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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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<次走へのメモ>10月26日 第2回きんもくせい賞

10月26日 第2回きんもくせい賞(3歳以上・地方競馬全国交流 盛岡芝2400m)


(きんもくせい賞ゴール 1着・カネショウエリート 写真・佐藤到)


1着 カネショウエリート 
 絶好のスタートを切り、一旦先頭に立ったが、コスモアンファングが手をしごいてハナをアピール。それを見て村上忍騎手がスッと2番手に控える。坦々とした流れで道中進み、勝負どころの3コーナーで各馬がスパート。
他の有力馬が雨を多く含んだ馬場に泣いて反応ひと息だったのに対し、カネショウエリートはスイスイ。4コーナーでコスモアンファングに並びかけ、直線を向いてアッサリ交わし、あとは後続を突き放す一方で2着に4馬身差。待望の重賞タイトルを手にした。
「強い相手(ボスアミーゴ)がいて、なかなか勝ち切れないレースが続いたが、今日は馬場、展開が味方してくれた。前回(パンジー賞)で逃げて手綱をがっちり押さえたが、それで伸びるタイプでないことは分かった。だから今回は2番手でもいいから気分良く走らせることだけを心がけたら、手応えも最高でこれなら行けると思った。これで今後の感触も掴めたし、ダートも力をつけた今なら問題なし。これからも期待が持てそう」と村上忍騎手。
 そのコメントどおり今年本格化。2、3歳時に芝で1勝、水沢で1勝のみにとどまっていたが、6月から圧巻の5連勝マーク。未勝利だった盛岡ダートでも白星を飾り、奥手メイセイオペラの血が全面開花した。
 A級昇級後、2戦目から芝路線を歩み、桂樹杯は直線の不利もあって4着。OROカップは4角で一旦先頭に立ちながら6着。そして前回・パンジー賞では逃げてスローに落としたが、ボスアミーゴに完敗2着。芝で要求されるピリッとした脚がないため、頭打ちのレースを繰り返していた。
 しかし今回は村上忍騎手の好判断、そして馬場も味方につけて4馬身差で圧勝。ついに重賞ウィナーの仲間入りを果たした。


2着 コスモアンファング
 スタートはそれほどでもなかったが、草地騎手が手をしごいて果敢に先手を奪う。あとはすいすいマイペース。直線入り口で早めに交わされたが、決め手がない半面、大きくバテないのが身上。また後続は不良の芝に手こずってモタモタしているのを尻目にまんまと2着を確保した。
同じ条件のかきつばた賞(6月21日)でもボスアミーゴの2着に入ったように芝2400mがベストの条件。今後も長い距離では目が離せない存在となりそう。


3着 オグリオトメ
 道中はずっと4番手インでずっと我慢。OROカップでは1枠に入り、馬群に包まれてさばくのに苦労したが、今回は長丁場でバラけた展開。鞍上・佐藤友則騎手もコース適性を掴んでいたようで、直線に入ってからゴーサイン。一完歩ごとにコスモアンファングとの差を詰めたが、最後のひと伸びが足りずクビ差3着までに止まった。できれば良馬場でレースをさせたかった。


4着 クルセイズ 
 どんな展開にも対応が可能なタイプだが、今回は不利のない3番手外を追走。カネショウエリートが動いたのを見てスパートをかけたが、いつもの伸びが見られず4着。


5着 ボスアミーゴ
 パンジー賞と同様、先陣からあまり離されない位置をキープ。向正面から早めスパートをかけたが、本来のシャープさが全くなし。他にも不良馬場に泣いた馬が多かったが、一番手こずったのがボスアミーゴ。意外にも芝の不良馬場は今回が初めて。やはり切れ味勝負型にこの馬場は合わなかったようだ。加えて馬体重がプラス5キロと若干太め残り。レース後、鈴木七郎調教師「追い切りが1本足りなかった」とコメント。


岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/10/28
レース回顧

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