フランスのドキュメンタリー映画【ジョッキーを夢見る子供たち】の試写会に行って来ました。
[(C)2008Groupe Deux]
フランスで唯一の国立の騎手・厩務員養成の寄宿舎学校[ル・ムーラン・ナ・ヴォン]の中で、葛藤したり、憧れたり、挫折しそうになったり・・日々成長していく子供たちの姿が描かれています。
[(C)2008Groupe Deux]
日本のシステムとはだいぶ違うので、日本の騎手学校と比べることは出来ないけれど、ジョッキーに憧れ、瞳をキラキラと輝かせている姿を見ると、胸にジーンと来るものがありました。
[(C)2008Groupe Deux]
「私もあんなことあったなー」なんて思いながら・・・特に、子供たちと親たちの関係は、自分の両親の姿を思い出し、つい涙がこぼれてしまいました。
国は違えど、親の愛情というのは同じなんですよね!
そして試写会のあとに、武豊騎手と、日本人で初めてフランスで調教師免許を取得した小林智さんのトークショーがありました!これがまた面白かった〜♪
武騎手は、なんと本編にも登場しているのです!【ディープインパクト】で挑んだ、凱旋門賞の時の姿が・・
「撮ってるなんて全然知らなかったから、一言言ってほしかったです(笑)。
日本の騎手学校とは随分違いますが、この映画に出てくる子供たちは、シャンティの調教場で乗れて羨ましいですね。」
3月に開業予定の小林智さん
「フランスは自由競争なんですよね。窓口は広くて、そこから生き残るのは厳しい。国民性の違いもありますから、フランスの方は日本の騎手学校では生活できないと思いますよ(笑)。」
そして、この日はJRAの騎手候補生たちも来ていました。
憧れの武豊騎手、そしてフランスを選んだ小林氏に、たくさんの質問をしていました。その瞳はまさにキラキラ☆映画そのままの、夢に溢れている素敵な表情でした。
【ジョッキーを夢見る子供たち】は、24日から全国順次公開です。