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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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  • 加瀬 加奈子選手
    (2017/01/30)

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加瀬 加奈子選手

ガールズ1期生としてデビューし、創成期からガールズケイリンをけん引してきた加瀬加奈子(かせ かなこ)選手(新潟)。2度の大きなケガを乗り越え、再び頂点を目指します!

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赤見:加瀬選手といえば、102期(ガールズ1期)としてデビューし、ガールズケイリン創成期から活躍を続けていましたけれども、2015年12月にレース中の落車により大ケガをされました。すでに無事復帰を果たしましたが、相当大きなケガだったそうですね。

加瀬:はい。急性硬膜下血腫といって、脳に影響のあるケガでした。死にそうだったというか、「よく生きてたね」って言われるレベルで。自分では次の日から普通だと思っていたんですけど、何十回もトイレに行ったり、5回くらい同じことで師匠に電話したり...。脳のひだが委縮して伸びてしまっている状態だったそうなんです。

赤見:それほどのケガだったとは...。でも3月にすぐ復帰していますよね?

加瀬:骨折とかではないので、体は動くじゃないですか。だから、トレーナーさんについてもらって、フラフラになりながらもトレーニングしてました。気持ちはすごく複雑で、何でわたしが...とか、悔しさとか悲しさが強かったですけど、辞めたいっていうことは一度も思わなかったですね。選手に復帰できるのであればやりたいって思いました。

赤見:恐怖心はなかったですか?

加瀬:それが、落ちた時のこと全然覚えてないんですよ。だから恐怖心はまったくないです。母親にはすごく心配もかけましたけど、もともとあっけらかんとした人なので、「自分で選んだ仕事だからね」って言ってました。ただ、他の選手の違反行為があってわたしが落車してケガをしたので、違反した選手は1か月のあっせん停止なのに、その後も数か月間にわたり苦しんでいるわたしの姿を見るのは辛かったみたいです。

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赤見:3月に復帰して、すぐまた休んでますよね?

加瀬:それがね、競輪ではなく今度は競技中に落車したんですよ。日本選手権だったんですけど、また違反行為されて落車して、今度は外傷性くも膜下出血でした。ただこの時のこともまったく覚えてないんですけど(笑)。

赤見:この時も6月に復帰と、かなり早かったですね。

加瀬:もちろん、態勢が整ったから復帰したんですけど、今のガールズはルール上長期的に休めないシステムになっているんですよ。みなし点ていうのがあって、それが42点になるとクビの対象になっちゃうんです。去年は前半のレース数が足りなくて40点もらっちゃったので、そんなに休んでいられないなと。

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赤見:復帰してから、走り自体はいかがですか?

加瀬:成績にも出てますけど、最初はもどかしかったです。今までできたことができなかったり、思うように走れなくて...。本当に悔しかったですね。ただ、トレーナーさんから「あれだけの大ケガして、明日いきなり強くなりたい!っていっても無理だから。徐々に取り戻そう」って言われて、本当にその通りだなって思いました。そこからは、「復活できるってことを見せてやろう!」って気持ちでコツコツやってます。

赤見:心が折れそうな時はなかったですか?

加瀬:そりゃありますよ。精神的にはけっこう落ちたりもしました。そういう時、周りの人たちが支えてくれて。母は大らかな人なんで、「生きてるんだから大丈夫」って言ってたし、師匠も「お前は強いんだから大丈夫だ」って背中を押してくれました。それに、ガールズの選手だったりファンの方だったり。本当にたくさんの方々に支えてもらいました。

赤見:加瀬さんは長岡市役所を辞めてガールズケイリンの世界に入ってきたそうですが、安定した仕事から激動のプロ生活を選んだこと、後悔したことはないですか?

加瀬:ないですね。市役所での仕事は第5保健課といって、おじいちゃんやおばあちゃんに体操を教えることだったんですけど、その仕事も好きでした。平行してトライアスロンをやっていたんですけど、「バイクの加瀬」って言われるくらい自転車が得意で。周りに進められて競輪に転向しました。まだガールズができる前で、弥彦村が立ち上げたクラブスピリッツっていう育成プログラムに参加するために市役所を辞めたんです。30歳だったし、第二の人生を始めるなら今だなって。大好きな自転車でお金が稼げるならって、迷いはありませんでした。

赤見:実際に競輪選手になってからはいかがですか?

加瀬:ガールズ1期ということで、学校の先生たちも手探りでしたし、デビューした時もまだ少ない人数で戦っていました。ただ、面識のない方から「がんばれ!」って言ってもらったり、出待ちしてくれるファンの方やプレゼントを下さる方もいて、芸能人みたいだなって思いました(笑)。それに、勝っても負けてもヤジられるんですよね。「お前は2着でいいんだよ!」とか、「なんで負けたんだ!死んじまえ!!」とか。散々言われて強烈でしたけど、人様がお金を賭けている、ということを痛感しました。

赤見:では、今年の目標と、オッズパーク会員の皆さんにメッセージをお願いします。

加瀬:今年の目標は完全復活です!タイトルを獲って年末のGPに出て、そこも優勝したいです。そのために一年がんばります!他の選手もみんな一生懸命がんばっていて、誰が勝ってもおかしくないので、ぜひいろいろなパターンで車券を買って楽しんでいただければと思います。


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※インタビュー / 赤見千尋
※写真提供:公益財団法人 JKA

2017/01/30

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