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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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ばんえいダービー/中島記念

 ばんえい競馬は昨年から通年開催となったことで、ばんえいダービーがこの時期にずれた。そのため3歳三冠の最終戦となり、今年はクリスマスのダービーとなる。
 ばんえいの3歳戦戦はここのところ牝馬が圧倒している。ばんえいダービーはここ4年連続で牝馬が優勝。今シーズンの三冠もここまでは、一冠目のばんえい大賞典がニシキユウ、二冠目のばんえい菊花賞がエメラルドと、いずれも牝馬が制している。
 そして今回のばんえいダービーに出走してきた牝馬はその2頭だが、格を考えると、ここはやはり牡馬から狙ってみたい。
 中心は、ばんえい菊花賞3着も、その後帯広に来て2連勝のニシキセンプー。相手には、菊花賞で1番人気に支持されながら7着に敗れたホクショウダイヤ。どちらも帯広コースで良績を残しているだけに、ここで雪辱したいことろ。
 連下には、菊花賞馬エメラルドに、同2着のナカゼンスピード、それにばんえい大賞典2着、菊花賞4着のカネサテンリュウまで。
 ◎ニシキセンプー
 ○ホクショウダイヤ
 ▲エメラルド
 △ナカゼンスピード
 △カネサテンリュウ
     *     *     *     *
 佐賀版の有馬記念といわれる中島記念(12月24日、佐賀2000メートル)。
 人気どおりの決着となった11月12日の九州大賞典から、今回は1着のヤマノブリザードと2着のレイテストモデルが抜けた。したがって、そこで3、4着だったタイキシリウス、コウエイベストと、別路線からの馬たちとの比較となる。
 その別路線組では、まずギオンスピード。今年は2月から9連勝でA級まで出世。前走は3着に敗れたものの、安定感は抜群だ。さらには荒尾から移籍してきたナムラハンニバル。転厩後は4、2着だったが、その後は2連勝で本来の走りを取り戻した感じだ。
 で、やはり中心はタイキシリウス。常に重賞で上位を賑わしていて、いまだに重賞タイトルがないというのが不思議なくらい。ここは初重賞制覇のチャンスだろう。
 ◎タイキシリウス
 ○ギオンスピード
 ▲ナムラハンニバル
 △ザオリンポスマン
 △コウエイベスト
 それで気づいたのだが、中島記念というグランプリレースにもかかわらず、今回は佐賀の重賞を勝ったことのある馬が1頭もいない。プリンシパルリバーの2〜3歳時の重賞勝ちを別とすれば、ナムラハンニバルの大阿蘇大賞典、コウエイベストの九州記念(06年)、インターレジェンダの九州記念(05年)と、いずれも荒尾でのタイトル。波乱の目もありそうだ。

2006/12/23
重賞予想

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