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大きな波なく、安定した成績を残せるように!|藤本 梨恵選手

伊勢崎所属の32期。2月21日飯塚ミッドナイトで通算2度目、約3年半ぶりの優勝を果たしました。そして、4月に開催のSGのオールスターへの出場も確定。優勝からオールスターへの気持ち、近況の状態、今後の目標などお聞きしてきました。

(取材日:2021年3月16日)

インタビュー / AKI

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AKI:通算2度目の優勝おめでとうございます!ミッドナイトでの優勝、振り返っていかがですか?

藤本:新走路を走るのが2回目。セッティングも掴めている感じがなく。さらに、今までのミッドナイトは1着が取れず、優勝した節の初日も練習が全くダメで...なのでまさか優勝出来るとは!って感じです。

AKI:初日から1着でしたよね。

藤本:そうなんです。ミッドで時間もあるしヘッドを交換していたんです。そしたら、練習ではすごく悪くって。なので、急いでセッティングを扱って。そしたら、レースではすごく良くなりました。良いタイムも出ましたし。後は、低いけど良いタイヤ、マフラーも良かったんだと思います。

AKI:優勝戦を振り返っていかがですか?

藤本:初日にタイムが出たセットでいきました。スタートもすごく良く決まっていて良かったです。ただ、タイヤが低く試走から滑りが出ていました。8走目だったので流石にですね。けど、初日、2日目と使っていたので、優勝戦はこのタイヤを信じて心中しよう!っと。結果的に優勝出来て良かったです。

AKI:優勝した時の気持ち?

藤本:もちろん嬉しさはありましたが、喜ぶだけではなくしっかりと気を引き締めていこうと思いました。勝ってさらに頑張っていこう!という気持ちです。アフター6ナイターとかミッドが増えてチャンスが増えた。さらに、優勝したミッドは浜松SGの裏開催。そして、去年の後半があまりにも悪過ぎてハンデが軽化していたのもありました。けど、チャンスをモノにできて良かったです。この位置で結果を残して、ハンデを下げていけたらなと思っています。

AKI:ミッドナイトでは初の女性レーサーの優勝となりました!

藤本:今までいなかったんですね!んー、けど、走ってるハンデが違うので喜んでいいのか複雑な感じです。結果を出せたことは良かったんですが、このハンデ位置ではなくもっと後ろで勝てる様にならないと。初優勝はもう10m後ろだったので。早くもっと後ろにいって戦える様にしたいですね。

AKI:優勝戦で使ったヘッドは今も使われているんですか?

藤本:そのヘッドはミッドナイト用にしました!マフラーによって変わってしまうとは思いますが、実績が出来たので。

AKI:優勝後、近況のエンジン状態はいかがですか?

藤本:それが、昼間は全然良くなくって(苦笑)うまく動いてくれません。地元に帰ったあとは8着...やんなっちゃう。早くナイターになって欲しいです。何ですかね、自分が作るエンジンがナイターとか夜に合ってるのかな。エンジン自体は悪くないので、セッティングを合わせ切れていないんでしょうね。走りづらいです。自分のスピードが出せません。

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AKI:課題としては、エンジン作りという感じですか?

藤本:そうですね。どこのレース場に行っても、昼と夜と時間帯が変わっても、最低限戦えるエンジン状態に出来るようにしたいですね。

AKI:昨年は全然ダメだったということですが、近況のエンジンは良いというお話。なにか手を加えているんですか?

藤本:新品のケースに交換しました。パーツは悪くないので、自分が合わせて乗りやすくするだけですね。ただ、飯塚のミッドナイトから帰ってきてからハネが治らなくって。フレームを締め直し、フォークのバネも扱ったりしたんですが治っていません。ハネ対策もしないと。

AKI:捌きに関してはいかがですか?

藤本:今のハンデ位置だと前の方からスタートする事が多いんですが、それでも先輩選手の巧みな技に翻弄されてしまって。前に1、2人いて捌けず、後ろの選手にやられたり。なので、もっと後ろのハンデでも戦える様になる為にも、今の位置での捌きもしっかり磨きたいと思っています。今1番の課題は捌き。人を抜かないと進歩がないので。

AKI:スタートは安定していません?

