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レースが好き!スピード感が堪らない。着順が決まるところが魅力です。|岡谷 美由紀選手

オートレーサー選手インタビューに早くも登場はデビュー7年目これまで3回の優勝がある勝負の世界で生きるクールビューティこと32期女子レーサー岡谷美由紀選手です。オートレースに懸ける思い。同期の存在。そして知られざれるプライベートにも踏み込んで話を聞きました。これであなたも岡谷美由紀を好きになる。ファンになる。そして応援したくなる事間違いなしです。

インタビュー / 内野久照

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内野:インタビューご協力ありがとうございます。実は岡谷選手はどんな人なの?美由紀ちゃんは何が好きなの等ファンの皆様からリクエストもあり僕が担当で参りました。

岡谷:自分の事は殆ど話をしていないので知られていないですよね(笑)

内野:それでは早速ですがご出身は?

岡谷:長野県諏訪市出身です。自然豊かで田舎です。幼いころは泥遊びをしていました。(笑)

内野:スケートを長年していたと聞きました。何歳から始められたのですか?

岡谷:スケートは4歳頃から始めました。近くに屋外スケート場あったのでそこに通い始めました。

内野:何年間続けたのですか?

岡谷:18歳まで14年間続けました。クラブチームに入っていました。

内野:クラブチームとなると毎日スケート漬けだったのですか?

岡谷:学校終わってからは3時間程でしたが休みの日は朝練が1時間・午前3時間・午後3時間・夜1時間と1日8時間スケートに打ち込みました。高校卒業後もオリンピックを目指しスケートに没頭しましたがお金も掛かる事からスケートからの引退を決意しました。

内野:オートレーサーになるきっかけは?

岡谷:スケートを引退してから約10年OLをしました。ボートレースの試験も受けました。

オートレースは坂井さんの事故の記事を見て知りました。オートレースに女子レーサーが存在する事が分かり調べた時期にちょうど32期の募集がありました。

目指したきっかけは稼げるスポーツ選手になりたかったのが事実です。

頑張った分だけ収入になる。ただ競い合うのは好きじゃないかな...

オートレースは1回で合格しました。

内野:養成所はどんなところですか?

岡谷:体力的に100倍スケートの方が大変でした。精神的には3倍オートレースが辛かったです(笑)

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内野:『ディアマンテ』車名の由来は?

岡谷:イタリア語です。ダイヤモンドです。

内野:いつも着用しているTシャツは?

岡谷:はい。ダイヤモンドです。いつもこのブランドです。

内野:ルーティンはありますか?

岡谷:あんまり決めると出来なかった時に乱れるので...。

内野:では必ずやる事は?

岡谷:う~ん!ただ手袋は必ず右手からはめています。

内野:手袋以外で身に付けている物について聞かせて下さい。

岡谷:ヘルメットは以前タンクやフェンダーと同じ柄にしていたのですが少し走っただけで落車してしまって使えなくなりました。(笑)今の物は自分でステッカーを貼った物です。時期は決めていないけど新しい物も考えています。練習着は金子大輔選手に頂いた物でもう5年程使っています。ツナギは父親にデザインしてもらった物をずっと使っています。結構汚れてきているので来年以降に色々と新しく出来たらいいなと思っています。

内野:オートレースの魅力とは?

岡谷:人と競い合う事は好きではないけどレースをする事は好きです。スピード感と着順が決まる事に魅力を感じています。

内野:今年2019年早くも8ヶ月が過ぎようとしていますが今年を振り返って下さい。(インタビュー当日8月25日)

岡谷:今年は10m前で優勝する事を目標にしていたけど今の位置の20m前でも勝てない日々が続いています。

内野:原因は何なんでしょうか?

岡谷:タイヤの跳ねに苦しめられています。常にタイヤの跳ねとの戦いです。

内野:これまで3回の優勝がありますが?

岡谷:初優勝は川口でした。すでに同期が優勝していたので嬉しさよりもほっとしました。安心した感じでした。

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内野:デビューの時、新人の時はどんな選手でしたか?

岡谷:デビュー戦はフライングです。友達が見に来ていて気を取られ力んでしまいました。

結果は8着でした。デビューから20走1着がなかったです。走っても走っても8着でした。

ハンデは100mまで拡がりました。

師匠の斎藤努さん(浜松・22期)にもの凄くお世話になりました。アドバイスをもらいました。ビデオも撮ってもらい指導して頂きました。その恩があるからこそ今でも良い関係でいられます。感謝しています。

内野:勝つ為に結果を出す為にどう取り組んだのですか?

岡谷:人一倍練習しました。人一倍整備に没頭しました。バイク経験者ではないので追い付く為にやり続けるしかないと思いました。『勝ちたい』ですから沢山練習しています。

内野:今、目標にしている事は?

岡谷:グレードレースの優勝戦がまだないので絶対に出たいです。

内野:クールビューティと言われていますが?

岡谷:クールビューティですよね...あっ!まず美人じゃないです(笑)

クールに見られるけど心は熱いんですよ!

内野:32期同期の存在は?

