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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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トウケイニセイ記念/今季の終幕はリリーレインボーが主役になる!

 2011年シーズンの岩手競馬もいよいよ今日でラスト。今季は例年実施されている3月の特別開催が投票システム入替作業のため行われず、今週が正真正銘(変な言い方ですが)シーズンラストという事になりました。岩手競馬はこれから4月7日(土)予定という来季の開幕まで、3ヶ月ほどの冬季休催に入ります。

 特別開催が始まったのは2006年から。それ以前は今季同様1月から3月いっぱい開催が無く、春の調教始めも3月に入った頃に行われるのが通例でした。特別開催があるとそれが2月の半ば、「冬休み」といっても実質1ヶ月くらいしか無い感じで。

 この恩恵を受けるのが冬季遠征に向かう騎手たちです。遅くとも2月下旬に厩舎作業に戻らないといけないとなるとなかなか腰が落ち着きませんが、3月に入ってもOKという事なら正味2ヶ月は使えますからね。
 この冬に冬季遠征に挑むのは南関の村上忍騎手と佐賀の菅原俊吏騎手。特に菅原俊騎手は昨年福山に行ったものの正味6日くらいしか騎乗できる機会がなかっただけに、今年はじっくり乗れると楽しみにしているようです。

 毎年1月下旬に川崎競馬場で行われる全国のリーディングジョッキーの対抗戦『佐々木竹見カップ』への、村上忍騎手の出場が決まった模様です。
 高知競馬場で行われる全日本新人王争覇戦に出場する菅原辰徳騎手、そして佐賀競馬場で行われるM&Kジョッキーズカップに出場する阿部英俊騎手・関本淳騎手・南郷家全騎手・大坪慎騎手ともども、冬休みの間も岩手の騎手の活躍で盛り上がりそう。

 そして。既報の通り皆川麻由美騎手が9日一杯で騎手生活にピリオドを打つほか、調教師への転身を目指す菅原勲騎手も9日が最終騎乗になる可能性が非常に高くなっております。
 菅原勲騎手の足跡はもはや言うまでもありません。騎手引退となればイコール、岩手競馬のひとつの時代が終わる事でもあります。
 皆川騎手は、勝ち星の数では菅原勲騎手に遠く及びませんが、"LJSのお笑い担当"と呼ばれたりもして全国のファンに与えた印象(衝撃?)は勲さんに勝るとも劣らぬ物があったのではないでしょうか。

 9日の二人は、皆川騎手が3Rと7Rの二鞍、菅原勲騎手は4・7・10・11Rの四鞍の騎乗です。その瞬間、皆さんの目に焼き付けてほしいですね。




 さあ、メインレース・トウケイニセイ記念です。当初出走意志を見せていたカミノヌヴォーが回避、例えば昨年の覇者リュウノキングダムなども不在で、たいへんな混戦ムードになりました。ありがちな言い方ですが「どの馬にもチャンスがありそう」の典型という感じですよね。果たしてシーズン最後の重賞で凱歌を挙げるのはどの馬なのか?
 私は、その大仕事は(11)リリーレインボーにやってもらおうと思います。ここ2戦の連続好走、人気薄で激走した格好ですが、以前は重賞やJRA交流戦でも健闘していた馬ですから、最近の好調は以前の走りを取り戻したと見るべきでしょう。


120109-op.jpg
リリーレインボー

 陣営も二走前あたりからの上昇感に手応えを感じている模様。どうも勝ちきれない脚質の馬だなと思う部分はありますが、あと一押しがあれば重賞制覇も決して夢ではないはずです。

 対抗には水沢でこその逃げ馬(8)マイネベリンダ。盛岡戦でも何度も本命にしてきましたが、やはりこの馬の持ち味は水沢でこそ全開になります。同型が数頭いたところで、けれんのない逃げ脚は鈍らないでしょう。
 三番手はちょっと穴っぽいですが(5)ディスパーロを指名。前走を見た感じ輸送のない水沢の方が戦いやすそう。恐らくは控えめな調整過程もこの馬の性格と噛み合いそうです。7月の岩鷲賞では2着。このレースはこういう"忘れられた実力馬"が食い込んで来やすい。

 (3)リュウノケンシロウも最近しばしば本命にしてきました。前走は距離が長すぎた上に展開も厳しく度外視可、マイルでこのメンバーなら巻き返し可能。
 もう一頭は少し悩んで(1)シャイニーハリアーを採ってみます。最近の力をつけた感はなかなかの物ですし馬場状態もこの馬向きになりそうな雰囲気。まだ正直ちょっと格下感がなきにしもあらずも勢いなら見劣らず、です。

 strong>●10Rの買い目
馬単馬単 (11)=(8)、(11)=(5)、(8)=(5)、(11)→(3)、(11)→(1)

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2012/01/08
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