藤本:ミッドナイトの時はすごく切れていました。消音マフラーのスタートは失速する事が多いんですが、この前のミッドはたくさん吹かしたら上手くいきました。けど、ミッドの後はいつも通りに、普通の私に戻っちゃいました(笑)遅くはないんですが、速くもない。やっぱりスタート行けると全然展開が変わります。利沙(川口32期:片野利沙選手)とか速いじゃないですか。なので、自分ももっとドンっと切れる様になりたいですね。

AKI:スタートの切り方で速くしていきたいという感じですか?

藤本:切り方ですかね。やっぱり、バイク経験者はスタートが上手いです。けど、私も合えばミッドナイトみたいなスタートが切れるので、色々勉強して展開を作って、楽にレースができるようになりたいですね。

AKI:雨、湿走路に関してはいかがですか?

藤本:んー。あんまりかな。以前ほど乗れていません。何でか分からないんですが、昔ほど乗れていませんし自信もないです。今は晴れの方が良いです。そこも何かしていかないと。けど、なにが原因なのか分からないので困っています。何かが違うんだろうなぁ。エンジン作り、捌き、ハネ、スタート、雨...やることいっぱいです(笑)

AKI:そう言ってると、4月のSGオールスター・オートレースが来ちゃいますよ!(笑)

藤本:やばいですね。オールスターに向けても色々やらないと!次、シリンダーを交換してみます!!エンジンを良くして、少しでも自信を持って挑めるようにしたいですね。

AKI:オールスターの意気込みを頂けますか?

藤本:得意の逃げ展開になると思うので、SGで結果を出せるように頑張ります。投票してくださった方の為にも結果を出して活躍したいです。

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AKI:今の目標はありますか?

藤本:まずは、今ランクが悪いので、もっとランクを上げて記念に一つでも多く出れるようになりたいです。たしか、A-144位で地元の記念プラスもう2つ他場の記念に出れるはずなんです。なので、それ以上のランクに入る事が今の目標。優出とかではなく、波がなく安定した成績を残せるように。そして、記念を走って、成績を残していけるようになりたいです。

AKI:それでは最後に、オッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

藤本:今年もオールスターに出れるようになったので、結果を出して車券に貢献できるように頑張りたいと思います。そして、コロナでレース場での観戦が出来ず、お家で楽しんでる方も多いと思うので、女子選手やオートレースに興味を持ってもらえるようブログやインスタなど上げていきたいと思っています。是非ご覧ください!

(写真は伊勢崎facebookより)

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2021年3月26日

Stand Upを胸に|堂免 沙弥選手

堂免沙弥選手(飯塚33期)2017年7月登録。結果を出せない日々が続く堂免選手。選手になるきっかけやレース以外のお話を沢山お聞きしています。

(取材日:2月25日山陽オートにて)

インタビュー / 内野久照

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内野:それでは身長から教えて下さい。

堂免:154cm。のはずです。(笑)

内野:靴のサイズは。

堂免:24.5cmか25cmです。身長の割に足が大きいですよね。

内野:トレーニング等はされていますか。

堂免:体幹メインで鍛えています。

内野:2021年2ヶ月が経ちましたが。

堂免:見て分かると思いますがよろしくないです。まだまだですが、スタートして1・2コーナーに掛けては、少しずつ良くなってきたかなと思います。

内野:対策としては。

堂免:人より突っ込みが浅く開け始めが遅いので、突っ込む練習と立ち上がりを、早く開けられるようにする事です。腰周りをメインにやっています。岡谷さん(岡谷美由紀・浜松32期)に色々として頂いている。ずっと教えてもらっています。ハンドルと膝当ては岡谷さんモデルです。岡谷さんを尊敬しています。


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内野:練習着のこだわりは。

堂免:実は昨年の大晦日のガールズ王座の時に、岡谷さんが着用していたものです。

岡谷さんからは『これを着られるように頑張って』と頂きこのような大切なガールズの8号車を着用するか悩んだのですがこの勝負服を着て練習しています。もちろん気合いが入ります。