岡谷:切磋琢磨して刺激になっています。同期は仲間であってライバルであるけど皆仲良しです。

内野:同期を家族で例えるなら?

父はやっしー(松本やすし選手 伊勢崎・32期)

母はいないかな

兄はおっしー(押田幸夫選手 川口・32期)

弟は友和(中村友和選手 浜松・32期)

姉はりえさん(藤本梨恵選手 伊勢崎・32期)学年が2個上なのでいつでもさん付けです。

妹はりさともえ(片野利沙選手 川口・32期と岸萌水 元選手 浜松・32期)

ペットは圭一郎(鈴木圭一郎選手 浜松・32期)

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内野:益春菜選手(川口・32期)の存在は?

岡谷:強かった。良い刺激になった。今でも追い付けなかったと思う。

内野:スケートとオートレースで大きな違いは?

岡谷:体作りが変わりました。体重を増やさない様にしています。

内野:維持する為に何をやるのですか?

岡谷:はい。毎日体重計に乗る事です。(笑)スケート時代からすると10kg減っています。

スケートでは筋トレが中心。150kgのバーベルを挙げていました。今では考えられないですね。(笑)今は走ったり家で出来る運動・ストレッチ等をしています。

内野:座右の銘は?

岡谷:『人生一度切り』だからこそ我武者羅にやれる。明日死んでも後悔しない様にしたい。

内野:岡谷選手にとってSGとは?

岡谷:SGは目標です。もちろん活躍したいです。

内野:そのほかのグレードで意識しているレースはありますか?

岡谷:記念(GI)を獲りたいです。はい、獲ります。

内野:オートレースから離れた質問ですが行ってみたい国は?

岡谷:イタリアに行きたい。おしゃれだから。

内野:1ヶ月休みがあったら何をしたい?

岡谷:南の国に行きたい。現実逃避したい。

内野:好きな男性のタイプを教えてもらっていいですか?

岡谷:尊敬できる人、穏やかな人。

内野:もちろんイケメンでないとダメですよね?

岡谷:見た目では絶対に決めません。

内野:(ニヤリと笑って心の中でガッツポーズをしましたが岡谷選手には伝わっていませんでした。)

内野:好きな動物は?

岡谷:ペンギン

内野:どこが好きですか?

岡谷:歩き方が可愛い。

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内野:お休みは何をしていますか?

岡谷:DVD・映画鑑賞です。

内野:おすすめは?

岡谷:『ショーシャンクの空に』

内野:好きな食べ物は?

岡谷:お寿司です。

内野:どのネタが好きですか?

岡谷:えんがわですが最近は食べていません。

内野:料理はされますか?

岡谷:します。得意です。

内野:何が得意ですか?

岡谷:ハンバーグです。隠し味がある。でも教えない。秘密です。

内野:何かスポーツはされますか?

岡谷:ボーリングはしますね。最高スコアは190後半でした。

内野:好きな野菜は?

岡谷:パプリカ

内野:好きな果物は?

岡谷:桃と梨です。

内野:生産地はどこがおすすめですか?

岡谷:もちろん長野産です。(笑)

内野:パプリカはどこのが良いですか?

岡谷:日本産であれば...

内野:2020年東京オリンピック。観戦予定はありますか?

岡谷:BMXとスケボーを申し込みましたが外れましたので行けないです。

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内野:スピードスケートの小平奈緒さんとの関係を教えて下さい。

岡谷:小平奈緒選手は学年が2個下です。長野県代表として一緒に練習した事があります。

レース開催中に小平選手がオリンピックで金メダルを獲ったのであの時は凄く感動しました。凄いなと思いました。自分も頑張ろうと思ったその節に優勝する事が出来ました。

内野:岡谷選手にとってオートレースとは

岡谷:『自分の生き甲斐であって生きる糧』です。

内野:岡谷選手の調子はどこを見たらわかりますか?

岡谷:直線です。バックストレッチです。2コーナーから3コーナーに掛けての直線が出ているか否かで判断して下さい。試走は枠に関係なくタイム通り見て下さい。

内野:色々と質問を沢山させて頂きましたが最後にこれからの目標を改めてお願いします。

岡谷:はい。記念レースで活躍して優勝したいです。

内野:オッズパークを御覧の皆様にメッセージをお願いします。

岡谷:これからはもっと女子レーサーが増えるので是非女子レーサーの活躍に注目して下さい。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2019年9月27日

とにかくポジティブ!!ファンを沸かせるエンターテイナー!!|佐藤 貴也選手

浜松所属の29期。小学校卒業後に5年間の留学へ行き英語が堪能。勝利者インタビューでは「BET ON ME!」と言いながらグーサインをする姿が大人気。他にはないキャラクターと派手なパフォーマンスでファンを沸かせています。2018年にはオッズパーク杯SG第37回オールスターオートレースを制覇。遂に、SGタイトルホルダーの仲間入りを果たしました。ここ数年のレースでの活躍とキャラクターが合わさって存在感は抜群!そんな、佐藤貴也選手にスポットライトを当てました。

インタビュー / AKI

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AKI:佐藤選手と言えば、やっぱりパフォーマンス!ですよね!

