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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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佐賀記念JpnIII

 当初の登録馬には、ブルーコンコルド、ボンネビルレコードというGI馬に加え、平安ステークスを勝ったクワイエットデイがいて、昨年の勝ち馬サイレントディールが補欠になってしまうという、中央馬はおよそJpnIIIとは思えないような豪華メンバーになるのかと思わせた。しかし何のことはない。当たり前といえば当たり前だが、前記3頭はいずれもフェブラリーステークスに出走するとのことで回避してしまった。
 そもそもこの佐賀記念は、川崎記念とフェブラリーステークスに挟まれているため、例年JpnIIIらしいメンバーになっているのだが、果たして今年もそのようなメンバーに落ち着いた。
 ただ地方勢は例年より格段に楽しみなメンバーが揃った。岩手現役古馬最強のテンショウボス。昨年の帝王賞4着、名古屋グランプリ3着で、ともに地方最先着の兵庫・チャンストウライ。GII・2勝があり脚元が完調なら実績上位のミツアキタービン。そして地元からは目下9連勝中で、九州大賞典、中島記念を制しているワンパクメロ。いずれにも十分チャンスはありそうだ。
 過去10年の結果を見ると、連対馬はいずれも4番人気以内で、馬連複が4桁配当になったのはたった一度しかないという堅い決着のレース。ただ今年は、中央馬4頭に、先に挙げた地方馬4頭にも可能性があり、4番人気までの組合せで当たるような簡単なレースにはなりそうもない。
 中心にはマコトスパルビエロ。平安ステークスでは3番手を追走し、ゴール前しぶとく伸びて、勝ったクワイエットデイからタイム差なしの3着。2着のメイショウトウコンは、ジャパンカップダート4着、東京大賞典3着とGI(JpnI)で確実に上位に食い込んでいる実力馬。他の中央馬3頭がグレード別定で斤量が増量になるのに対し、マコトスパルビエロだけは重賞未勝利で斤量的にも有利。
 もう1頭、このメンバーなら勝って不思議はないのがチャンストウライ。今まで何度か書いたような気がするが、ここはほんとにチャンス到来ではないか。
 キクノアローは昨年のダイオライト記念で新星誕生を予感させたが、その後はイマイチ。7カ月の休み明けは割引だが、仕上がっていれば圧勝もある。
 岩手のテンショウボスも地元でのレースとはいえ、マーキュリーカップ4着、クラスターカップ3着と、いずれも地方最先着。グレード実績があり、特にこの秋から冬にかけて格段に力をつけている。
 いつ走るかわからないクーリンガーも押さえておきたい。
 連覇を目指すサイレントディールだが、昨年のこのレース以降は見せ場がなく、さすがに印が回らない。
 地元期待のワンパクメロだが、全国レベルでのレースが初めてでは、ちょっと厳しそう。
 ◎マコトスパルビエロ
 ○チャンストウライ
 ▲キクノアロー
 △テンショウボス
 △クーリンガー

2008/02/09
重賞予想

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