お次は2年連続優秀女性騎手賞を受賞した、高知の別府真衣騎手。
写真は授賞式終了後のお疲れ様会にて。
昨年のNARグランプリの表彰式で、
「来年はこの場所に一人で立ちたい」と語っていた別府騎手。有言実行となりました。
今年はまだ2勝と苦戦していますが、
「毎年寒い時期は苦手なんです。暖かくなったら良くなるはず。」
と、牝馬のようなことを言う。屈託のない笑顔が、本当に可愛い(≧ω≦)もぉ、髪とかグチャ〜ってしたいほど可愛い!
でも別府騎手、可愛い顔してかなりの勝負師。
「(今年のLJSは)同点でも2位は2位。今年こそ優勝したい!」とキッパリ。なかなか、こんなにハッキリと目標を言うジョッキーは珍しい。性格はいたって男前なのです。
「今年の目標は、LJS優勝と、去年より1つでも多く勝つことと、来年のこの場所!」
おぉ〜3つもですか?!でも別府騎手なら、達成してくれそう。簡単ではないけどね。でも達成してほしいなぁ〜。
こちらは特別賞の小林俊彦騎手。
3000勝を達成しての受賞です。
今回の3000勝達成時には、直前まで知らなかったそうで、気が付いた翌日の達成となりました。
「1000勝した時には、3000勝なんて夢のような数字だったけど・・・気が付けば3000勝してた。」
岩手はリーディング争いがとても激しい競馬場。その中で4回のリーディングに輝いている小林騎手。
「菅原さんはいい目標。追いつけ追い越せでね。1つ上の先輩で、学校時代から知ってるから。周りからはライバル同士として見られているけど、本人同士は別にそんなことない。」
こういう関係って、素敵ですよね〜。若いジョッキーたちが、俺もあんな風に・・って憧れる2人ですよ。
ベストフェアプレイ賞を受賞した菅原勲騎手も、
「岩手は自分と小林くんとで引っ張ってる感じなので、いいライバル関係だよね。」
小林騎手が3000勝を達成した翌日に、3500勝を達成した菅原騎手。この辺でもライバル関係が伺えますね。
川崎でお会いした時も思ったけど、すっごく活き活きした表情をしています。
「南に来るのを楽しみにしてたからね。楽しみで来て、楽しんで乗ってるんだ。」と本当に嬉しそう。
「今は南で乗ってるけど、やっぱり岩手の馬で南や中央で活躍したいね。」
【メイセイオペラ】の夢よ再びです!!
今年も行って来ました!NARグランプリ2007の授賞式☆
会場は目黒の雅叙園ということで、ものすごくハイソで厳粛な感じ。。毎年緊張するんですよね、この雰囲気。
さっそく井上オークスさんを発見。知ってる顔を見ると、なんだかホッとします。
お花がかわゆすなオークスさんでした(≧▼≦)
続いて我らが大先輩、吉岡牧子さんとパチリ☆
久し振りにお会いしたもんで、話したいことがたまっていた私は取材そっちのけで吉岡さんと話しこんでました。やっぱり吉岡さんと話すと、もんのすごく落ち着くんですよ。すごいジョッキーですけど、癒し系なんですよね。
さてさて、それでは受賞者の方々のインタビューです。
まずは優秀新人騎手賞に選ばれた、ばんえいの西謙一騎手から。
西騎手はとても背が高く、ロンゲでイケメンなんです♪JRAの武幸四郎騎手にどことなく似ている気がしました。
今回、優秀新人騎手賞の受賞はばんえいの騎手としては15年ぶり2度目のことです。西騎手のお父様は現在も活躍されている現役ジョッキーの西弘美騎手。ばんえいでは初の親子ジョッキーなのです。
・・受賞を聞いた時はいかがでした?
「ホントかな?って感じでした。」
・・お父様はなんて?
「伝えてないんですよ。親戚に聞いて知ったらしいです(笑)。」
・・免許試験を受けていた頃は、存続に揺れてましたが?
「他の仕事も考えましたよ。例えば工場とかね。でも残って本当に良かったです。」
・・デビュー戦はどうでした?
「ゲート開くまで振るえが止まんなかったです。」
・・初勝利は?
「微妙な着差だったんで、勝ったかわかんなかったけど。同期が先に勝ってたんで、追いついてホッとしました。」
・・今年の目標は?
「3歳の3冠レースに出たいですね。【ドラゴンスーパー】っていう馬に期待してるんです。ずっと自分で乗ってる馬で。」
飄々としていて一見クールに見える西騎手ですが、愛馬の話になるとやっぱり熱い!そして「ばんえいを全国の人に知ってもらいたい」と言ってました。
今回15年ぶりの受賞は、ホントにすごいことです!別に平地ジョッキーだって、レベル高かったんですよ。そんな中での受賞ですから!この先のばんえいを引っ張って行くジョッキーです☆