3月の春競馬をステップに、4月7日(日)から2024年度の岩手競馬がスタートする。開催規模は前年と同じく全130日間(昨年度は1日取り止め)で、レギュラーシーズンも同じく12月31日で終了。約2ヵ月の冬休みを経て3月9日(日)から再開する。今年度も岩手競馬をよろしくお願いします。
開幕初日メインは恒例となった3歳重賞「第49回スプリングカップ」(水沢1600m)。1着馬から3着馬に東京ダービー指定競走・ダイヤモンドカップ(5月5日 盛岡ダート1800m)の優先出走権が与えられる。
注目は当然のことだが、昨2歳最優秀馬フジユージーン。デビュー戦からスケールの違いをまざまざと見せつけて5戦5勝。ビギナーズカップ、ネクストスター盛岡、そして地方競馬全国交流・南部駒賞も完勝。2016年、ベンテンコゾウ以来となる地元重賞をもたらしてシーズンを終了。全員一致で2歳最優秀馬に選出された。
南部駒賞後はオーナー所有の富士ファームで休養。当初、京浜盃挑戦も考えていたが、500キロを優に超す大型馬。無理をせず自重し、乗り込みに専念。スプリングカップ→ダイヤモンドカップが陣営の描いているローテーションに決まった。昨年11月以来、5ヵ月ぶりの実戦で仕上がり度合いが最大ネック。プラス体重は当然だと思うが、どのような体で今回出走するか。個人的にも再会を非常に楽しみにしている。
単不動。相手は各馬が一長一短。次位争いは若干不確定要素を含んでいるが、リトルカリッジが筆頭と見た。デビュー2連勝を飾り、3戦目の芝重賞・若鮎賞は芝にとまどって8着に終わったが、ダートに戻ってビギナーズカップ2着に反撃。逃げてフジユージーンに0秒4差に健闘した。その後は順調さを欠いたが、終盤に2連勝。逃げ一辺倒から差す競馬を身につけて金杯も完勝。好ムードでシーズンを終えた。
今季始動が遅れたのが若干気になるところ。あやめ賞に登録があったが、スキップ。態勢がどこまで整ったかがカギを握る。これは最終チェックの場でもあるパドックを見ないと確信が持てないが、体重増減、毛ヅヤ、馬体の張りなどをしっかり見たいと思っている。
サクラトップキッドも今季初出走だが、遠野馬の里で冬場を過ごして坂路調教を消化。いきなりでも十分勝ち負けになる可能性は十分ある。あっさりデビュー2連勝。特に2戦目は2着に1秒9差で圧勝。その後は重賞路線に乗って南部駒賞5着、寒菊賞4着、金杯3着。決め手を武器とするタイプで本質的には盛岡向きだが、金杯3着なら上位争い必至。
サンエイキャノンは福島のテンコートレセンで鍛え直して帰厩。その効果が前走ではっきり。好位キープからあっさり抜け出しを決め、2着に0秒8差。パワーアップは誰の目にも明らかだった。父がパイロなら伸びしろも十分。ここでも好勝負を演じれれば将来も約束された。
ドリームキャッチは北海道1勝から転入戦を完勝。金杯7着、前走・あやめ賞7着は不満が残ったが、変わり身を期待したい。
◎③フジユージーン
〇①リトルカリッジ
▲④サクラトップキッド
△⑤サンエイキャノン
△⑦ドリームキャッチ
<お奨めの1頭>
3R ライヴマスタード
昨年8月以来の実戦だが、1年休養明けのダート戦で一けた着順2回。C2十組は恵まれた上、能力検査でも好タイムをマークした。
3月30日(土) 「第1回奥州スプリント」(準重賞・オープン 水沢850m)
逃げたのは昨年10月24日(11月20日は出走取り消し)以来の実戦だったカクテルライト。2番手にアップテンペスト、3番手外をアヴェントゥリストがつけた。ダイセンメイトは外からカクテルライトに被せられたため4番手インに押し込められ、その後ろで1番人気トンデコパが追走し、その外にカタナ。