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内野:ヘルメットのこだわりは。

堂免:黒のアライのヘルメットに、好きなアーティストジェシーJのタトゥのステッカーに、父のレースチームDoRacingとstandupのステッカーです。

落ちるところまで落ちたので、これからは這い上がる。立ち上がって行くという気持ちからstandupを貼っています。

内野:レース場に必ず持って行く物は。

堂免:飯塚では部屋が決まっているので良く眠れるようにマットレスを。それと足のマッサージ機を置いています。

内野:レース場でのルーティンは。

堂免:前検日とレース毎に、挨拶と感謝の意味を込めて神棚に一礼する様にしています。

内野:マイブーム

堂免:あつ森です。流行りに乗っかりました。(笑)外出自粛期間が続いたのでお家で島作りを楽しんでいます。

内野:趣味は。

堂免:スノーボードです。始めて10年くらいは経っていますがしょっちゅうは行けないですね。ここ2年は滑っていないです。次の休みに行く予定にしています。

それと買い物したりですかね。御朱印集めも好きです。

鹿児島に御朱印を頂きに行った際に知覧特攻平和会館に寄りました。泣いちゃいました。若くて国の為に命を落として...。やりたい仕事が出来る事は有難い事だと感じ、それを見て私も頑張ろうと思いました。

釜蓋神社にお参りに行った次の山陽オートで1着を2本とる事ができました。

この釜蓋神社にはプロスポーツ選手も多く参拝する神社です。

武の神様、更に開運、開拓の神社としてスポーツ選手の成績向上や商売繁盛のパワースポッになっている神社です。ご利益があったのだと思います。お礼参りに行かないとですね。

内野:行ってみたい神社は。

堂免:三重県の伊勢神宮の総本山に行ってみたいですね。遠い所に御朱印をもらいに行きたいです。

内野:一番欲しい物は。

堂免:マイホーム。持ち家が欲しいです。

内野:肉と魚だとどっち。

堂免:お刺身が好きなのですが肉ですね。鶏肉が一番好きです。低カロリーで高タンパクなので鶏が好きですね。お酒は飲めませんが焼鳥が大好きです。

内野:料理はしますか。

堂免:はい。作るのは好きです。

内野:得意料理は

堂免:ハンバーグはこだわりがあります。

内野:大好きな鶏を使うのですか

堂免:ごめんなさい。鶏肉は使わないですね。牛肉です。(笑)

内野:犬or猫。

堂免:猫はツンデレなイメージ。その子によるのでしょうが...。

犬は向こうから来てくれる。そこでなでなでしてやれる。芸とか教えたりして、散歩に一緒に行けますし!!

内野:自分を動物に例えると。

堂免:学生の頃はサルと言われた事があります。申年というのもあるのでしょうが良く動くし、キャッキャうるさかったからだと思います。

内野:自分の性格はズバリ。

堂免:自分では頑固だと思う。マジメで嘘が付けない。すぐ顔に出るのでばれる。気楽にやればいいのに、凄く考え込んで自分を追い込んでします時があります。そうするとメンタルがやられてします。

内野:自分の好きなところ、嫌いなところ

堂免:仕事に真面目なところ。手抜きをしないところが、いいところでもあり悪いところでもあるのかなと思います。すぐ一杯一杯になって、周りが見えなくなる事が多々ある。そんな感じですね。

内野:小さい時はどんな子でしたか。

堂免:外で良く遊びまくっていました。

内野:何に夢中だった。

堂免:近所の子達とよく走り回っていました。体を動かすのが好きで、家で遊ぶより外で遊んでいました。

中高は陸上部で、休みとかもあまりなかったので、部活中心の学生生活でした。

内野:陸上部で培ったこと、学んだこと

堂免:挨拶、礼儀を学びました。厳しかったです。

高校2年の時にバイクの免許を取得。バイクのレースをしていた父の影響です。

高校3年生の時のバイト先で、佐藤裕児選手(飯塚・32期)に出会い、オートレースを知るきっかけになりました。

内野:こだわりのスニーカーを履いていると聞きました。

堂免:アメリカのサッカニー愛好者です。

内野:おすすめは。

堂免:サッカニーのエキソダスです。このスニーカーは、本当にオススメです。履きやすいのはもちろんですが、クッション性が抜群です。ちなみに5足持っています。(笑)

