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デビューから21年、ついにSG初制覇!!!!|篠原 睦選手

飯塚所属の26期。飯塚を代表する選手の一人。しかし、今年はなかなか成績が振るわず。普通開催でもなかなか優勝できず、それどころか優出回数も減っていました。そんな中、迎えたオッズパーク杯SGオートレースグランプリ(以下グランプリ)。SG初制覇という最高の結果が待っていました。どんな思いでSGを迎え、優勝戦に臨んだのか。その時のお話を聞いてきました。

(取材日:2021年9月7日)

インタビュー / AKI

atsushi_s_20210922_01.jpg

AKI:グランプリ優勝おめでとうございます!!

篠原:ありがとうございます!

AKI:SG初制覇!!お気持ちいかがですか?

篠原:少し夢心地の期間もあったけどだいぶ実感してます。賞金ボードを掲げたりするのには憧れてたし凄く嬉しかったね。

AKI:今年は良い状態の時と比較すると少し落ち気味だったと思いますが、振り返っていかがですか?

篠原:そうですね。晴れに関しては特にダメでした。グランプリ前も結果を出せていなかったので、良い状態では臨めていませんでした。グランプリは天候に恵まれた感じです。まさか優出もできるなんて思ってもいませんでした。

AKI:2日目から天候が不安定になり、走路も斑や湿浪路に。不安定コンディションでの車の状態はいかがでしたか?

篠原:上手くこなせたなぁ、着を拾えたなぁ、という感じ。決して、濡れた走路でも"良い状態"という感覚はありませんでした。一本道に助けられた。スタート切れば!という走路コンディションだったので。

AKI:そのスタートの切れはいかがでしたか?

篠原:思いっきり切るというより、空回りだけ気をつけて切っていた感じ。晴れのように思いっきりふかして切ったら絶対だめ。エンストするんやないかな?くらいふかさないで切っていました。自分はどこの場でも走路が濡れてると空回りしやすい。なので"スタート行きたい!!"という気持ちを抑えながらどれだけ切っていけるか。不安定走路のスタートは自分との戦いです。不安定な走路で思いっきりスタート切れる人は凄いと思う。

AKI:そのスタートがうまくいったワケですね!そんな中、迎えた優勝戦。斑走路。スタートラインに立った時はどんな思いでしたか?

篠原:案外楽な気持ちで臨めました。2枠というのが良かったかな。1枠だったらまた心境が違ったかもしれないですね。もっと力が入っていたかも。けど、2枠で"上手くいけばトップスタート、悪くても2番手"という気持ちでスタートラインに立てました。良い2枠でした。

AKI:一度目、フライングがありました。あの時はどんな心境でしたか?

篠原:あのフライングがあって「あら?意外に空回りしない。」と思って2度目はもう少し攻めようと思いました。優勝戦は思ったよりも走路の水気が引いて3日目、1着の時の走路に似てる感じ。イメージ良く2度目のスタートを切ることが出来ました。

AKI:1度目も2度目も3枠の重富選手(飯塚27期:重富大輔選手)が良いスタートを切っていましたよね!

篠原:速かったね~。多分、晴れと同じ感覚で切れるタイプじゃないかな?1度目は結構先に行かれた感じがあったので「あれ?(フライング)大輔やない?」と思いました。大輔じゃなかったのでかなり良いスタートでしたね。2度目の方が出られてなかったので凌げました。

AKI:スタートから10周回先頭キープ。長く感じませんでしたか?

篠原:長かったね。けど、ビジョン見ながらマイペースに走れたかな。キツいながらも余裕はあった。"コースさえ外さなければ"という思いでした。圭一郎(浜松32期:鈴木圭一郎選手)はミス待ちやったやろうね。今までSGの優勝戦を走っていて周回盤を見ると大概残り5、6周とかで「まだ5、6周もある。」ってなるんやけど、今回はスタートでトップだったからしっかり"10周"から見てしまって。「うわ!!まだ10周ある!!」とはなりましたね(笑)けど、思ったより10周は短かったです。

AKI:どのあたりで"優勝"が見えてきましたか?