直線を向いてもカクテルライトが渋太く粘ったが、その内を突いてダイセンメイト、大外からカタナが鋭く伸びてくる。残り50mでダイセンメイトが抜け出し、外カタナの追撃を1馬身差封じて快勝。水沢850m9戦9勝とした。
1着・ダイセンメイト=岩本怜騎手
「ハナを行く予定だったが、周りが速すぎた。決して出負けしたわけではなかった。それで逃げた馬の4番手インを追走したが、その位置で脚を貯めることができたのが勝因だったと思う。内で揉まれても大丈夫でしたし、インを突いても怯まなかったので今後も楽しみ」
菅原勲調教師
「砂を被っても問題ないタイプだが、850m戦で内に包まれる競馬は初めて。どうかと思ったが、内からいい感じで伸びてくれた。収穫の多い一戦だったと思う。まだ昨年のいい状態とは言えないので、これからもっと良くなってくるはず。これで850m戦は9戦9勝。この距離だと本当に強い。今後は最大目標を早池峰スーパースプリントに置いて、ローテーションを考えていきたい」
2着・カタナ
再開初戦の水沢1400mは8着に終わったが、守備範囲外の距離。ベストの850m戦、終いを生かせる流れも合って2着確保。さらにハイペース模様になれば突き抜ける可能性は十分ある。
3着・カクテルライト
3歳時に蹄骨を骨折して1年2ヵ月の長期休養。昨年10月に復帰したが、11着。続く一戦を出走取り消し。結果一度の実戦のみでシーズンを終え、今回が復帰戦。850mは未経験だったが、ロケットスタートを決めて先手を主張。850m戦なら十分戦力になる。
5着・トンデコパ
転入前の南関東・浦和800mを4度使って再転入。初戦の1400m戦で3着に粘り、好ムードで奥州弥生スプリントへ臨んだが、反応ひと息。水沢850mレコードホルダーだが、課題の残るレース内容だった。
3月31日(日) 「第30回白嶺賞」(重賞・オープン 水沢1400m)
2019年(2020年は休止)以来、5年ぶりに復活した重賞。かつては12月中旬がメインだったが、今年から3月に移行。赤松杯、栗駒賞へつながる一戦となった。4歳牝馬フジラプンツェルは疾病のため出走取り消し。
快速ドルズプライスレスが好枠も引き当てて逃げの手に出たが、やはり重賞級では楽に逃げることができず手綱をしごいてハナを奪った。2番手にゴールデンヒーラー、3番手外にアメージングラン。その内にゲンパチプライド。
1コーナー過ぎからドルズプライスレスが後続を離して逃げ、ゴールデンヒーラーはがっちり抑えて終始2番手をキープ。3コーナーから徐々に差を詰めて直線入り口で先頭。ドルズプライスレスは一杯となり、外に持ち出したゲンパチプライドが2着を確保した。
1着・ゴールデンヒーラー=山本聡哉騎手
「自分のペースを崩さず、前を追いかけすぎないよう、前の馬は交わせると信じてじっとしていた。後ろの馬もどれが伸びてくるのが分からないので気配を感じながら仕掛けけた。逃げ馬を交わしたときには凄く良い脚を使ったが、最後の最後でちょっと止まるようなところがあるので気は抜けなかった。ここでしっかり勝たせたいというのが自分の目標だったので勝てて凄く嬉しかった。ゴールデンヒーラーの今日の走りは百点です」
佐藤祐司調教師
「一つ年を取ったことで本来の競馬ができるかどうかは心配だったが、終わってみれば強いレースだった。昨年まではチャンピオンディスタンスにこだわってきたが、今年の2月に下河辺牧場さんに伺った際に今年いっぱいで繁殖に、というお話をいただいたので無事に牧場に返し、それまでにひとつでも良い結果を残したい。だったら長い距離にこだわる事もないだろうというのが短距離に進む理由。水沢では1400mの重賞、盛岡はスムーズに動けるのでマイルまで。そんな路線で進むつもりです」
2着・ゲンパチプライド