佐藤:そうですかね?(笑)やっぱりファンの方には楽しんでもらいたいですし、自分も楽しみながらやっている感じです。昔から目立つ事は好きでした。やらなきゃいけないと思ってやっているワケではなく、人と違うこと、新しい事をするのが好きです。

ファンの方にも楽しんでもらえてるみたいなので、やっぱり嬉しいです。

AKI:BET ON ME!は佐藤選手の代名詞にもなっていますが、どのようにして生まれたんですか?

佐藤:10年位前、新しくツナギを作る時に「BET ON ME!」の文字をツナギに入れたのがキッカケです。そこから自分でも言うようになりました。自分の車券を買ってね!という意味で書いたのがそのまま今のパフォーマンスにつながって、今じゃ代名詞みたいになりましたね。真似をしてくれるファンの方もいるので嬉しいです。

AKI:SNSの更新も頻繁にされていて色んな事をされてますよね。

佐藤:そうですね。休みの日も色んな所に出掛けてネタには困りません!自分はかなりの行動派です。Instagram、facebook、twitterをやっています。レースに行く前、終わった後や、プライベートの事、イベント情報などアップしていて、レア情報もありますので、是非ご覧下さい。

AKI:レースでは昨年SG制覇を達成しましたが、何か変化はありましたか?

佐藤:自分なりには変わってないですけど、周りの感じは変わりましたね。チヤホヤしてくれます(笑)SG制覇までは長かった!とかは特に感じてないです。いつかは取れるかな、とは思っていたので。

AKI:近況は良い状態を維持していますが、いつ頃から安定していますか?

佐藤:んーいつ頃ですかね。皆さんが、「なんか、コイツ速くなってきたな」と思ってもらえる様になったくらいですかね?(笑)整備に関しては、以前よりも大きな事をするようになったかな。パーツもちょこちょこ変えたりしています。その甲斐もあってか、割と良いところで安定はしてくれていますね。

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AKI:課題はありますか?

佐藤:特にはないです(笑)自信の方があります!!

AKI:おぉ!!(笑)特に自信があるところは?

佐藤:思い込みが激しい所ですかね!(笑)スタートに関しても、昔から自分は速いと思っていたら今の様になりました(笑)これも思い込みからです。どんな走路でも自分が速いと思って走るだけです。自分は凄くポジティブですね。これは、昔からです。

AKI:レーサーになって苦労した事とかはあるんですか?

佐藤:ないです!(即答)

AKI:おぉ!!!!!!(笑)

佐藤:特に挫折とかもないですね。困ることは有りますが、挫折とか悩むとか程ではないです。エンジンが悪くても、これをやってみよう、次はあれをやってみようと、どんどん考えていきます。

AKI:目標は掲げるタイプですか?

佐藤:いえ、目標は立てないタイプです。SGを取りたいと言う気持ちはもちろん有ります。大きいタイトルが欲しいとか、S1になりたいとか。もちろん取りたくないわけではないです。ただ、具体的な目標を掲げた方が僕は気が空回りして悪くなることが経験上多い。このレースは1着を取りたいとか、今日は優勝したいとか考えすぎると危なっかしくなるので、目標を掲げず、いつも同じ雰囲気でレースに臨むようにしています。

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AKI:レースでの佐藤選手の見どころは?

佐藤:自分はスピード型の選手ではないけれど、後ろを抑えて走る方を得意としています。混戦の方が好きです。自分の持ち味が出せると思っています。

AKI:スピード戦に持ち込める人はなにが違うと思いますか?

佐藤:それが分かっていたら僕もやってます(笑)自分にはない何かがあるんでしょうね。

ただ、僕のレーススタイルのイメージってあると思うんですが、その思い描いているレーススタイル以外でも勝ちますよ!と言うところも見てもらいたいです。スタートきめて逃げ切る時だけではなく違うレーススタイルでも、意外とこの子走りますよ!と言うこところ見てもらいたいです(笑)

そして、自分はレース以外で盛り上げたいという気持ちが強いので外でも色々やりますよ!!

AKI:スポーツ報知とのスポンサー契約が始まりましたね!

佐藤:元々、記者の方と長い事お付き合いさせてもらっていて。自分の記事も色々とアップしてもらっていました。昨年、SG取ってから自分の中でレース以外にも行動していこうかなと思っていて、その事を記者の方に話したところ動いてくれました。今後、紙面に取り上げてもらえる機会が増えると思うので、是非スポーツ報知を買って見てください。

AKI:先日、浜松で行われたGI秋のスピード王決定戦を振り返って。

佐藤:オートレースグランプリ以降、地元レースが続いていたのでGI開催までに納得いくまでパーツ交換や整備を行っていました。その甲斐もあり、今回のGI開催の仕上がりは上々で微調整程度で済みました。その分、空いた時間にドドド対策等に時間を使えたのも良かったですね。初日のフライングに関しては、最近いろんな場面でスタートの失敗が増えてきていたのでクラッチ周り等のセッティングを変えて挑んだ結果、タイミングを合わせられずフライングをしてしまいました。ただ、その後シリーズ中もしっかり良いスタートは切れていたので今後も心配していません。

次節は、相性の良い山陽でのプレミアムカップになりますので個人的には次節が楽しみです。

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AKI:特別GIプレミアムカップへの意気込みをお願いします。

佐藤:今年はまだスーパースターのポイントを持っていません。早く確定することに越したことはないのでSSポイントは欲しいですね。あと、皆さんそろそろ忘れてると思いますが、私が平成最後の平成チャンピオンカップのウィナーです!(笑)思い出してもらうためにも優勝してアピールします!山陽での流れは良いはずなので!!