内野:好きな色は。

堂免:緑と紫が好きです。人とあまり被りたくないので、奇抜なビビットカラーが好きです。

内野:好きなブランド、洋服は。

堂免:PEGEBOY(ページボーイ)。モードっぽい物やストーリートっぽい感じが好きです。

内野:財布のブランド、こだわり。

堂免:IL NISONTE(イルビゾンテ)を使っています。本革の緑でファスナーがL字型で可愛いですよ。

内野:キャッシュレス派それとも現金派。

堂免:現金です。

内野:ずばり財布の中には今いくら入っている。

堂免:3万円くらいです。常にこのくらいは持っておきたいですね。

内野:ネイルが可愛いですね。

堂免:ありがとうございますおしゃれでというよりかは、爪が弱いので補強の為にやっています。月に2回程度通っています。

内野:好きなコーヒーチェーンは。

堂免:スタバが多ですね。ホワイトモカがおすすめです。少し甘いのが好きです。

内野:レース場での飲み物は。

堂免:西久保さん(西久保英幸・山陽15期)のコーヒーが格別です。1日分の鉄分が摂れる飲むヨーグルトを飲みます。

内野:堂免選手の出没場所は。どこだったら会えますか。

堂免:そうですね...。小倉駅ですかね。(笑)

内野:好きな芸能人・有名人は。

堂免:ジェシーJですね。お笑いだとハライチです。

腹がよじれるくらい笑える。ムチャ振りに答える感じが好きです。

内野:男は顔、それとも性格(どこに引かれますか)

堂免:性格かもしれない。面白い人が好き。会話のキャッチボールが出来る人がいい。

仕事に真面目で熱心ない人が好き。私は声フェチですね。イケメンでも声が変だったら嫌ですしね。声が良くてイケメンだったらいいですよね。(笑)

内野:最近一番嬉しかった事

堂免:最近ではありませんが、以前にファンの方から色紙と手紙を頂きました。

厳しい事も書かれていましたが、励ましの言葉もあり、凄く応援してくれていました。その手紙を読んで涙が出ました。感動しちゃって...。こうやって応援してくれる人がいると思うと、元気をもらいました。今でも大切に持っていますし、落ち込んだ時は読み返すようにしています。

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内野:最近、思いっ切り笑った事は。

堂免:同期の吉川(吉川麻季・飯塚33期)とご飯を食べに行った時の事です。お互い車だったのですが吉川が私が止めた車の隣にバックで入庫しようとしたら距離を誤りぶつけちゃって私の軽自動車が豪快に揺れていたのを見て笑ってしまった。10年乗っている軽で買い替える予定だったのでぶつけても大丈夫だったんですが。ぶつけた犯人(笑)ではなく本人の吉川は焦っていて本気で反省していました。

内野:好きな映画、おすすめを教えて下さい。

堂免:アニメなんですが。ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。心がメッチャ綺麗になります。一話一話泣ける。感動しますよ。

内野:好きな言葉、大切にしている言葉はありますか。

堂免:養成所から母親に手紙を送りました。母親からの手紙の返事の中に『人生はプラスマイナスゼロだよ』とありました。そう思って今もやっています。大変な事ばかりじゃない。嫌な事ばかりではない。いつかは報われる。そう思うと前向きな気持ちになれます。

内野:レースではどこでスイッチが入りますか。

堂免:スタートラインに着いた時です。『よしっ!集中』と気持ちを、落ち着かせスタートに集中します。

内野:オートレーサーになって一番嬉しかった事、思い出のレースは。

堂免:デビュー初勝利ですね。やっと勝てたので。このレースは一生忘れられないです。

内野:ファンの存在は。

堂免:ありがたい気持で一杯です。

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内野:ファンの皆様、オッズパークをご利用の皆様へメッセージをお願いします。