中山ダート1200m1勝、東京ダート1400m1勝マークし、いずれもワンターンの競馬。小回り水沢の1周競馬が課題だったが、終始インの経済コースを進んで直線猛追。水沢コース克服のメドが立った。
3着・ドルズプライスレス
水沢1400m4戦4勝とパーフェクト成績。ベスト条件で徹底して逃げて3着。さすがに一線級相手では苦戦を強いられたが、自己タイムを大きく更新。また今季初出走で太目だったことも事実。1400m戦なら今後も持ち味を発揮できる。
今週の岩手競馬
4月7日(日) 「第49回スプリングカップ」(3歳重賞・水沢1600m)
4月8日(月) 「夢・希望・未来へ前進」(B1級・水沢1400m)
4月9日(火) 「エイプリルカップ」(B2級・水沢1400m)
文/松尾 康司
3月30日に行われた古馬850mの準重賞『奥州弥生スプリント』は2番人気のダイセンメイトが優勝。自身の850m9勝目を準重賞制覇で飾りました。
ロケットスタートを決めたカクテルライトを巡る展開になったこのレース、ダイセンメイトは先行勢を前に置いての2列目内ラチ沿いの4番手の位置。「前が開くのを待っていた」岩本怜騎手、直線に向いて狙い通りに進路が開くとそこから末脚を伸ばして一気に先頭へ。大外からカタナが強襲しましたが差は1馬身まで。ダイセンメイトが"850mのスペシャリスト"ぶりを見せつける勝利を挙げました。
今日は3月31日、2023年度の最終日です。3月10日から実質新シーズンがスタートしている岩手競馬ですが区切りとしては今日までが2023年度。3月のラストに開催日が目一杯入っているのもこの区切りの、というか4月1日が月曜日になっている影響なのでした。
2023年度の発売金額は3月30日時点で600億を超え、ここでいう「前年度」の2022年、JBCがあった年度に比べると減となりましたがそのさらに前年度・2021年度からは増となりました。いわゆる"巣ごもり需要"が落ち着いて、一方で物価高の影響なども心配された2023年度でしたが、全国的に思った以上に健闘しているのかなという印象をうけます。2024年度も明るいシーズンになりますように。
さて3月31日のメインレースは12Rの重賞『白嶺賞』。古馬オープン級1400m戦のこのレースが新シーズンの短距離路線の勢力図を占う一戦。
ちなみに次週4月7日のスプリングCが3歳クラシック路線の、そのさらに次週4月14日の赤松杯が古馬マイル~中距離の、それぞれ新シーズンを占う一戦ということになります。この後のレースにもご注目を。
さて。本命ですが当初フジラプンツェルを採っていましたが残念ながら31日朝に出走取消が発表されました。ここでは予想を変えていきたいと思います。
本命は(4)ゴールデンヒーラーとしました。
古馬になった2022シーズンからは中長距離路線で牡馬とも渡り合ってきた同馬ですが今年は短距離方向に主眼を置くとのこと。昨年も春の始動戦に1400mの栗駒賞を選んでいますがこれはあくまでもレース間隔からの兼ね合いという面が強かったので、短めの距離を狙っていくという意味で短距離線から始動するのは初めてと言えるかもしれません。
とはいうもののその昨年の栗駒賞では3歳時以来の1400m戦にも戸惑うことなく快勝していますし、なんとなれば2~3歳時には1400mの重賞を3連勝してもいます。今回の距離に苦手感があるどころかむしろ得意と見ていいのではないでしょうか。
すでに春の始動戦を済ませているライバルたちに対して初戦のハンデはあるでしょうが、6歳のベテラン牝馬、力を出す仕上げは馬も陣営も手の内に入っているはず。まずは初戦から地力を見せてくれると期待。