AKI:オッズパーク会員の皆様へ

佐藤:オッズパークの会員でしたら一通り公営競技のことは知っていると思うんですが、オートレースを知ってる人も知らない人も、自分は走ってるところ走っていないところでも色々活動をしています。オートレースもですが、「佐藤貴也」を見てください。僕に興味を持ってください。目立ちたがり屋なので(笑)SNSも是非見てください!よろしくお願いします。

『Instagram』
@takayabetonme
『facebook』
@Takaya.sato.754
『twitter』
@S_takaya_auto

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2019年9月20日

丹村飛竜 志なくして何も始まらない。|丹村 飛竜選手

2期連続山陽ナンバー1『漢・丹村 飛竜』がインタビューに登場!

自分をストイックに追い込み勝つ為に執念を燃やし続けるトップレーサーの一人!

昨年のスーパースター出場を機にますます貪欲に勝負に挑む姿にご注目下さい

インタビュー / 内野久照

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内野:今、午前7時過ぎです。朝早いのですがいつも何時にロッカー(個人の整備室)に入りますか?

丹村:ロッカーには6時過ぎには降りてきています。

11時の消灯には必ず就寝し6時前に起きています。目覚めは良い方ですね。

朝の時間を上手く活用したいので早くから行動を開始しています。

基本は前日に翌日の準備をします。朝は時間があるのでやりたい事があれば出来るしやる事がなければゆっくりと過ごします。

内野:オート以外の事も色々と聞いていきますが宜しくお願いします。ご出身は?

丹村:福岡県田川郡大任町です。

内野:どんな町ですか?故郷はいかかですか?

丹村:大任町は田舎ですが有名な道の駅があります。有名なのはトイレなのですが1億円かけていますし温泉もあり結構利用していますよ(笑)

内野:身長・体重を教えて下さい。

丹村:170cmちょいあります。体重は53kgとか54kgとかです。

デビュー当初は60kg超えでした。何も考えず養成所で食べまくっていました。

内野:オートレーサーになったきっかけは?

丹村:オートレースの事は兄の司が受験していたのでそこで初めて知った程度です。それまで興味はありませんでした。12年間野球ばかりしていてオートレースと出会う事がなかった。しかも進学校で勉強も頑張らないといけなかったのでオートレースを知る事がなかった。試験の資料を提出してから初めて飯塚オートにオートレースを観戦に行きました。

『なんだこりゃ! 音うるさい!格好いいな!すげーな!』と衝撃的でした。

モータースポーツは好きだったので1度見ただけでオートレースが好きになりました。

改めて選手になろうと決心しました。オートの試験前は大学に入学したばかりかその前でした。行きたい大学ではなく何かをやりたいという目標がなかった事もあって兄と一緒に受けました。

兄は3回目、自分は一発合格でした。(笑)

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内野:養成所はどんな所でしたか?

丹村:養成所は体力的には問題なかったです。ただあらゆる事を制限されていたので色んなストレスがありました。入所前まで大概遊んでいたので苦しかったです。

内野:養成所を卒業してからデビューまではいかがでしたか?

丹村:デビューするまでの期間もデビューしてからも先輩のプレッシャーが凄かった。半端なかった。レース場に行けばまた怒られる。行くのが嫌で辛くて苦しいと思った時期もありましたがこれを仕事にしたのだから頑張るしかないなと思って勝つ為に速くなる為に「やってやる!」という気持ちでレース場に向かいました。

今は凄く楽しいです。この世界に入れて今はもちろん選手になれて良かったです。

内野:最近痩せた印象がありますが?

丹村:ここ1・2年ですか減量して体力作りをしています。今までが何もしなさ過ぎました。勝つ為に必要な事、勝ちたいのでやっています。勝つ為に色々考え一つ一つ出して行った結果これも一つの要素だと思い減量を始めました。ただきついですよ。食べたい物が食べられないので...。

内野:3食食べるのですか?運動等は?