篠原:6周あたりで「あれ?やられんなぁ」と思って。段々周回数が減っていくにつれて「お?」「おぉ!?」「あるんか!?やばいぞ!!?」と思っていました(笑)そうなってくると力も入ってきましたね。まぁ、最初からガチガチだったけど(笑)

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AKI:10周回走り切ったゴールの瞬間はどんな思いでしたか?

篠原:「どうした!?あれ!!?」ってなっていました。びっくりしましたね。SG前の状態や、初日のレースを振り返ると優勝なんて結果を全く想像が出来ませんでした。本当に全部が上手くいってくれた。優勝戦の走路は水気がなくなるかなぁと思ってタイヤを晴れ用のもの、準決のタイヤで行っていました。初乗りの変なタイヤを着けるより準決のタイヤで行こうと。それで思ったよりも走路が乾かず、タイヤの高さが足りなくても仕方がないと思って臨みました。そこも結果いい感じの走路になってくれました。

AKI:SG初制覇の喜びが表彰式で出ましたね!

篠原:出てた?(笑)賞金ボード掲げるのが夢やったんよ。本当はもっとスカして泣きたかったんやけどね。泣きたかったんやけど、とにかく周りが泣きすぎて。特に同期が結構泣いていて自分が泣くタイミングを逃しました(笑)けど、同期が自分を思って泣いてくれたことは本当に嬉しかったですね。自分以上に周りが喜んでくれた。伊勢崎初優勝、全場制覇も嬉しかったし、プロフィールのSGのところに「×1」ていうのが本当に嬉しいね!

AKI:ご家族も喜んでくれたんじゃないですか?

篠原:そうですね。親戚、親父(山陽6期:篠原忠次元選手)の兄弟も凄く喜んでくれました。

AKI:結果的にGIのタイトルを飛び越えてSG制覇ですね!

篠原:ね!不思議やけどこんなもんなんかな。運が良かったよ。チャンスとは周りに言われてたけど自分では「そんなことないやろ」と思っていた。それに、自分の中で期待しすぎないように、楽に臨めるようにしていました。想って獲れるんやったらみんな想う。けど、SGタイトルなんて想いだけで獲れるもんじゃない。だから、考えすぎないように。というか昔からそんな考えるタイプでもなかったからね。そりゃ、No. 1になりたいとか、そういう想いも昔からあるけど、気合だけでこなせる職業じゃないしね。

AKI:SGが終わってから、また少し苦戦している印象です。

篠原:そうなんです。やっぱり元々エンジンは良いというわけではなかったから、ハンデ戦では優出すら出来なくなってしまいました。全然ダメやね。とにかく整備して何かしら良くしたいとは思っています。少しずつセッティングを扱って。整備の面はやっぱり親父にはかないませんね。SGもほぼ運ですよ。そんな中、自分で良いと思うのはスタート力くらいかな。けど、それが1番デカいと思う。それがなかったらSGも獲れんやったやろうし。

AKI:そのスタートも新型クラッチに替わって少しの間苦労されましたよね?

篠原:しましたね。今でもまだ。旧型のキレの方が良かったです。昔ほど威力はないね。雨の空回りも新型になってからしやすくなったし。後は、選手間のスタート力の差がなくなりました。自分の威力が落ちた分と、差がなくなった分と。もう少し切っていけるようにしたいね。これからも地道にマイペースに頑張ります。

AKI:通算勝利回数も1000勝まであと40勝(2021年9月10日現在)となりました!1000勝に対しての意識はどうですか?

篠原:1000勝に関して意識はないね。勝利数よりも優勝回数が多い方がすごい事だと思う。勝ち上がってきたメンバーの中で最後きっちり決める。勝負どころで勝てるっていうのがやっぱり凄い。その1Vの重みは凄い。だから1000勝は意識していません。50V...頑張ってみようかな。

AKI:弟子の吉松選手(飯塚33期:吉松優輝選手)も頑張ってますよね!