堂免:周りの同期や34期の子達にも後ろから走られている状況で、中々結果が出せずにいますが、レースを走る以上、自分なりに考えて練習整備を行っています。

結果にはまだまだ繋がっていませんが、応援して下さる皆さんのおかげで、めげずに取り組んで行けています。

こんな私ですが、これからも応援して頂けると嬉しいです。


インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2021年3月19日

まだまだスタートライン!恩返しができるように一歩一歩頑張ります。|稲川 聖也選手

川口所属の33期。今年2月に初優勝を飾り、先日の地元川口のGI開催では優出こそ逃すも着をまとめました。優勝した時の気持ち、地元の同期、後輩について、オートレースへの想いをお話しして頂きました。

(取材日:2021年3月8日)

インタビュー / AKI

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AKI:初優勝(2021年2月25日:川口)、完全Vおめでとうございます!!

稲川:ありがとうございます!

AKI:振り返っていかがですか?

稲川:あの節はエンジンの状態も良かったですし、ハンデも前にいってラクだったので。エンジンは整備して良くなっていました。

AKI:エンジンはいつぐらいから良くなっていたんですか?

稲川:優勝戦の前の節にヘッドの中のパーツを交換して。パーツ交換の節はセッティングを合わせられなかったんですが、次の節にセッティングが合ってきて優勝出来ました。状態は全体的に良くなっていましたし、エンジンからのハネも軽減していました。

AKI:初優勝を完全Vで決めたわけですが、お気持ちとしてはいかがですか?

稲川:ハンデが軽かったのが大きいですね。去年が余りにも悪過ぎて、ハンデも20mも前にいってて。これで勝てなかったら終わりだろ、と思っていました。

AKI:そうだったんですね!初優勝出来て嬉しいというよりも勝てて良かった!という感じだったんですね。

稲川:そうですね。"初優勝出来てホッとした"ではなく"このハンデで勝てて良かった"というホッとしましたね。

AKI:優勝賞金はなにか使われましたか?

稲川:んー、服とか靴を買いましたね。後は、実家に少し入れました。自分は幼少時代ヤンチャで、親父とも犬猿の中で喧嘩をするくらいだったんですが、オートレース試験の合格通知が来た時には親父が涙を流して。あの涙は衝撃でしたね。親父も選手になりたかった人だったんです。ここ最近は、お互い大人になって親父とも喋るようになりました(笑)

AKI:優勝の後すぐに地元グレードがありましたが、GIでのレースはいかがでしたか?

稲川:初日はタイヤを失敗したのと、消音マフラーから通常マフラーになってセッティングが合わせきれませんでした。けど、2日目からはセッティングをガラッと変えて良い方向には向きました。節間通して着はまとまっていたんですが、準決勝戦に関しては経験の差を感じましたね。12Rだったんですが、試走とレースの時間帯でエンジンが全然違うんですよ。変わっちゃうんです。試走の感じでは「めちゃくちゃ良い!スタート切って回ってれば着は残せると!」と思っていたんが、スタートした瞬間に「エンジンかるっ!!スカスカだ!」と思って。12Rに合わせていくってこういうことなんだ!と思いましたね。

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AKI:そんなに違うんですね...

稲川:はい。けど、これは正直経験の差だなぁと思いましたね。自分がグレードの12Rに走れていなかった。準決勝戦で12Rを経験して、最終日11Rは1着もとれたし。経験を活かすことが出来たと思います。良い経験になりましたし、今後に繋がると思っています。

AKI:エンジン、セッティングのお話が出てきていますが、ご自身の整備力に関してはどう感じていますか?

稲川:去年1年間、本当にエンジンが良くなく苦労したのでかなり勉強しました。落車してからエンジンがダメになって。パーツを色々替えていたんですが、セッティング能力がなく何をどう扱ったらいいのか、基本的な事を分かっていませんでした。1年間、自分でエンジンをいじって「こうなるんだ!」というのを勉強しました。まだまだ、先輩選手にはおよばないですけど、自分なりには良くなっていると感じています。

AKI:車の乗り方、レースに関してはいかがですか?