丹村:朝は食べますが昼は食べません。夜は食べています。

あと1日の業務が全て終わるとランニングをします。内線(1周500m)を10周走ります。

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内野:デビューからこれまでのレースを振り返って頂きます。

丹村:デビュー戦は1着でした。熱い走路でした。

初優勝は地元で確かギリギリ優勝できたそんなレースでした。

グレードレースの初優勝は地元のGII小林啓二杯でした。タマタマ勝てた感じでした。地元開催のグレードレースだったので優勝出来て嬉しかったです。

GI初タイトルは川口の開設記念でした。事故レースでしたがあの時のエンジンは仕上がっていました。勝てる時は勝てるのだなと思いました。

SG初優出は昨年の11月浜松の日本選手権でした。準決勝戦を走る前に競走成績山陽第一位でスーパースター出場が決まりましたが正直聞きたくなかった。

自分で勝ち取ってトライアル出場ベスト16を決めたかった。結果準決勝戦2着で優勝戦は5着になりスーパースターの切符を自力で掴み取る形となりました。凄く嬉しかったです。

内野:スーパースターの舞台はどんなところでしたか?

丹村:毎レース楽しかったです。辛い事は何にもなかったしプレッシャーなんて感じていなかった。期待もされていないと思っていたしレースに打ち込むことが出来た楽しいシリーズでした。ただ王座決定戦大晦日は楽しくなかった。ドドド・タイヤの跳ねが出て上手く走れず楽しくなかったです。タイヤの制限も有り難しいシリーズですが1年の終わりその年の最後なので納得できるレースをして着を取りたい。楽しく終わりたいと思っています。場内の雰囲気はいつもと違いますね。声援が直に届きます。

選手紹介セレモニーはファンの気持ちが伝わって来ました。声援は力になります。

内野:もちろんまた出場したい。今度は大晦日で結果を出したいという事ですね?

丹村:3年ほど前からスーパースターに出場したいという目標を立てています。

一つ一つ何をしたら良いか考えました。ちょっとずつですが体作りもそうですしエンジン作りもですがグレードレースで勝つ為に作らないといけないのでデータを取る様にしました。メモを取り始めてから1個1個やって行った事が良い方向に向かう様になりました。

今までがやらなさ過ぎました。

今年もその目標スーパースターに出たいという思いでここまでやってきています。

1年間の結果がスーパースターの舞台なのでトライアル出場の16人。更には決定戦の8人に残る為に毎日取り組んでいます。毎日の積み重ねです。それが全てに繋がっています。

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内野:レース以外の事も沢山聞いちゃいますね?好きな言葉は?

丹村:好きな言葉は『志』です。吉田松陰の言葉に影響されました。

この言葉が全てです。志なくして何も始まらない。

内野:モットーはいかがでしょう?

丹村:モットーは『考える事』です。何をすればこうなるという様に考えないと前に進まない。考えないと行動出来ないし結果に繋がらない。だからです。

内野:こだわっている事はありますか?

丹村:ヘルメットを2個使っています。安室ちゃんのロゴとワイルドスピードがベースになっています。サイドの柄というかイラストがそれぞれ違います。

1個は地元をアピールしたいので大任町の『しじみの大ちゃん』です。

もう1個は愛犬ポメラニアンの『ハリー君』と『ハニーちゃん』です。もちろんホークスファンですし家族と愛犬と一緒に駆け抜けるということですかね...。

練習着は昨年の安室ちゃんの引退前に作りました。

はずかしいけど安室ちゃん安室ちゃんになっていますね

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内野:ご自身はどんな性格ですか?

丹村:昔はただただ負けず嫌いでした。今は多少大人になったのかなと思います。

内野:好きな女性のタイプは?

丹村:しっかりしている人です。

内野:芸能人では?

丹村:もちろん安室ちゃん 

内野:安室ちゃんはどんな人ですか?どの曲がおすすめですか?

丹村:一言では言えないですよね...。しかも良い曲ばかりなので選べないです。

内野:女優さんでは?

丹村:TVをあまり見ないのでわからないです。

内野:女性のどこを一番に見ますか?

丹村:顔ですけど顔では決められないです。性格が1番です。

ただあまり女性に興味がなくなってきたのかな(笑)

内野:休みの日の過ごし方は

丹村:大任町の温泉に行きます。体を休める事は勿論ですが町への貢献にも繋がるので。

内野:ご家族の存在は?

丹村:家族の存在は大きいですね。小学校3年生の娘が一人いますが中々時間が合わないので家族には迷惑をかけています。自分のわがままを聞いてもらっているし勝つ為に協力してもらっている。凄く感謝しています。

内野:格好いい車に乗っていますね。

丹村:ありがとうございます。トヨタの86(ハチロク)に乗っています。

スポーツカーが欲しかった。トヨタ86は新しい所もあり昔っぽい一面もある車です。乗り心地良いし気に入っています。

バイクはハーレーです。選手同士でツーリングにも行きます。

ガレージが欲しくてスポーツカーを入れるガレージを作る為に家を建てたのも事実です(笑)

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内野:色々とお聞きしましたがレースのお話に戻ります。思い出のレースは?

丹村:デビュー戦の事は今でも覚えています。

思い出しますね!無事ゴール出来た。やっとデビュー出来た。俺でも走る事が出来たんだと思いました。

内野:夏のグランプリが終わってからオイルフォークに交換されましたか?