対抗は(1)シガーヲスウオトコを。9歳馬の転入初戦、近年はレース間隔が広めというところは一応気になるところですが、中間は強めの追い切りをしっかりこなして態勢は整っているようです。大井の1200mだと流れが忙しく、1400mくらいの方が楽に流れに乗れそうな印象もあるレースぶり。あとは2月以来になる分の馬体重の変動に注意。
三番手は(5)アメージングラン。前走はその後850mに回った馬も多く結果を過信できないのかもしれませんが、高知に比べて軽い水沢なら戦いやすい事は示しました。ここでも流れひとつ・立ち回りひとつでしょう。
連下ヒモの一番手は(2)ドルズプライスレス。重賞は初挑戦、A級で勝ち星があるとはいえメンバー大幅に強化ですが、マイルより1400mの方が気持ちよく戦えそう。もう一頭は(11)ケイアイサクソニーを。前走はちょっと振るわなかったですが馬の気配は悪くなかった。昨年の戦績からも今一番力を出せるのはこの距離に思えます。(横川典視)
●12Rの買い目
馬単(4)=(1)、(4)=(5)、(4)→(2)、(4)→(11)、(1)=(5)
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30日メインは今年新設されたオープン準重賞「第1回奥州弥生スプリント」(水沢850m)。まだまだ先だが、6月9日、同じ水沢850mで行われる「第9回早池峰スーパースプリント」への道が始まる。
昨年までこのカテゴリーでキラットダイヤ(父サウスヴィグラス)が圧倒的な強さを誇示し、早池峰SS3連覇の偉業を達成したが、昨年で引退。繁殖生活に入った。今回のテーマは必然的に"ポスト・キラットダイヤ"。その最有力馬は今回出走するトンデコパ、ダイセンメイトの2頭に絞られる。
本命はトンデコパ。門別・2歳新馬戦を快勝し、フルールカップ2着、牝馬交流・プリンセスカップ(水沢4着)など早い時期から活躍。その後、門別3勝から3歳12月に転入。いきなり水沢850mのコースレコードを0秒3更新。走破タイム49秒1はいまだに塗り替えられていない。
直後に南関東へ移籍して2戦使った後に再転入。3着最高に終わり、再び南関東へ移籍。2勝2着3回の成績を残し、岩手へ再々転入。初戦の1400m戦は3ヵ月半ぶりの実戦、距離も長かったが、3着に粘った。久々を叩いて水沢850m・奥州弥生スプリントは予定どおりのステップ。父サウスヴィグラス、板垣吉則調教師、オーナー・小林祐介氏はキラットダイヤとまったく同じ組み合わせ。ポスト・キラットダイヤの一番手はこの馬。
ダイセンメイトは3歳まで金沢で走って31戦2勝。平凡な成績で終わり、名古屋1戦を経て転入。当初2戦とも着外に終わり、調教師は試しに850mを使ってみたら反応が一変。隠れた才能が一気に開花して水沢850m8勝、盛岡ダート1000m3勝。1000m以下で持てる能力をフルに発揮した。
しかし1200m以上になると失速の連続。これほどのスペシャリストも珍しいが、最下級からオープンまで駆け上り、勝ち負けを演じるまで出世した。トンデコパと同様、一度実戦を使って奥州弥生スプリントが陣営の構想。仮に制すれば早池峰SSでも主役扱いになるに違いない。
アップテンペストは昨年、笠松から里帰り。初戦の早池峰スーパースプリントでキラットダイヤの2着を確保した。その後、同じ水沢850m戦で1勝マーク。1200m戦だと折り合いを考えなければならないが、ひと息で行ける850mが合う。4ヵ月半ぶりの実戦はハンデだが、適性を前面に上位進出を狙う。
アヴェントゥリストは昨年2勝を盛岡ダート1200m、1000mでマークしたが、ベストは850m戦。過去15戦6勝2着6回と抜群の連対率を誇っている。こちらもサウスヴィグラス産駒。スピードは折り紙付き。
