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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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ばんえい・イレネー記念

 先週の帯広記念だが、まいりましたというか恐れ入りまいたというか、フクイズミ。
 末脚は抜群に切れるのだが、たまに障害で失敗するとどこにもないということがあり、初めての800キロではその障害でてこずるだろうと思って無印にしてしまった。
 果たして、フクイズミとしてはやや早めに仕掛けた第2障害でヒザを折ったときは「やっぱり」と思った。ところが、すぐに立て直して3番手で障害をクリアしたときは、「ああ、こりゃもうフクイズミだ」と観念した。
 本命にしたスーパークリントンはもうどこにもなく、馬券の予想としてはダメダメだったのだが、2着のトモエパワーだけは思ったとおりの結果だった。近走結果が出てなかったのは帯広記念を勝ったことで獲得賞金が増え、負担重量を課されてのもの。
 あくまでも現段階ではあるが、これでばんえい記念の本命はトモエパワーでほぼ決まった。
 雪が降ったりして超軽馬場になればミサイルテンリュウということもあるかもしれないが、3月下旬だとその確率も低い。
 旧勢力のミサキスーパーは、スーパーペガサスがいなくなった今こそ、大一番を制することができるかどうか。
 ばんえい記念4連覇の王者スーパーペガサスが引退し(登録上はまだ抹消にはなっていないが)、帯広だけの開催になるばんえい競馬は、オープンクラスの顔ぶれもまた新たな時代に突入する感じだ。
 カネサブラック、スーパーロイヤル、スーパークリントン、ナリタボブサップなどの明け5歳世代は、来年から再来年あたり、さらに本格化したときが楽しみだ。
 さて、前置きが長くなったが明け3歳世代のチャンピオン決定戦、イレネー記念。
 昨シーズンはマルミシュンキという圧倒的な存在がいたのとは対照的に、今シーズンは上位拮抗で、勝ったり負けたりという混戦模様。今回牝馬の出走はなく、全馬680キロの定量だが、はっきりいって難しい。
 ここはホクレン賞を勝ったカネサリュウから。その後3歳オープン戦を5戦して勝ち星はないが、いずれもトップハンデを課されてのもの。
 ホクレン賞の結果と上位4頭は同じになってしまうが、対抗アローファイターで、シベチャタイガーにパンチテンリュウ。穴なら2連勝中のカイセゴールデン。
 ◎カネサリュウ
 ○アローファイター
 ▲シベチャタイガー
 △パンチテンリュウ
 ×カイセゴールデン

2007/03/10
重賞予想

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