丹村:オイルフォークは雨が乗り易いという事を聞き、雨が乗れない時期があったので交換して乗ってみました。晴れで結果がまだ出ていないので結果を出せる様に一つ一つ乗りながらやっています。

一番の理由はオイルフォークにした事でオートレースの幅が広がると思っています。

オイルフォークをマスター出来る様に勝つ為に取り組んでいます。

内野:今年の4月のオールスター優勝戦3着で年末のトライアル戦出場がほぼ決まった状況ですが?

丹村:ただ出るだけでは意味がない。ポイントを稼いで上位で出場したい。

トライアル戦初日はポイント順で枠番選択出来るのでポイントをもっと加算して良い枠を獲りたいです。

ただ前回のSGグランプリでの準決勝戦3着は凄く悔しかった。2番手を走っていてまだリードはあったのに捌かれてしまった。あんな悔しいレースはなかった。

上手い同期なら乗りこなしていただろうし2着は守っていたと思う。

とにかくSGに出場する為に毎レース勝ちにこだわってやる。

グレードレースで勝つ為に一つ一つやって行く。

そしてSGのファイナリスト8名に残る事です。

SG優勝戦で戦い続ければ戦うフィールドに出場し続ければ必ず獲れると思っています。

その場にいれば1/8でチャンスがある

その最高のステージに乗る為に勝つ為にやり続ける。

それだけです。

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内野:0mオープン1番に選ぶとしたらどの枠を選びますか?

丹村:迷わず1枠です。もちろんトップスタートを狙って押し切りたい逃げ切りたいですがトップスタートでなくても2・3番手に切れる可能性もあるしそこからだと捌き返すことも出来るので1枠です。2番目以降に選ぶとして1枠が空いていたらもちろん1枠を取ります。

センター枠より外側だとS級の上位よりスタートで先行するのは厳しいので枠は重要になってきます。

内野:山陽ナンバー1に3回になっていますが?

丹村:最初のナンバー1はまぐれでなった感じでした。

2度3度と続けて行かないと意味がないと思いました。

今回連続してナンバー1になりましたが次のランクは大きく下がります。

今年はここまで浮き沈みが激しかった。良かったり悪かったりと安定させる事が出来ていません。

上位で安定出来る様に意識して走って行きます。

常に上位で戦い続けなければこの位置は維持できない。厳しいですね。

内野:飛竜選手はどんなタイプの選手でしょうか?

丹村:う~ん。試走タイムは出るタイプです。試走から出したいと思っています。

試走が出ていない時であってもドドドが来てタイム悪くしたとしても

スタート集中して3着以内に入る事を目標にしています。

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内野:そのスタートに近況磨きがかかっていますが?

丹村:スタートも最近は切れる様になりましたが以前までは事故なく真っ直ぐ切る様にと何とか切れたらといった感じで切っていました。今はそんな気持ちを改めてスタートを切らないと勝てないと思って切っています。クラッチ関係もそうですが勝つ為にデータをとりました。整備も解ってきました。

自分が乗れる様に考えてデータを取って気持ちもそうですが全てが勝つ為にやっている事です。

内野:ライバルは?

丹村:昔は同期の活躍を意識していたけどこのところ誰がライバルというのはありません。

同期の上位勢に多少追い付いてきたかなとは思うけどまだまだです。速いし上手いので追い越せる様にしたいです。

内野:2019年残りの目標は?

丹村:もう少し上位で安定出来る様に良い時と悪い時の波が激しいのでその波を無くしてエンジンを毎回仕上げられる様にしたい。ダメだった時の原因を見つけるのが遅すぎるので早目に原因を見つけて立て直したい。

勝つ為にまた一つ一つやって行きます。そのスタイルは変えず上を目指します。

SGで勝つ為に1番になる為に...。

内野:オッズパークの会員の皆様へメッセージをお願いします。

丹村:オートレースをこれからも楽しんで下さい。たまにはレース場で生のオートレースを楽しんで下さい。これからも応援宜しくお願いします。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2019年9月13日

奮い立たせた存在。そして、女子レーサーが活躍する業界へ!|佐藤 摩弥選手

川口所属31期の女子レーサー。オートレース転向前はモトクロスで活躍。2011年7月に川口オートレース場で44年振りの女子レーサーとしてデビューし、2016年にはGII川口記念を制覇しタイトルホルダーに。昨年はSG初優出を決めファンを沸かせた。今年は年末に行なわれるスーパースタートライアル戦へのポイントを3点獲得中。ルックスだけでは無く、実力共に注目の女子レーサーです。着実にレベルアップをしていく彼女にスポットライトを当てました。

インタビュー / AKI

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AKI:近況は大きな大会でも活躍が目立ちますね!今年は飛躍の年になっているんじゃないですか?

