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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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ばんえい十勝オッズパーク杯

 いよいよソフトバンクグループとオッズパークが支援する、新生・ばんえい競馬がスタートした。
 初日の4月27日は、ぜひとも現地までかけつけたかったのだが、実は笠松にいた。残念ながらダートグレードがなくなってしまった笠松だが、この日のオグリキャップ記念は笠松競馬場での最高賞金のレース。体が2つほしいとは、まさにこのこと。
 もともと年末年始やゴールデンウィークは地方競馬の重賞レースが集中するので、体がいくつあっても足りないのは例年のことなのだが、やはり崖っぷちから新たな形でスタートすることになったばんえい競馬は特別だ。
 と、言ってはみたものの、ゴールデンウィーク中、ばんえい競馬を生で観戦することはほとんど諦めかけていた。それでもなんとか5月6日の日曜日に都合がつき、帯広まで足を運べることになった。競馬そのものはもちろん、綺麗になったスタンドや、スタンド前に移動したパドックなどを見るのが楽しみだ。
 さて、新生・ばんえい競馬で最初に行われる重賞は、新設された「ばんえい十勝オッズパーク杯」。
 シーズンがスタートしてすぐに重賞を行うというのは、近年のばんえい競馬では初の試み。とはいうものの、冬季休催期間が3〜4カ月もあったかつてとは異なり、ばんえい記念からはほぼ1カ月。サダエリコ以外はいずれも昨シーズン最後の開催に出走している馬たちで、休み明けという感じでもない。
 ばんえい記念を制し、スーパーペガサスに代わる新王者となったトモエパワーをはじめ、2着の古豪シンエイキンカイが出走してきた。さらに楽しみなのは、今後数年間にわたってばんえい競馬を牽引していく存在になるであろう、5歳世代のトップホースが顔を揃えたこと。
 最強はトモエパワーで異論はないが、オープンクラス740キロという、このクラスにしてみれば軽量のレースなら、ナリタボブサップのスピードに期待してみたい。
 トモエパワーもここであっさり勝ってもおかしくない。昨シーズン終盤の重賞を除くオープン戦では、帯広記念で稼いだ賞金のため負担重量に苦しんだが、他馬と同じ重量のここならはずかしいレースはできないだろう。
 昨シーズン後半の早い時期からトップクラスと張り合ったカネサブラックも差がない。
 唯一、500万未満クラスからの挑戦で30キロ減に加え、牝馬の20キロ減で690キロで出走するニシキシャープまで押さえておきたい。
 ◎ナリタボブサップ
 ○トモエパワー
 ▲カネサブラック
 △ニシキシャープ

2007/04/29
重賞予想

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