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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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機材

 私が盛岡や水沢の撮影に行くとき、持ち物はけっこう多くなります。
 競馬で使う撮影機材は、カメラが一眼レフ2台にレンズ6本。これはカメラマンとしては多い方ではないですが、やはり通称サンニッパと呼ばれる大口径の望遠レンズが大きくて重い。一方、広角レンズは競馬ではほとんど使いませんが、しかし無いときに限って競馬場の風景写真が撮りたくなったりするので、後悔しないように一応持って行きます。同じくフラッシュも念のため。ノートパソコンは撮影した画像データをバックアップするために使います。これも別に帰宅してからでもいいのですが、メモリーカードが壊れてしまうと撮ったものが全てパーになってしまうので少しでも早く安全にという意味と、撮影しないレースの間には以前撮った画像を整理したりするので。
 これに雨具や昼メシ(手弁当だったり、前日にスーパーで買った見切り品のパンだったり)も加わり、コーヒーやカップラーメンが作れて便利な熱湯入りのステンレスボトルなどなど、撮影道具以外にも荷物は増えてしまいます。これらを背中のザックと大袈裟なウエストバッグ、右肩にPCバッグを下げ、一番かさばる300mm望遠レンズはラーメン屋のおかもちにも似た専用のトランクケースで左手に。別にこのまま山に登ろうという訳ではなく、駐車場から記者席や馬場管理室まで歩けばいいのでたいしたことはありません。しかし体中に大荷物をくっつけて歩く姿は、見る人にはインパクトが強いようですね。いろいろな方に「うわっ、カメラマンって大変だねぇ」と心配して頂いております。
 かのイーストマン・コダック(フィルム会社の創設者で、撮影旅行に現像用品一式を背負って行ったというエピソードがある)ほどではないですが、まぁ地元での仕事の時はスリム化の努力をするよりいろいろと余計な物まで持参しますね。そこで、いつもの道具を全て身につけ体重計で総重量を測ってみました。結果は89kg。私自身の体重は60kg弱ですから、約30kgの道具を積載して歩いているということになります。これでも400mm、500mmといったもっと長い望遠レンズを持ち歩くよりはよほど軽いですね。ああいうレンズ、私も欲しいことはとっても欲しいのですが、その質量以上にサイフに対して負担重量になるので、当分は我慢です。
 ところで先日、同じく機材満載の状態で、競馬場にある馬体重計測用の秤に乗ってみました。するとこちらの表示はジャスト90kg。サラブレッドの500kg前後の体重を量る機械ですから、100kg未満はもっと精度が落ちるだろうと思ったのですが、なかなかどうして正確に量れるものだなぁと感心しました。


 装鞍所入り口にある、馬体重を計量するところ。
正式には「馬衡所」(ばこうじょ)と呼ばれています

2006/09/28
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