篠原:優輝は順調すぎるくらいだよね!怪我も多いけど、こんなに優勝できるとは最初来た時思っていませんでした。飯塚の同期の中でも遅い方だったし。これは本人の努力だね。てる(飯塚29期:田中輝義選手)が面倒をしっかり見てくれるし。いつかは自分を超えてもらわないといけないから。自分も頑張って、高いレベルで優輝に追い抜かれたいね。かわいい弟子です。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

篠原:いつも応援してくださるファンの皆様、本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします!

(写真は伊勢崎オートFacebookより)

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2021年9月23日

オートレースに出会えて幸せ者です!|永井 大介選手

川口所属の25期。ここまで、いくつものグレードレースのタイトルを獲得してきました。しかし、2018年からグレード優勝から離れ苦しい時期が続き、今年の前半は普通開催すら優勝が出来ず低迷していました。しかし、7月に行われた飯塚の特別GI共同通信社杯プレミアムカップ(以下プレミアムカップ)で優勝!相性の良い大会で永井選手の強い走りが復活しました。その時のお話や、近況のオートレース界のこと、船橋が廃止になってからの思い、ファンへの気持ちなどお話していただきました。

(取材日:2021年9月1日)

インタビュー / AKI


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AKI:プレミアムカップ(2021年7月25日)優勝おめでとうございます!

永井:ありがとうございます。

AKI:今年はなかなか調子が上がらずという中での優勝でした。振り返っていかがですか?

永井:記念を勝ったのいつ以来なんだろう?というくらい遠ざかっていました。正直今回も勝てると思っていませんでした。優勝戦では勝ちにいく!!という枠(7枠)でもなかったですし。内枠に入っていれば「勝つぞ!」という欲も出てくると思うんですが、やっぱり大きな舞台での外枠は厳しい。もちろん優勝はしたいんですけど。なので今回は欲が凄くある状態ではない中での優勝でした。こういう気持ちで勝てたのは初めてかもしれません。

AKI:今までの調子などを考えると優勝戦に乗れたということも大きかったんではないですか?

永井:そうですね。後は、クラッチが新型に変わってからスタートが難しくなって。後は、歳だからだとは思うんですが、時計が少し見辛くなっていました。夜は光が膨張しちゃう感じ。そういうので、昼のスタートタイミングはバッチリでも夜になるとタイミングが大きくなったりしたこともあって、去年からはフライングも増えてしまっていました。苦労していましたね。そんな中でも、パーツを交換したり仕事はするようにしていました。それでもなかなか結果が出ず、今までのようにトントンとはいきませんでしたね。

AKI:色々なことが重なって、さらに年齢のことも感じられていたんですね。

永井:若い時、24~26歳の時も成績が落ちて普通開催でも優勝出来ない時があったので、今回も「そんなもんなのかな~」と思うこともありました。けど、年齢のこともあるし、周りも凄く努力している。色々考えちゃいましたね。昔のようにガツガツすることも出来なくなっていきますし。

AKI:環境や年齢と上手く付き合っていかないといけないわけですね。

永井:そうですね。体力的な部分でも上手く付き合っていかないといけませんよね。

AKI:いろんな思いがある中、プレミアムカップ優勝。車は凄く良さそうでしたね!

永井:エンジン良かったですね。あと、タイヤも良かったです。ただ、その後のキューポラでは自分のエンジンが良くても周りがエンジンを良くしてきたり、若手がここぞのスタート決めてスピード活かしたレースをしたり。エンジンが良くても勝てるとは限らないです。プレミアムカップ優勝戦に関しては、前を走る聡(飯塚27期:荒尾聡選手)が跳ねていたり、信夫さん(浜松24期:伊藤信夫選手)もタイヤかな?後半ペースが落ちたり。そんな中で、自分は良いタイヤでレースが出来て、エンジンも良くって...全てが噛み合った感じです。


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AKI:優勝した時の気持ちはどうでしたか?

