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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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アグネスジェダイの死角を探す

 ダートグレードの短距離路線は多くが中央勢が圧倒していて、クラスターカップGIIIも例外ではない。過去10年で地方勢が勝ったのは00年の名古屋・ゴールデンチェリーのみ。2着を見ても、98年にJRAから岩手に転入していたユーコーマイケルがいるだけ。
 ちょっと古い話で恐縮だが、北海道スプリントカップGIIIや東京盃GIIで大穴をあけたサカモトデュラブがなぜここで好走できなかったのだろうと思う。クラスターカップには5回出走していずれも2桁着順と大敗だった。ああいうスピードタイプの馬にとっては、もしかして盛岡の坂が堪えるのだろうかと思ったり。
 今年のクラスターカップGIIIもどうやら中央勢が断然というメンバー構成。プラスになるかどうかは別として、中央勢のボックスを勝えば馬連複・馬連単は当たりそうだ。
 今回はさきたま杯GIII、北海道スプリントカップGIIIを連勝しているアグネスジェダイが断然人気となりそう。しかしここはあえて死角を探してみたい。58kgはさきたま杯、北海道スプリントカップで克服済みだが、盛岡の坂でどうだろう。2000メートルなので参考にならないかもしれないが、盛岡のダービーグランプリGIでは5着に敗れている。今年緒戦だった東京の根岸ステークスGIIIで13着に大敗しているのも気になるところ。
 というわけで、中心にしてみたいのはトウショウギア。重賞未勝利だけに56kgは有利。アグネスジェダイが大敗した根岸ステークスでも3着と好走している。
 相手には、クラスターカップで4年連続連対しているディバインシルバー。ここのところ成績はよくないが、大敗はあまりない。昨年のクラスターカップ2着のときも馬券にからんだのは7戦ぶりだった。盛岡1200メートルというコースが合うのだろう。
 このメンバーならオフィサーでも十分に連対の可能性はある。
 地方勢は掲示板が精一杯だろうが、3連単の3着で穴をあける可能性があれば、地元のオリエントボス、名古屋のナシュータックあたりだろう。
 ただここは、3連単で冒険するより馬連複か馬連単で絞って勝負するのが賢明だろう。
 ◎トウショウギア
 ○ディバインシルバー
 ▲オフィサー
 △アグネスジェダイ

2006/08/13
重賞予想

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