稲川:乗り方は色々考えているんですが...難しいですね。ただ、良くなっている部分もあって!今、コーナーは左足にほとんど力が入っておらず、バランスで乗ってる感じです。以前はコーナーを無理やり抑えたりしてたんですが、抑え過ぎて滑らせてしまう事が多くて。今は車の振り方とか考えるようにしています。結果的に滑りも減って変わりましたね。

AKI:稲川選手は良い逃げっぷり、ペースが速いですよね!

稲川:いやいや!それは逃げてるだけなんで!自分はグリップを開けることしか出来ないんですよ!(笑)

AKI:となると、捌きに関しては!?

稲川:一対一なら良いんですが、混戦になると話が違うというか。去年本当に苦労してダメだったので、もっともっと練習して頑張りたいと思います。今の自分の課題は捌きですね。捌けるようにならないと通用しないので。

AKI:スタートに関してはどうですか?

稲川:スタートは切れていますね!前回のGIもタイミングからまとまっていました。

AKI:雨に関しては...?

稲川:昔は乗れていたんですけどね。晴れの乗り方を変えてから、雨は乗れなくなってしまいました。雨はバランスが悪くなってしまったというか。以前、圭一郎さん(浜松32期:鈴木圭一郎選手)に「その乗り方だったら、大きなコースしか走れないよ」といわれたことがあって。今ってインコースしか効かないレース場が多いじゃないですか。山陽の雨は外も食い付いてくれるんで良いんですが、他のレース場は滑るので乗れていません。なので、雨用の車の抑え方、インコースを走れるように練習して克服したいと思います。

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AKI:去年1年間苦労して、今年2月に優勝。ランクも戻っていきそうですね!

稲川:そうですね。2021年度前期はもう出たので(A-228)後期は戻ると良いですね。まずはプレミアムカップに出れるランクになる様に頑張りたいです。近い目標としてはプレミアムカップです。

AKI:大きな目標としては?

稲川:SG日本選手権オートレースに出ることです。スピード勝負、スタートから超一流ばっかりじゃないですか。あの舞台で並んで走ってみたいですね。目標です。

AKI:稲川選手は昔からオートレースを観に来ていたということですが、選手になる前のオートレースと選手になってからのオートレース、変わりましたか?

稲川:変わりましたね。見る目が変わりました。率直な感想としては「こんなに難しいんだ」と思いました。お客さんの時は「そこ抜けや!」なんて思っていたんですが、乗ってみたら「無理無理!」と思いました(笑)

AKI:"選手になる"を叶えたわけですが、いかがですか?

稲川:んー。まだここがスタートラインで達成感は何もないです。最重ハンデで走ったのは、SGオールスターで下げられて走っただけで、自分の実力だけで走っていない。最重ハンデになってやっと「ここまできたか」と達成感があると思うので、まだまだスタートライン。これからも手を動かして頑張るだけです。

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AKI:同じ川口の同期が最重ハンデで走っていますが、焦りとかはありませんか?

稲川:最初はかなり焦りましたね。やっぱ黒川(川口33期:黒川京介選手)、泉田(川口33期:泉田修佑選手)、2人とも速いですし、特に黒川が頭2つ3つ抜けてる感じで。センス、整備、バイクの操作、凄く上をいってる感じ。焦るどころじゃなかったです(笑)追いつかなきゃ!という気持ちしかなかったんです、今は何もないです。去年は散々オートレースと向き合ってダメだったので、今年は気持ちをフラットして、肩の力を抜いていこうと思っていました。そしたら、それが良い方向に向いたというか。レースも、整備も落ち着いていけて、いろんなことが見えるようになりました。全く意識しないと言うのは嘘になりますけど、努力すればいつかは追いつけると思って、自分のペースで努力していこうと思えるようになりました。

AKI:その結果が直ぐに出ましたね!