永井:優勝出来ちゃったという気持ちもありますが、優勝したことには変わらないので嬉しかったです。それに、年末のスーパースターも出れると思うので良かったなぁという気持ちです。

AKI:優勝戦でもそうですが、節間通してスタートが切れていましたよね。

永井:そうなんです。いつも、クラッチを扱って臨んでいるんですがなかなか上手くいかなくって。けど、プレミアムカップでは上手くいきました。エンジン、タイヤ、スタート、周りの選手の動き、全てがハマりましたね。何かが一つだけ良くても勝てる大会で全てが噛み合いました。

AKI:そのタイミングがプレミアムカップっていうのがまた凄いですね!(笑)

永井:なんなんですかね(笑)自分でもよく分からないですし不思議ですね。けど、今回の飯塚は新走路で走りやすいなっていうのはありました。川口とかは滑りがひどくて走りづらく、抜きづらい感じ。飯塚は気持ちよく走れました。新走路は合う合わないが人によって分かれると思うんです。車の抑え方が人それぞれ違いますし。んー。湿走路みたいな感覚かな。好き嫌いが分かれるというか。僕は乗り方、車の抑え方とか、新走路に合っていたということだと思います。

AKI:夜は時計が見づらいというお話もありましたが、飯塚では何か掴んだ感じがあったんですか?

永井:飯塚の時計って結構見やすくって。LEDになってからくっきり見えるというか。後は、歳なのか1枠よりも外枠の方が時計が大きく見えるから(笑)それも良い方向に向いたのかもですね。結果7枠で良かったです。クラッチのセッティングはその時のエンジン状態に合わせて変えていくんですが、そこも複雑というか、難しいですね。けど、やっていくとたまに良いスタートが切れたりします。それがプレミアムカップのスタートでした。まだまだスタートは課題ですが、優勝戦のスタートは100点満点です。

AKI:スタートは今後も課題ということですが、かなり複雑になったそうですね。

永井:そうですね。新型になってとにかく複雑になりました。クラッチ盤も3枚から6枚に。組み合わせも色々です。その時のエンジン状態にあったセッティングを合わせていかなければなりません。それに、スタート練習に行く選手も増えていて、練習もとにかく並んでいます。夏は暑くて大変でしたね。自分の体力と相談しながら練習や整備をしないといけない。昔のようにがむしゃらには出来ません。けど、その中でも穴見さん(山陽12期:穴見和正選手)なんかは本当に凄い。今でも練習1番目に出て行きますから。本当にすごいなと思います。

AKI:車の状態ですが、良くなったきっかけというのはあったんですか?

永井:パーツ交換、クランク替えたり、落車した時はクランクケースを新品にしたり。色々やってはいたんですが、バイブレ、振動がきてしまったりして。そこで凄く手こずっていました。そんな中、雅人(川口28期:中村雅人選手)に落車した時にフレームを替えたらよくなったという話を聞いて。そこで、自分も思い切って飯塚GIダイヤモンドの時に交換してみたら1発で直ったんです。そこから、シリンダー、ピストン、キャブを替えたらさらに凄くよくなりました。それから落車もしてないですし良い状態が続いています。


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AKI:今年はなかなか上手くいかない中、プレミアムカップあたりから上昇。年末に向けても良い流れになりそうですか?

永井:そうですね。ただ、今のパーツのまま年末を迎えることはまずないと思います。けど、良いパーツで良いエンジンに乗れて、良いタイヤの感覚というのを感じれることは良いことですね。この良い感覚を半年とか感じないと、良い時の感覚を取り戻すのって凄く難しいんですよ。なので、その感覚があるっていうのは良いことです。今年の前半はその感覚がなくって、色々扱っても何が良くって何がダメなのかが分からなくなっていました。いつもだったら、クランクが悪いかな?とか、クランクはいいけど、シリンダー周りかな?とかいうのがなんとなく分かっていたんですがそれが分からない。自分に自信が持てませんでしたね。なので、このタイミングでその感覚が戻ってきたっていうのは年末に向けてはプラスですね。

AKI:となれば、その"感覚"というのはほぼ戻ってきたと思って良いんでしょうか?