佐藤:そうですね。S級も維持出来ていますし、コンスタントにGIの優勝戦にも乗れています。特に、3月に行われた特別GIプレミアムカップ優勝戦で3着が取れたのが大きかったですね。周りの選手より、自分のエンジン状態が良ければ何とか戦えているし、後ろから追い上げたりも出来ています。

AKI:やはり、佐藤摩弥選手と言えばスタートですよね。

佐藤:ここ最近、周りの選手のスタートが早くなってきてる。新型クラッチになったという事もあると思うけど、全体的な底上げが凄い。なので、昔ほどオープン戦も絶対的に切っていくことができてないですね。とは言っても、スタートは自分の武器だと思うし、切れるのと切れないのじゃ全然違う。それに、オープン戦の方が結果が出ています。

AKI:追い上げたりも出来ている、という事でしたが御自身での捌きはどうですか?

佐藤:んー。少しずつですかね。デビューして急に捌ける人はいないと思っていて。青山くん(青山周平選手 伊勢崎・31期)や鈴木圭一郎くん(浜松・32期)みたいな人もいますけど(笑)普通はそうじゃない。後ろで走り続けて勉強していかないと捌きも上手くならないと思うんです。最近はそういう場面が多くなったかな。捌かないと連に絡めない状態が増えたので勉強になっています。けど、まだまだ切り返しのタイミングとか、車の付け位置とかは下手。勉強中です。

AKI:ここ数年、特にレベルアップされているように感じるのですが、何かきっかけはあったんですか?

佐藤:怪我で引退してしまったんですが、同じ川口所属だった32期の益 春菜さんの存在は自分にとって大きかったです。益さんが1級車に乗り出して、どんどん活躍するのを見て「勝てない。」と思った。活躍する姿をみて危機感を覚えました。それ以前は、「女子なのに凄いね!」と褒めてくれる人が多かったので、このままやっていけば良いのかな、なんて思っている時期もありました。でも、彼女の存在のおかげで、「このままじゃダメなんだ。」と思う様になったんです。彼女は気持ちが違った。男女関係なく、全選手と比べても肝が座っているというか。先に女子初のS級にもなられてすごく悔しかった。けど、それで危機感を持てた。この思いがあったからGII川口記念も優勝出来たと思います。彼女の存在が自分の中での転機になりました。

AKI:益さんの引退を聞いた時は?

佐藤:怪我が原因なので仕方がないけれど、益さん自身まだまだやれたと思うし悔しいだろうなぁと思いました。見てくれてるかも、と思うと情けない走りは見せられない。この話は今だから話せます。今でも一緒に走っていたら闘志メラメラだったかもしれないですしね(笑)けど、その感じが良かったんだと思います。女子選手同士お互いに刺激を受けながら、後輩の女子選手にも頑張って欲しいです。もちろん私もうかうかしていられないのでこれからも頑張っていきます。

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AKI:後輩女子レーサーがここ数年で増えましたが、どう感じていますか?

佐藤:女子レーサーが活躍すると、オートレースが尚更盛り上がると思うんです。この間、伊勢崎GIムーンライト準決で2着に入り、レース後の公開優出インタビューは早川清太郎さん(伊勢崎・29期)と一緒でした。もちろん、地元ですし早川さんへの声援が凄かったんですが、それに負けないくらいアウェーの私の時も凄く盛り上がってくれて「マヤちゃん!」と言ってもらえて凄く嬉しかった。自分に限らず女子選手が活躍するとお客さんが盛り上がるんだなぁ、と感じました。女の子皆、男の人には負けてないと思う。女子だから勝てないと言うことは無いと思います。それに、自分が出ていない女子戦を見ていて凄く面白かった。やりあっていて、ああいうレースはお客さんも面白かったんじゃないかな、と思いました。

そして、最近は他の女子選手と一緒にグレード周りをしたいなと思っています。これは夢では無いと思うんです。自分はバイクの経験があってスタートとかで活かせている部分もあるけど、他の選手にもチャンスはある。ある程度はセンスで乗れると思うけど、あとは自分の気持ち次第。努力が大切だと思います。私もそうでしたが、やっぱり危機感が大事。

地元の後輩、片野選手(片野利沙選手 川口・32期)とは仕事の事もプライベートの事も話すんですが、最近は仕事のことでグループ関係なく面倒見ていて、気にかけている後輩です。なので特に頑張ってもらいたくて。女子一人はやっぱり寂しいですし。なので、「一緒にグレード回ろうよ!」と言いました。本人も頑張りたいと言っていたし、実際頑張っているので期待したいです。

AKI:今年は既に年末のSSトライアル戦へのポイントを獲得していますよね。

佐藤:SSには出たいです。去年が1ポイント。今年は3ポイント。もう一回自力でポイントを取れればSSに大きく近づきますし、ポイント獲得したいですね。去年は、SGの優勝戦に乗った時に、周りの選手からSSポイントの話をされたけど現実味がなくて。SSに行きたいけど厳しいなと思っていました。チャレンジする側だから、優出を出来ただけで満足という気持ち。だから優勝戦の結果は8着だったんだと思います。けど、今年はSGの優勝戦に乗りたい、と思うようになった。現実的に無理ではないと思えるようになったんです。やっぱり凄く気持ちが大事ですね。こういう風に考えれるようになったのは、いつも指導してくれる若井さん(若井友和選手 川口・25期)のお陰です。レースの結果で気持ちがどれくらい大事かを見せてくれています。若井さんは凄い。若井さんは整備が上手ではないけれど、それでも安定してS級の10番代にいる。レース後半の追い上げも若井さんの気持ちが大きいと思うんです。どんなレースでも最後まで仕掛けていく。そういうところを見せてくれています。

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AKI:スタートや捌き、気持ちに関して教えていただきましたが、整備の面ではどうですか?