稲川:まだまだハンデがありますから(笑)ハンデは嫌です。早く最重ハンデになりたいです。それに、色々と気にかけて見てくださる先輩方もいて、その気持ちを裏切るわけにはいかない。なんとか結果を残して恩返ししたいです。あとは、去年はファンの方の車券も裏切ってばっかりだったので、まずは応援してくださるファンの方に恩返しができる様なレースをしたいですね。

AKI:同期の話がありましたが、後輩も入ってきています。

稲川:上和田くん(川口34期:上和田拓海選手)は脅威ですね(笑)びっくりですね。多分、川口33期同期みんな上がりタイム抜かれてるんじゃないですか?いやー本当に凄いです。他の選手とも「すげーな」って話になりますし。感覚が凄いというか、黒川とは違うセンスというか。整備は黒川の方があると思うんですが、車の扱い方、操作的なところは本当に凄いです。技術面で抜けてますよ。本当に大変です(笑)けど、焦らず努力します。

AKI:それでは最後に、オッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします!

稲川:一歩一歩努力して、信用して買える選手になれるように頑張ります!応援よろしくお願いします!

(写真は川口オートレース公式facebookより)

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2021年3月12日

結果を残して恩返しする|佐伯 拓実選手

山陽所属の33期。2020年8月にスタート練習時の事故によって左足のスネと足首を開放骨折した佐伯拓実選手。同年11月に復帰もまだスタートの恐怖心は残っている。一歩ずつ前に進んでランクアップとハンデの重化を目標に突き進んでいます。選手になるきっかけや選手としての今を聞いてきました。

(取材日:2021年2月24日)

インタビュー / 内野久照

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内野:ご出身は。

佐伯:山口県防府市。

内野:身長・体重は。

佐伯:171cm56kg。

内野:痩せましたか。

佐伯:皆さんにそう言って頂けるのですが太りました、頑張って落としたいと思っています。

ケガする前は体幹を鍛えていました。長友佑都選手のYouTubeを参考にしていました。今は、思いっ切り走る事が出来ないので歩く事を行っています。体力や筋肉が落ちたので普段の生活からしっかり出来る様に立て直しています。痩せる努力としては夜ご飯を抜いています。

内野:これまでスポーツはやっていましたか。

佐伯:小学校低学年からずっとサッカーをやってきました。高校では防府西高校サッカー部に所属。社会人では1・2年プレーをしていました。今では観る方が楽しくて海外はもちろんですがJリーグを良く観戦しています。ずっと中村俊輔選手が好きでしたね。レノファ山口やサンフレッチェ広島の試合をスタジアムまで応援に行っています。

内野:サッカー観戦はどんなところが好きですか。

佐伯:観戦していて盛り上がるところの雰囲気が好きですね。サッカーが好きすぎて、レースが無い日はサッカーざんまいです。

内野:オートレースとの出会いは。

佐伯:父親の影響です。父親がオートレースを大好きだったので片平巧さん(元船橋19期)のたくみを僕の名前に頂いたと聞いています。家には昔の出走表がいくつもありますしオートレースマガジンはほぼ全巻揃っていると思います。山陽オートには2・3歳頃から通っていました。ただただ格好いいなと思っていました。片平巧さんを応援していました。

山陽では浜野淳選手(山陽24期)が好きでした。選手になる前は客として来ていたので正門で浜野さんと一緒に写真を撮って頂いた事があります。もちろんその写真は携帯の中に保存されています。

内野:オートレースの試験はいつ受けたのですか。

佐伯:高校卒業して31期を受けたかったのですが車関係の仕事に就きました。社会人になって5年ほどたっていた時に『いつか新しい事にチャレンジしたい』との思いからオートレースの試験を受ける事にしました。プロの選手になりたいと思いました。31期と32期は受けず33期の試験に挑みました。33期の受験に当たってはジムに通い筋トレや走る事で体力強化に励みました。サッカーをずっと続けていたのがいい方向にいったのかもしれない。一発で合格した時は信じられなかったです。

内野;養成所はいかがでしたか?

