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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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かきつばた記念JpnIII/水沢・阿久利黒賞

 メイショウバトラーはここまでダートグレード8勝(ほかに芝のGIIIを1勝)。しかし勝ったのはいずれもGIII(JpnIII)で、グレード別定のこのレースは55キロで出られるのはかなり有利。過去のダートグレード勝ちを見ると、06年はプロキオンステークス、サマーチャンピオン、シリウスステークスと3連勝。その後5戦連続で勝てずに、07年はかきつばた記念からクラスターカップまで4連勝。そしてその後6戦勝てず、前走マリーンカップを勝った。好調な時期には連勝するが、勝てなくなるとしばらく勝てないというように、好不調の波がはっきりしている。これから得意の暖かい時期に入るだけに、前走のマリーンカップから好調期に入ったと見るべきだろう。
 リミットレスビッドはGII(JpnII)勝ちがあり、コンゴウリキシオー、アグネスジェダイとともに58キロ。しかし昨年からハンデ戦となった兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIをトップハンデの59.5キロで勝っているように、斤量は苦にしないタイプ。ここも好走必至。
 人気はないだろうが、コアレスタイムを狙ってみたい。一昨年のこのレースで今回と同じ吉田稔騎手で3着。吉田稔騎手は04年のマルカセンリョウ、05年のヨシノイチバンボシと、このレース連覇の経験があり、また昨年の名古屋大賞典JpnIIIではムーンバレイで2着に粘って波乱を演出しているように、地元名古屋では格下の馬を上位に持ってくる勝負強さがある。
 地元だけにキングスゾーンには期待したいが、佐賀や浦和のダートグレードではこれまで何度も好走しているものの、名古屋ではこれまでダートグレードに3回出走して6着が最高という成績だけに重い印は打ちにくい。
 サンキンスピーチには、ここ16戦で13勝と未知の魅力がある。
 コンゴウリキシオーはダート経験が3歳時のジャパンダートダービーとダービーグランプリのみで、いずれもかなりの差をつけられての敗戦だけに、今回は見送る。
 アグネスジェダイはちょっと距離が長いうえに、58キロは厳しい。
 ◎メイショウバトラー
 ○リミットレスビッド
 ▲コアレスタイム
 △キングスゾーン
 △サンキンスピーチ
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 岩手の3歳三冠の第1弾、阿久利黒賞。
 岩手のこの世代は、なかなか連勝するような馬がなく、ここまでかなりの混戦。
 今回のメンバーでも、重賞タイトルがあるのは前々走で金杯を勝っているコンバットキックのみ。前走、特別のスプリングカップでは1番人気に推されながらも6着。向正面でムチが入るあまり行きっぷりのよくない状態でも勝ち馬から0秒3と差を詰めているだけに、もう一度期待してみたい。
 2歳時には期待されながら結局重賞を勝てなかったテンショウベストも、スプリングカップではゴール前差を詰めての3着と復調気配。
 そのスプリングカップを勝ったリュウノツバサは、これが重賞初挑戦。ここまでは中央挑戦を除けば5戦2勝、2着2回、4着1回という安定した成績だけに、勢いで一冠目を突破してもおかしくない。父スリリングサンデーは、ダイワメジャー、ダイワスカーレットのきょうだいで、今年、地方競馬で産駒の活躍が目立っている。
 ホッカイドウ競馬のシーズン終了後に移籍してきたモエレハナオーは、金杯3着、スプリングカップ3着と惜しい競馬を続けているだけにここでも争覇圏。
 ◎コンバットキック
 ○テンショウベスト
 ▲リュウノツバサ
 △モエレハナオー

2008/05/05
重賞予想

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