今日は大井競馬場へ。
昨年のNAR年度代表馬であるアジュディミツオーが、強い勝ち方をしました。
返し馬で、初の生ミツオー君の走りを見たけれど、筋肉ムキムキの身体で、とても柔らかそうな飛びをしていました。
飛びや背中が柔らかいというのは、走る馬の条件の1つですよね。
私が出会った競走馬の中で、びっくりするくらい背中が柔らかかった馬は、
・ヒロベスト(JRAの富士Sにも出場した、高崎のオープン馬。)
・リキアイフルパワー(高崎大賞典2連覇を果たした、高崎を代表する名馬。)
私のデビュー直後に、
「ジョッキーは、走る馬に競馬を教えてもらうんだぞ。」と、関係者の方々にこの2頭の調教に乗せてもらったのだけど、本当にその通りで、
「背中が柔らかいというのは、こういう事を言うのね!」と衝撃を受けた事を良く覚えている。
あと、2頭に共通していた事は、体感速度が遅い!1ハロン18秒代で走っているつもりが、16秒代だったりする。逆に硬い馬やこずんでいる馬は、体感速度がえらく速い。
この2頭の名馬に出会った事で、色々な事を教えてもらい、競走馬を尊敬するようになりました。
ヒロベストは全身がバネのようで、とにかく走る事が大好きだった。
リキアイフルパワーには1度しか騎乗した事がないけれど、ものすごく賢くて、鞍上が主戦ジョッキーではなくヒヨッコである事を認識し、私に合わせて優しく優しく走ってくれた。
あの背中の感触、今でも忘れない。例えて言うなら、キントウンに乗ってる感じ?(乗った事ないけど。)
あぁ〜馬に乗りたいな・・と思い、東京近郊の乗馬クラブを調べてみると、あらあら・・随分お高いのね・・。
仕方がないので、ロデオボーイ(フィットネスマシーンです。)で我慢している、今日この頃の私です。