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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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全国に通用する器だ!ロックハンドスターが新年を切り拓く!

 暮れの大一番・岩手競馬グランプリ「桐花賞」はゴールドマイン&齋藤雄一騎手のコンビの優勝で幕を閉じました。
100101-op01.jpg これまでゴールドマインの手綱を取っていた関本淳騎手が自厩舎のコアレスレーサーに騎乗する、という事で急遽コンビを組む事になった齋藤騎手。前日にちらりと話題を振ってみたところ「プレッシャーを感じるけど、馬の力を出し切れるように乗るしかないですよ」と、いい意味で開き直ったような感じでした。

 そしてお見事というしかない勝利。ゴール板を通過する前から手が上がりはじめたガッツポーズは最後は立ち上がらんばかりに伸び上がり、後で「あのまま飛び降りるのかと思ったぞ」と冷やかされていた齋藤騎手ですが、そこまで手を突き上げたくなる気持ちは十分に伝わってきました。

 09年を締めくくる一戦で、実にいいものを見せてもらいました。


 さあ、新春1月2日のメインレースは明け3歳の重賞・金杯です。こちらは今シーズンの2歳戦線の締めくくりであり同時に来シーズンを見据えた戦いでもあります。ここに9頭が登場、2010年最初のタイトルを狙って戦います。

 この金杯、昨年はワタリシンセイキの存在でわりと堅く決まりましたが、その前の3年間はいずれも万馬券決着。1番人気馬が2着に敗れたりして"波乱のレース"という印象がありますが、今年は人気どおりの順当な結果を期待したいと思います。
 その期待の本命は(5)ロックハンドスターです。若駒賞・南部駒賞を連勝して現時点では文句なしの世代王者。また、南部駒賞での内容は例年の2歳馬レベルをかなり上回っていると思わせるものでもありました。
 GⅠ遠征を我慢してここに焦点を絞ったローテーションはで調整も万全。恐らくこの馬、全国区でも通用するほどの力の持ち主だと私は思っています。強力転入馬がいても問題なし。

100101-op02.jpg
ロックハンドスター


 対抗はその"強力転入馬"(1)モエレディフィニット。ホッカイドウ競馬で2勝を挙げ、秋に行われた現役馬セールにおいて最高額の1300万円でトレードされた話題の馬。岩手転入初戦を快勝してここに駒を進めてきました。
 南部駒賞で2着だったモエレクリューガーより素質は上といわれており、転入初戦にしてもスピードの違いでハナに立って、遊び遊び走ったうえでのあの完勝ですから、それも決して噂止まりではなさそう。対ロックハンドスターの最大の刺客なのは間違いありません。

 恐らくこの2頭が抜けており、後は連下の評価まで。まず(6)リュウノボーイ。その末脚は実にしっかりしているとはいえ勝負がついてから追い込んでくる感が否めませんが、ここまでの実績からロックハンドスターに次ぐ存在なのは明らか。ただ、ジュニアGP-若駒賞-南部駒賞と徐々に拡がっており、そこが気になるところ。
 (3)セイントネイティヴはここに来てレース内容がグッと良くなりました。前走くらいに走れば上位争いは間違いない、という計算。ここまで未勝利の馬でも軽視はできません。
 あとはやはり(4)ダークライでしょう。あと一歩勝ちきれない事が多々あるものの安定度では世代上位。強力先行馬がいて展開が不利そうに見えますが、この馬はそういう展開で粘り込む事こそが得意技です。

★買い目
馬単 (5)=(1)、(5)→(6)、(5)→(3)、(5)→(4)

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2010/01/01
レース展望

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