平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
いよいよ明日(4月12日)、先日地方競馬教養センターを修了した、86期生の大澤誠志郎騎手がデビューします。
この写真の一番左が大澤騎手。
佐賀競馬場・真島厩舎所属で、兄弟子にはベテランの真島正徳騎手、下條知之騎手がいます。この環境を恵まれていると捉えるか、厳しいと捉えるかは大澤騎手自身の問題。
先日船橋に遠征に来た真島先生は、
「期待はしているよ。まぁでもだんだんだよね。」
所属騎手を3人抱えることについては、
「佐賀は騎手が少ないからね。」
真島先生は、積極的に全国の競馬場に遠征したり、騎手を育てたり・・佐賀競馬のために尽力を尽くしています。そんな前向きな厩舎からデビューする大澤騎手。明日はどんなレースを見せてくれるのか、楽しみですね〜♪
私自身のデビュー戦は、1998年10月10日第5R、2枠2番【オカノファイヤー】に騎乗。今でもよく覚えている・・頭の中が真っ白になったことを・・・
高崎では絶対NGである、内ラチ添いをずぅ〜っと走ってたんですねぇ。やっぱり、実際のレースは違うわ・・と、改めて先輩騎手たちのすごさを痛感したものです。
でも、両親や友達や親戚や色々な方が応援に来てくれて、花束もいっぱいいただいて・・私、夢を叶えて騎手になったんだ!と実感した日でもありました。
明日の佐賀競馬場第10R、5枠5番【スイングブレーブ】。デビュー戦は、一生に一度ですから、大切な思い出になるようなレースをしてほしいですね。