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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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10月1日メインは2歳馬による盛岡ダート1400m戦。噂の大物ネバーオブライトが登場!

 30日(日)メインは2歳馬による特別「第7回若松賞」(盛岡ダート1400m)。1、2着馬には10月15日に行われる地方競馬全国交流「第26回若駒賞」への優先出走権が与えられる。
 当初、16頭の登録があった同レースだったが、回避馬が続出。結局、7頭立ての少頭数となってしまったが、これには訳がある。ネバーオブライトが出走するからだ。
 9月9日、水沢850m戦で行われたJRA新馬認定競走に、ネバーオブライトが8頭立て2枠で出走。スタートはそう目立ったほどではなかったが、加速がついてからはグングン後続を突き放して直線に入ると独走状態。2着ゴッデスフラワーに3秒もの大差をつけて圧勝した。
 この着差、最近ではちょっと記憶になかったのだが、もっと驚いたのが走破タイムだった。電光掲示板にはレコードを意味する点滅が繰り返されていたが、その数字が49秒8!従来のレコードは2001年9月15日、ニッショウウララ(54キロ・葛山晃平)の51秒1。
 これもちょっとやそっとじゃ更新できないタイムだったが、ネバーオブライトは水沢850m、夢の50秒突破を果たしてしまったのだから、驚きは半端じゃなかった。
 伏線はあった。その時、コンビを組んだ村松学騎手は8月26日、同じ水沢850m戦の認定競走でクールビズ(父ヘクタープロテクター)に騎乗。同馬は能力検査でも好タイムをマークし、村松騎手はレコード樹立を狙っていたが、レコードタイの51秒1。
 これは村松騎手も悔しかったようで今回、ネバーオブライトでは何が何でも更新する意欲満々で、最後まで本気で追っていた。その結果がレコードにつながった訳だが、まさか50秒を切っていたとは本人も思わなかったに違いない。
 ネバーオブライトの父はウェイオブライト(その父ウッドマン・ミスタープロスペクター系)で現役時代、G?・グランクリテウム(芝1600m)を制し、フランス2歳チャンピオンに輝いた快速マイラー。そして母ジェベルネバー(父フォティテン)はジェベルリーヴァ、ジェベルワンダー、ジェベルトゥルーなど岩手で活躍馬を出し、ファンもお馴染み。
しかも牡馬に加え、デビュー戦542キロで出走した大型馬。いわゆるピッチ走法ではなく、大きなストライドで驚異のレコードをマークしたものだった。
 そうであれば距離が延びても問題はなく、血統的にはマイル前後までなら十分に対応可能だ。今回の条件、盛岡ダート1400mならもちろん守備範囲内だろう。
 あとネックとなるのは初の輸送競馬と盛岡初の左回りだが、それらは天性のスピードがカバーしてくれるに違いない。今年はパラダイスフラワーといい、ボスアミーゴといい、2歳馬が元気一杯。そこにネバーオブライトも強いレースを見せてくれれば、明日のスターホースが目白押しとなりそうだ。
 一方、パチョリも素質的には決してヒケを取らない。ジェイドロバリー産駒の英国生まれでご存知、ダーレージャパンの所有馬。
 デビュー戦芝1000mでは痛恨の出遅れを喫しながら、直線鋭く伸びて2着を確保。続くビギナーズカップはソエが出たため、無理をせず出走を取り消したが、その選択が功を奏し若鮎賞は5着だったが、特別・りんどう賞はオペラダンディーの2着。そして前回、認定競走(盛岡芝1000m)を順当に制してこのレースに臨んできた。
 パチョリの最大のセールスポイントはレースセンスの良さ。馬格的には440キロ前後(デビューする前は420キロぐらいだった)の牝馬で決して目立つ訳ではないが、どんな流れにも対応できる器用さを持っている。砂を被ると若干嫌がるが、ネバーオブライトより外の6枠ならまず問題なしと見ていいだろう。
 アンダーボナンザ(父スキャン)もなかなかスケールの大きいレースを披露している。デビュー戦の芝1000mは適性がなかったようで6・3秒差の大差負けだったが、2戦目は盛岡ダートに替わって3着。続く3戦目に逃げ切って初勝利をあげ、前走・4戦目は出遅れて後方からの競馬だったが、豪快なマクリを決めて2連勝を飾った。
 母アンダースワローは、その母アンダーカラードから続く岩手の華麗なる一族。現役時代には怪物スイフトセイダイに初めて土をつけ、中央転出後もオープンで快勝した強豪牝馬だった。
 アンダーボナンザは逃げて良し、差して良しのオールラウンドプレイヤー。ここで好勝負を演じるようなら母と同じか、それ以上の出世ができるかもしれない。
 以下、差し脚が堅実なソード(父ブラックホーク)、昨年の年度代表馬マツリダパレスの妹マツリダランラン(父ダンツシアトル)にもマーク欠かせず、少頭数ながら非常に楽しみな一戦となった。

◎ ?ネバーオブライト
○ ?パチョリ
▲ ?アンダーボナンザ
△ ?ソード
△ ?マツリダランラン

3連単は5を1着固定に6、4を2、3着折り返し。3、2は3着押さえ
馬複は5−6、4−5、3−5、2−5

<お奨めの1頭>
9レース インターサウンド

前回も推奨したが、3着に敗れてしまった。申し訳ない。しかし実力A1級にはいまだ疑いなしだし、今回はB1級に降格なら不動の本命だ

2006/09/30
レース展望

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水沢第10レース  第7回阿久利黒賞 (ダート1600m(右)16:10発走) ◎ネバーオブライト ○セイントセーリング △ハルサンヒコ △ソード △カネ... [詳しくはこちら]

トラックバック時刻: 2007年5月13日 04:27

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