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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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ジュライカップ/トーヨーハヤテは3000mもものともしない!

 先日の8日、青森県・八戸市に行ってきました。毎年恒例の「サラブレッド1歳・八戸市場」を見るためです。
 いわゆる「マル市」、JRAの市場取引馬奨励金制度が廃止されて初の市場は、ここまでの他の市場と同じく売上げ的には低調に終わりました。ただ、それでも安いなりに活発なセリもあるというあたり、2,3年前の「この先どうなるんだろう・・・」的な暗さは薄れたように感じました。
 そうそう、カームの初仔も2頭上場され、セリでは落札されませんでしたが、内1頭はその後取引が成立したそうです。順調にいけば来年、カームの子供が走る姿を見る事ができそうです。


 月曜日のメインレースはダート3000mで行われるジュライカップ。ダート戦では国内最長距離となるこのレース、出走頭数は少なくなりましたが、見応え十分なレースになる事は請け合いです。

 本命は3枠3番トーヨーハヤテで行きましょう。岩手転入後は7戦3勝、やや勝ちきれない面も見せますが、少々厳しい展開になってもしっかり見せ場を作るのだから、現級では力上位なのは明らか。距離は当然初めてですが、恐らくこの馬は距離が長いほど走りやすくなるタイプ。3000mはむしろ好材料になりそうです。

080616-hayate.jpg
トーヨーハヤテ

 対抗はエイシンガッサン。オジジアン産駒の割には短い距離向きではなく、長めの距離でジリジリと伸びてくるタイプの馬。3000mはさすがに距離適性の上限を超えるのでは、という心配はなきにしもあらずですが、この馬の走りを見ていると、距離延長がマイナスになるとは思えません。

 ナリタルーキーが3番手。福山A級から転入後3戦は水沢ダ4着−盛岡芝2着−盛岡ダ5着。JRA時代以来の芝が最高着順となっていますが、5着だった盛岡ダート1600mはコーナーが2つで、一方の盛岡芝や水沢ダートはコーナー4つの小回りという点に注目。JRA時代にはローカルの中・長距離で好走していた点とあわせ、これは「小回り向き」と判断したいデータ。となれば、コーナー6つを通過する3000mはこの馬にマッチする条件では。

 昨年、3000m戦を勝っているセンリオーはここのところ好調キープ。ここでも勝ち負けを狙える存在です。ただ、ベテラン騎手優勢の3000m戦で若手の鞍上がどう乗りこなすか?は不安の残る点ではあります。
 展開利のありそうなゲンパチコジーンも押さえておきたいところ。正直距離は長いでしょうが、ここはこの馬の先手が濃厚。楽に行けるかどうか可能性は半々も、うまく流れを作れれば面白いレースができそうです。

◆買い目
 馬単/3→2、3→6、3→5、3→4
 ここはトーヨーハヤテがきっちり抜け出すと見て頭信頼しつつ、馬単3→2が大本線で。

◆お奨めこの一頭
7R:マンハッタンナイト
 前走大圧勝。相手関係はやや強化されたがまだアドバンテージあり。連勝のチャンスだ。

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/07/13
レース展望

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