佐藤:たまに周りの選手にアドバイスをもらったりしますが、基本的に自分の中で考えたことをしていくタイプ。負けたら悔しいけど、自分の整備で負けたなら後悔はない。なので、「よし、これで行こう。」という最後の決断はなるべく自分でくだしたいです。自分で失敗する事が一番成長すると思いますし。そういう風にさせてくれるのが師匠の吉田さん(吉田幸司選手 川口・21期)と若井さん。「自分の好きなように、やりたいと思った事は全部やってみろ。」と新人の頃から言われてきました。整備をやってもらった記憶はあまりないですね。本当に困った時には助けてはくれると思うけど、自分で整備することが経験に繋がると分かっていて、あえてそういう指導方法を取ってくれているんだと思います。それが自分に凄く合っている。合う人合わない人はいると思うけど、自分はのびのびとさせてもらっていて良い環境でやらせてもらっています。凄く感謝しています。自分は周りの選手に恵まれてる。これは大きいです。

後は、自分は思い立ったらすぐにエンジンを扱いたくなるタイプ。パーツ交換なども気になると「今すぐやりたい!」と思っちゃう。昔は、どんどん部品を買っていた。それも悪いことではなく勉強になったけど、パーツ交換が良いとは限らなくて。今までは、その部分で焦りすぎていた。自分でエンジンを悪くしていたこともありましたね。最近は「落ち着け、落ち着け。」と思うようにしています。前よりは我慢出来ているかな。エンジンも安定しているし良い傾向だと思います。扱って駄目なら元に戻して別のところを扱って、ちゃんと1つずつやろうと、前よりは思えるようになりました。乗るだけではなく、整備も勉強していこうと。ランク上位の選手と戦うとなると、実力的に気持ちだけじゃ勝ちきれない。けど、乗る技術は今日明日で速くはならない。乗る技術は普段の姿勢だと思う。まず、今日勝つために整備力を上げていく事も大切なんだと思うようになりました。

AKI:目標は立てているんですか?

あまり目標を立てるタイプではないです。強いて言うなら、今日1着を取ることが目標かな。SG優勝とかはまだ取れないなと思ってしまうと言うか。まずは、どれだけ自分の持ち味を出して走れるか。SGはまず準決に乗ること。乗れたら着を残していきたい。クリアすると次に繋がって行くと思うんです。なので、一個一個クリアしていく感じで。

最終的な目標として考えるなら、SG優勝じゃないですかね。これは選手皆んな、SGを取りたいと1度は思ったことがあるはず。なので、SG優勝が選手としての最終目標ですかね。そういうとSGを取った後のことを思うけど、きっとそのレベルにいる選手は欲深いので次の目標が出てくると思います。

AKI:課題として上げるなら?

佐藤:まだ自分は成長段階。駄目な時にどれだけ踏ん張れるか。良い時は何もしなくても良いから、悪い時にいかに自分を奮い立たせて手を動かせるか。この仕事で大切なことは、悪い時にどうメンタルを保てるかだと思います。そして、上位ランクの選手を見ていると、とにかく立て直すのが早い。上を維持するのってそういうことなんだなと思います。

圭一郎くんなんかは、どのくらいオートレースが好きなんだろうとか、なんでそんなにずっと手を動かしていられるんだろうとか、分からないことが多い。自分では真似できない事が凄くいっぱいあるし、尊敬しちゃってる部分が多い。それは青山くんに対しても。まだ、足に手が届かない存在と思ってしまっています。同じレースの時に自分の方がエンジンが良い時はついていけている時もあるけど、後ろにつけても捌ける感じがしない。それは、自分の気持ち的に相手を格上の選手と思っているからかもしれないし、抜かせないコースを走られているからかもしれないし...なんか抜けなかった。(笑)

ただ、今は自分が成長段階だと思えているんで、仕事が凄く楽しいんです。仕事自体はずっと楽しいけど、去年から今年にかけてはエンジンがよく、結果を残せている事が楽しさに繋がっていると思います。まだまだこれからです!

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AKI:オッズパーク会員の皆様へ

佐藤:一般戦とグレードレースの魅力は違うと思うんです。どっちもオートレースの面白さはあると思います。ハンデ戦を予想するのもオートレースの醍醐味なんですが、私はスタートが活かせる短ハンデ戦が多いグレードレースの方が好きですし結果も残しやすいです。スタート行って強いメンバーの中でも着を残せたりする事があるので、短ハンデ戦の時は特に注目して下さい。オープン戦では3着には入れた方が良いですよ(笑)応援よろしくお願いします。







インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。






2019年9月 6日

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