永井:そうですね。普通マフラーになれば感じ取れるように感覚は戻っています。ただ、消音マフラーになるとエンジンをかけても分からなくって。全然違いますね。プレミアムカップの次が地元のナイターの消音マフラーだったんですが、同じセッティングじゃ全く動かなくって。1回もないんですよね。他のレース場で勝って、地元に戻ってきてからそのまま走って良いことって。今は、傾向と対策が分かってきたのでキャブを扱ったりしています。消音マフラーだと少しパワーを落とす感じ。凄く苦労しているわけではないんですがそのままじゃいけませんね。スタート後も感じが変わって、いっぱいふかしたり、クラッチのセッティングを変えたり。普通のマフラーだと浮いてしまうくらいのセッティングにしないと上手く切れない感じです。通常マフラーより消音マフラーはアジャストが鈍い感じ。「ぬもー。」という感じかな。「パリッと」とはいかないですね。外からバンバンスタートがきまりづらい。10mオープンの外枠は本当に厳しいですね。

AKI:ただ、その中でもプレミアムカップの優勝は「もう大きな大会では勝てないかも。」という気持ちを変えさせたんじゃないですか?

永井:んー。もちろん優勝はできるだけしたいですけど、タイミングとか運とかそういうのもないとなかなか大きな大会では勝てないと感じています。ずっと勝ってきた身としても。これは年齢もですが、後輩選手の能力の向上であったり、全体的な選手のレベルアップ。新型クラッチになってスタートが遅いと言われていた人がそれなりに切れてきたり。乗り方やコースの取り方だったり。オートレースの全体的なレベルは上がってきています。なので、速いだけじゃ勝てないです。やることやって、頑張ります。

AKI:永井選手は通算1219勝、通算105Vをされていますが、このような記録に関してはどう思われているんですか?

永井:漠然に100Vというのは凄いことだなと若い時から思っていました。なのでクリアできたことは素直に嬉しかったですね。けど、100Vしたからって終わりじゃないですし、続いていくわけで。ただ、成績が良くなく苦しんだ時もこの実績があるので今までやってきたことは間違ってなかったと思えます。それ以外は、見ている人が評価をしてくれることなので。

AKI:これだけ記録やタイトルを取っていてモチベーションを保つのは大変じゃなかったですか?

永井:いっとき大変でしたね。船橋なくなった時とか凄く苦しかったです。けど、今は苦しいと思わず自分のペースでレースに臨めています。それは、やっぱりファンがいるからですね。オートレースを好きでいてくれる人が、自分の車券を買ってくれる人が喜んでくれるように。その一つの商品が自分だと思うので。それを楽しみにしてくれている人が少なからずいるので、良い走りをして、オートレーサーって凄いんだと思ってもらえるように頑張りたいなと。選手を辞める時まではブレずにやっていきたいなと思っています。


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AKI:苦しかった時期、船橋がなくなってからのモチベーションの復活はどういうきっかけだったんですか?

永井:時間もですが、やっぱりファンの声というか、横断幕やメッセージが届いたり、温かい声をかけてくれる人がいて。応援してくれている人がいるんで頑張れましたね。自分は野球が好きなんですけど、その試合を楽しみにするという気持ちが分かります。レースを生き甲斐にしてくれている人もいるわけで、そういう人たちがいるから一生懸命走らないといけないなと思うんです。けど、エンジンやタイヤが良くないと勝てない時もあって。そういう時は、やる気がないと簡単に思われてしまう世界。そこが難しいし、苦しいです。けど、切り替えてまた次のレースを頑張ろうという思いで走っています。

AKI:強い若手もいますが、まだまだ負けられませんね!

永井:圭一郎(浜松32期:鈴木圭一郎選手)や青山(伊勢崎31期:青山周平選手)がいますけど、まだまだ簡単には取らせねーぞという気持ちで。この前のSGグランプリも睦(飯塚26期:篠原睦選手)が初のSGを取りましたし。ああいうのを見るとやっぱり嬉しいよね。

AKI:永井選手にとってオートレースとはなんですか?

永井:えぇ!?なんだろう。自分は平凡なオート好きの学生だったんですが、オートレースは色々なものをくれたというか、オートレースに出会えて幸せ者だなと思いますね。選手になれて本当に本当に良かったですし感謝しています。なので、これからもオートレースに貢献できるように頑張ります。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

永井:選手みんなオートレースが大好きで一生懸命レースをしています。面白いと思うのでレースを是非見てください!








インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。





2021年9月15日

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