なかった印象です。
間隔があまりないので少し気にはなりますが、一度遠征を経験して成長している部分もあるだろうし、ここまでの実績を見ても上位の存在です。
道営から岩手に転厩して、初戦を快勝した【ブリリアントロビン】も気になる存在。
もともとレベルの高い相手に揉まれて来た馬だし、前走のレースぶりを見ても器用に動けてこの条件はバッチリです。
勝ち時計も優秀だったし、重賞でも十分戦える器だと思ってます。
◎7、ワタリルーブル
〇11、トチノスカーレット
▲4、ブリリアントロビン
△6、ミネサランサジャ
☆3、ルード