昨年引退した、佐賀の浅沼傑元騎手。久し振りに電話で話したんですが・・
なんか、前より声がイキイキしているのでは?!って感じ取れるほど、本人充実しているようです。
騎手を引退する理由は、人それぞれ違いますが、引退後に後悔の念に囚われることは多々あります。後悔・・という言葉を使うとちょっと暗いイメージになっちゃうけど、
「レース乗りたいな・・」と思うことは、元乗り役だったら1度や2度じゃないはず。
だからこそ、現役でいる時間は大切だし、本当にもう一度免許を取り直す人もいます。
浅沼元騎手は、騎手という仕事に人一倍強い憧れを持って競馬界に入って来ました。私が出会った中で、ここまで熱狂的に憧れを表に出している騎手志望の人はいなかったので、けっこうビックリしたことをよく覚えています。
現役時代も、騎手であることに誇りを持ち、常に努力を続けていました。
そんな浅沼騎手の突然の引退だったので、今後はどうするんだろ・・と内心思っていたのですが・・
就職先のシンボリ牧場で、やりがいのある毎日を過ごしているそうです。私もそんな話を聞いて、ホントに嬉しかったし、パワーをもらいました。
橋本広喜元騎手が撮影した、最近の浅沼傑元騎手。なんだかとっても貴重な写真です。
牧場の調教は、競馬場の調教とはまた違ってきますが、他のスタッフの方々とのコミュニケーションもよくとれていて、期待馬の騎乗もまかされたりと、信頼関係もバッチリ☆
そして、なんと奥様が3人目を妊娠中ということですから、季節は冬真っ只中ですが、浅沼家は春爛漫といったところでしょうか。
奥様曰く、
「引退することは自分一人で決断して、こっちがビックリするくらいスパッとしてました。精一杯頑張ってきて、悔いが残ってないみたいで良かったです。今はなんだか平和な毎日です♪」
今年中には3人の子供のパパとなる浅沼元騎手。後輩のくせして・・生意気だぁ〜