佐伯:養成所では食事が楽しみでした。

内野:辛かった事は。

佐伯:朝の教練ですね。慣れたらなんてことはなかったですが慣れるまではきつかったし辛かったです。

内野:嬉しかった事はありますか。

佐伯:競走車6をもらった時は興奮しました。あこがれの職業、オートレーサーに近づいた瞬間でした。

内野:デビュー戦は。

佐伯:もちろんデビュー戦は8着です。

内野:デビュー初勝利は覚えていますか。

佐伯:気持ちがいっぱいいっぱいだった事は覚えています。全然結果が出ていなかったので嬉しかったです。

内野:師匠、西崎洋一郎選手(山陽22期)とは。

佐伯:師匠の西崎さんは厳しいけど優しいところも沢山あります。レース後は的確にアドバイスをしてくれます。調子が上がらず他の先輩にも色々と教えて頂いている中、結果を残せずB級に落ちてしまった。2021年4月からもB級です。今もハンデが30m前になり辛いですよね。

内野:今の状況はご自身ではどう思われていますか。

佐伯:全てが足りない。満たしている所がない。人より優っているところがありません。

体重制限もそうですね。減量しないとですね。一流選手はそういうところからしっかりやっている。自分もしっかりと体重管理をして皆に追い付けるようにしたい。早く追いつきたいという気持ちしかない。昨年ケガをする前の節くらいにスタートが少し切れる様になっていたのにスタート事故でケガをしてしまって悔しかったですね。結果が全ての世界です。エンジンがどうのこうのはあるけどそんな次元の話ではない。今の課題は技術ですね。操縦能力をあげる事です。練習して捌きを身に着ける。これを徹底したいです。

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内野:目標にあげている事は。

佐伯:SGに出たいです。まだ優勝がないので初優勝を決めたい。

内野:どう取り組んで行きますか。

佐伯:今のままじゃ何一つ達成できない。ここぞという時のメンタルが弱い。

落ち込む事がある。よく悩みますね...。でもネガティブに考えても仕方ないと思うので、次A級に復活したらB級には落ちないという気持ちで挑みます。『一走一走しっかり走り続けるだけ』です。結果が全てだけど色々と気にせずに頑張るしかないですもんね。

内野:今、達成したい事があるのですね。

佐伯:デビューから応援して頂いている人が沢山います。その人達にまだ恩返しができていない状況です。ケガをする前はもちろんですがケガをしてからも特に西崎さんや周りの先輩方に迷惑を掛けっぱなしだった。結果を残して恩返しをしないといけない。今の状況が悔しくてたまらない。こんなに教えてもらっているのに応援してもらっているのにこのままじゃ終われないです。

レース以外のところでは体重管理です。努力して積極的に取り組んで行きます。体重は53kgまで落とします。

内野:佐伯選手にとってオートレースとは。

佐伯:あこがれの職業でした。本当に選手になれて良かったです。選手になれなかった人の分まで頑張りたいですね。人の為に頑張らないといけないですね。家族を持てばもっと気持ちも入るのかもしれない。

内野:練習着のこだわりは。

佐伯:好きなサッカーチームのロゴを入れています。LIVERPOOL(リバプールFC)です。

内野:スタートする時は何を考えていますか。

佐伯:スタートラインについて左手を胸に当てて気持ちを落ち着かせています。気持ちが先走り焦ってしまうので落ち着け落ち着けと言い聞かせています。

内野:33期は今年の7月でデビューして4年です。

佐伯:『人としてもっと成長したい』ここは自分を成長させてくれる場所だと思っています。

レース場ではレースの事に集中できるようにしたい。

内野:ライバルは。

佐伯:ライバルはまだ作りたくない。気にするとすぐ焦ってしまうので集中できなくなるので...。また同じいつか同じ質問をされた時には『ライバルは自分です』と言えるようになりたいですね。

内野:ファンの存在。

佐伯:選手になって見てもらえる側にいる。いつかの僕のように金網の向こうから応援しているファンの皆様に勇気を与えられるような走りをしたい。そんなレースが見せられる選手になりたい。

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内野:オッズパークをご利用の皆様、ファン皆様へのメッセージをお願いします。

佐伯:これからもエンジン整備も乗る腕も磨きますので応援宜しくお願いします。









インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。
最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。





2021年3月 5日

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