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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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<次走へのメモ>第5回寒菊賞

12月10日 第5回寒菊賞(2歳オープン 水沢1600m)

(写真・佐藤到)
1着 カネショウエリート
 逃げたい馬が絶好の1枠を引き当てる。スタート直後はハナ争いが若干激しくなったが、枠差もあって予想どおり先手を取り、あとはマイペースに持ち込む。向正面では後続を2馬身ほど引き離し、セーフティリードから直線を向いても余力十分。後続の有力馬がもたついているのを尻目に、まんまと逃げ切り勝ちを決め、自身の初特別制覇となった。また現在、韓国で第二の種牡馬生活に入った父メイセイオペラにもうれしい特別タイトルをプレゼントした。
 「行けたら行こうと思っていた。1〜2コーナーでハミを抜くことができたので、いい感じでレースが運べたし、最後まで気を抜かないで走ってくれた」(関本淳騎手)
 カネショウエリートの初勝利は盛岡芝1000m戦で、続いて黄菊賞でもセイントセーリングの2着とメイセイオペラ産駒では珍しく芝適性ぶりを発揮。ダートでは前回2着(1着ダンストンリアル)も含めて水沢で2度連対していたが、いずれも完敗。
 今回はダート実績が薄いため5番人気と低評価だったが、それを見事に覆した。「芝と融雪剤をまいている今の泥んこ馬場が合ったかも」と畠山調教師がレース後に語っていたが、これは過去の傾向にも出ており、今後も冬期間の水沢コースでは、芝適性馬に注目の価値がありそうだ。
2着 マツリダワルツ
 前走・白菊賞(2歳牝馬重賞)と同様、後方でじっくり待機する戦法を取る。セイントセーリングが先に動いてからワンテンポ遅れてスパートし、直線で2番手まで進出したダンストンリアルが粘るところ、ゴール寸前で交わした。白菊賞でも9番人気ながら3着に食い込み、そして今回は2着。400キロそこそこの小柄な牝馬で、パドックでは冬毛も目について軽視してしまったが、2戦連続の好走には正直ビックリした。
 この馬も初勝利が盛岡芝1000m戦で、59秒5の好タイムをマークしており、カネショウエリートと同じく今の水沢の馬場が合ったのかもしれない。
3着 ダンストンリアル
 前回、2歳A2戦で初白星を飾って挑戦。カネショウエリートの2馬身後ろにクールビズ、そこから2馬身離れた3番手外をキープし、内のクールビズを捕らえたのもつかの間、マツリダワルツの強襲に遭う。
 なかなか勝てなかったが、デビューから堅実に入着。一戦ごとにレース勘を身につけていたのは明らかで、今回の好走にもつながった。
4着 アンダーボナンザ
 レース展望でも報告したが、道中真っ直ぐ走らないため「コーナーでは危ないので内に突っ込むことができなかった。直線に入るまでどうしても加減して走らなければならないので、今回のような流れになると苦しい」の沢田騎手コメントがすべてを物語っていた。
5着 クールビズ
 レース後の村松騎手コメントは「前回(白菊賞)からマイナス13キロの体重減が影響した」だったが、小生の見た印象では、むしろ体重が絞れた今回の状態のほうがいいと判断したのだが…。
6着 セイントセーリング
 前半は中団8番手をキープし、先行競馬と見るや向正面から早めにスパート。3コーナーで見せた伸び、反応も鋭かったのだが、直線では案外だった。ダートが合わないのか、それともこのままで終わってしまうのか。デビュー戦でパラダイスフラワーをアッサリ切って捨てたほどの実力馬だけに、今後の巻き返しに期待したい。
 

2006/12/12
レース回顧
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