今年のオッズパークグランプリは、本当にお天気に恵まれました!
わたしはダウンコートを着て行ったのですが、
笠松駅を出て階段を上り、競馬場内に入った時にはもう汗だく...。
早々に脱いだんですが、結局夕方までコート無しで過ごせました。
場内は本当にたくさんのファンの方々で賑わっていて、
改めてラブミーチャンの人気を感じさせてもらいました。
パドックでは最後方を歩いていたミーチャン。
普段笠松では、柳江先生は曳かないそうなんですが、
今回はミーチャンの様子を確かめたくて曳くことにしたそうです。
見た目では、ちょっと気合が乗ってるな~興奮してるのかな~、という印象でしたが、
若馬の時もそうだったし、これが本来の姿ということです。
福永祐一騎手を乗せて馬場入りした時には、ジャンプしたりしてかなり元気良かったので、
「これは...どっちなんだろう」と一瞬不安に感じてしまいましたが、全く問題なかったですね。
前回の速報にも載せましたが、この後は高知『黒船賞』へ向かうとのこと。
その前哨戦として理想的なレースが出来ましたから、さらに強敵が集まる次走でも、
ミーチャンらしい競馬を見せて欲しいですね。
2着だったナイキマドリードは、長距離遠征にも全く動じることなくどっしりとした歩きで、
さすがダートグレード勝ち馬という堂々としたオーラを放っていました。
レース後に福永騎手が「さすが」と称えたように、ラブミーチャンを追いかけて、
直線も最後まで追い詰める、白熱したレースを見せてくれました。
川島正太郎騎手
「頑張ってくれたんですけど...。やっぱりラブミーチャンは速いですね。
今日は外枠だったし、内を見ながらレースしようと思ってました。
思い通りのレースが出来たけど、相手が一枚上手でした。」
ただ、僕の馬も最後まで諦めずに走ってくれたし、
明け7歳になっても衰えは全く感じないです」
今年は戸崎圭太騎手のJRA移籍により、川島調教師が正太郎騎手に
乗せていきたいというコメントがありました。
そのことを伺うと...
「僕自身が、早く追いつかないと。もっともっと頑張らないといけないし、
頑張るだけじゃなくて成長していかなきゃいけないと思ってます。
ホント、まだまだです」
と、デビューの頃から変わらぬ謙虚な姿勢。
大きなプレッシャーもあると思いますが、次代を担う若武者として、
活躍を期待しています!
3着は佐賀代表エスワンプリンス。
久しぶりの1400m、さらに馬群に揉まれて道中戸惑う場面もありましたが、
最後までしっかりと伸びてくれました。
鮫島克也騎手
「揉まれたことないから、道中はびっくりして頭上げたりしていたけど、
よく辛抱して頑張ってくれましたね。もともと、2000より短い方が合うと思ってたし、
久々の1400mでも問題なくついて行けました。
初めての場所だと体重計に乗るみたいだし(笑)
またちょうどいいレースがあれば全国に行きたいです」
鮫島騎手としては、ハナに行ってもいいと思っていたそうですよ。
このメンバーでそう考えるということは、テンのスピードはやはり相当なもの。
今回は揉まれる競馬も経験したし、明け4歳でまだまだ成長の余地もありますから、
佐賀代表として全国を席巻して欲しいです!
さらに今回は、誘導馬も戦国をイメージした衣装で登場☆
かなりインパクトが強いですよね。
ファンの方々もたくさん写真を撮ったりと、レースを大いに盛り上げてくれました。
今年のオッズパークグランプリは、勝った馬も負けた馬たちも、
未来に繋がるレースだったと思います!
次はどこで開催するんでしょうか♪