カルーナブルガリスは850m、1000mで頭角を現し、特に850m戦は2勝2着5回3着2回。すべて馬券対象を果たしている。前走1400mを叩いて変わり身必至。
カタナも同様、850m5戦3勝。ノド鳴りのため距離が限定。岩手では850mが好走の舞台となっている。
◎③トンデコパ
〇④ダイセンメイト
▲⑦アップテンペスト
△⑧アヴェントゥリスト
△⑨カルーナブルガリス
△⑥カタナ
<お奨めの1頭>
2R サハラントアジア
前走2着は相手が強かった。南関東C2から転入初戦を好タイムで完勝。このメンバーなら首位を譲れない
29日メインはA級一組「桃花特別」(水沢1600m)。一線級は翌々日31日に行われる重賞・白嶺賞へエントリーし、実質二組のメンバー構成。また前開催を使ったグランコージー、グローリーグローリなどが相次いでスキップ。8頭立ての少頭数になったが、今季注目の1頭が出走する。
ミニアチュールは一昨年12月、北海道2勝2着3回から岩手入り。圧巻の7連勝を飾り、ダイヤモンドカップ、東北優駿(岩手ダービー・当時)の牡馬二冠、ひまわり賞(オークス)、不来方賞4着後、OROオータムティアラの牝馬二冠を獲得。合計7つの重賞を手にし、最優秀牝馬、3歳最優秀馬に選出された。
続いて川崎3歳牝馬重賞・ロジータ記念へ挑戦したが、輸送と環境の変化がこたえてマイナス8キロ。さらに相手強化、2100mの距離も長く10着に終わった。帰郷後はトウケイニセイ記念に駒を進めたが、馬体回復を優先。今度はプラス21キロの大幅増も影響して12着。消化不良の終盤2戦だった。
その後は4ヵ月の休養に入り、満を持して復帰。先輩、ゴールデンヒーラーは白嶺賞へ向かい、ミニアチュールは平場からスタートする。最大焦点は古馬オープンに通用するか否か。ここは試金石の一戦。今回の内容次第で重賞路線に殴り込みをかける可能性もあり、陣営にとっても重要なレースとなった。
ハクシンパーソナルは昨年3月、南関東C1から転入。まくり脚が冴え渡り、6勝2着2回3着3回。追い込みタイプのため展開に左右されながら、強烈な末脚でファンを魅了させた。昨終盤2戦は3着に終わったが、最初はスローの流れと見て一転して2番手の積極策が仇。2戦目は本来のポジションからレースを進めたが、ボウトロイが超スローに落として捕らえ切れなかった。
今季初戦もグランコージーが逃げ切り、ハクシンパーソナルは後方のまま。久々のせいか実戦モードではなかった感じだった。ひと叩きされて変わり身を期待したい。
ボウトロイは昨年、オープン入り後も好走。夏以降は調子を崩して凡走を繰り返したが、昨最終戦を逃げ切って快勝。年間5勝をマークした。今年も好、凡走のケースが続きそうだが、初戦を4着にまとめてマズマズの滑り出し。今回は絶好の1番枠を引き当て、マイペースの逃げに持ち込めるのは確実。逃げボウトロイ、2番手ミニアチュールの行った切りも十分考えられる。
ブローヴェイスは中央2戦を使って再転入。終始、中団インの経済コースでレースを進めて2着確保。1月末まで実戦を使われた強みを生かした。大幅な良化はないだろうが、前走のパフォーマンスができれば再現可能。
スパイスマジックはいい脚を長く使える持ち味を生かして姫路一戦から再転入後1勝2着1回3着1回。前走も3着に入り、健在をアピールした。単候補ではないが、馬券対象には絶対に外せない。
レールガンは今季初出走。典型的な追い込み脚質でテッポーもきくが、今回に限れば割り引き。前崩れが好走の条件。
◎②ミニアチュール
〇⑥ハクシンパーソナル
▲①ボウトロイ
△⑧ブローヴェイス
△③スパイスマジック
△④レールガン
<お奨めの1頭>
2R ファイブセンス
デビューが3歳4月までずれ込み、順調に使うことができず岩手へ新天地を求めてきた。フランケル産駒の良血馬。岩手で素質を開花させる