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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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ブラックオーメンの勢いに乗ろう!

 もうすぐ11月も終わりで、今年も残すところあと1ヶ月。早いものですねえ。そろそろ年賀状の用意を・・・なんて考える時期なんですが、岩手競馬はこの12月が遠征ラッシュになりそうで、残る1ヶ月もあっという間に過ぎてしまいそうです。
 そのトップバッターになるのが12月6日のクイーン賞に出走するサイレントエクセル。岩手史上最強牝馬の呼び声も高い同馬がグレード獲りに向かうわけですが、このクイーン賞、ダートグレードレースでは初めてハンデ戦で行われるという事で、先日、出走登録馬のハンデが発表になりました(こちら)。
 ここでサイレントエクセルは54kgのハンデを与えられましたのですが、このハンデ、私はけっこう見込まれたな、と感じました。
 地方最高は船橋所属のトーセンジョウオーなんですが、同馬はJRAから移籍した後まだ出走しておらず、これはJRA所属時代に挙げた牝馬G33勝でのハンデ。それ以外で見れば大井・アウスレーゼ、川崎・テンセイフジ、愛知レイナワルツ、そしてサイレントエクセルの4頭の54kgが実質的に最高ハンデと言えます。
 そして、例えばレイナワルツは昨年のJBCクラシック3着をはじめダートグレード入着7回を数える強豪、テンセイフジは昨年の関東オークスG3勝ち馬、アウスレーゼはここに来て地元重賞連勝中。
 それらに比べれば、重賞4勝とはいえ地元馬相手がほとんど、グレードレースではダービーグランプリ3着が目立つだけのサイレントエクセルが同斤量というのは、つまり彼女の力がかなり高く評価されているという事なのかな、と。私は53か53.5kgだと想像していたんですけどねえ。
 まあ、JRAのグレード勝ち馬たちから−3.5〜−1kgなら、これは十分いい勝負ができると思います。ハンデ戦は「ゴールで横一線になる様にハンデを決める」と言われますが、できればその中からサイレントエクセルが抜けだしていて欲しいな。


 月曜メインはB2級特別の寒風山特別です。どこからでも狙えそうな好メンバーですが、私は前走快勝のブラックオーメンの勢いに乗ろうと思います。
 ちょうど2週前の楓賞、中団からひと捲りに捲って突き抜けてしまったブラックオーメン。これでここ10戦は5勝2着2回、完全に波に乗ったと見ていいでしょう。各馬の対戦成績でも、前走の勝利をもって今回の出走馬ほとんどを負かしてしまったと見て可。確かに前走はこの馬向きのコース状態でもあり、それゆえ余計に強さが目立ったとは感じますが、元々戦法に幅がある馬ですから、少々の混戦は問題ないと思います。2連勝の勢いに乗る!
 対抗はワラッテオクレヨ。前走はブラックオーメンにしてやられたうえに連勝も4でストップしたわけですが、前走を見た感じ、B2級の流れに戸惑っていたように思えます。昇級2戦目のここは慣れが見込め、前走の轍は踏まないだろうと期待。

 もう一頭も楓賞組からマルカスティンガー。自力勝負で勝ちにいっての2着は仕方のないところですが、マイル戦なら前走以上に自力で動いても大丈夫そう。こちらも2度同じ負け方はしないと見ます。

 以下となるとかなり悩むのですが、まず先行できそうなヤマニンシンバルを押さえておきましょう。7歳牝馬だけに以前ほどのスピードはなくなっていますが、戦法自在、B1級ならまだまだやれる馬。ここに来て調子も上向きに感じます。もう一頭は穴でブラインドタッチ。

 買い目は6枠7番ブラックオーメンから2、4、9、10へ。1頭軸の相手はBOXでガツンと行ってみましょう。

2006/11/26
レース展望

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