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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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すずらん賞/充実メタモルキングが押し切る!

 最近は「ゲリラ豪雨」という言葉をよく聞きますけども、そこまでいかなくてもスコールっぽい雨、というのは岩手でも出会う事が多くなったような気がします。

080830-rain.jpg

 写真は30日・土曜日の8Rのものです。この時、レース直前から突然土砂降りの雨が降り始め、枠入りの頃にちょっと弱まりかけて安心したのもつかの間、すぐまた大きな雨粒が降ってきました。
 スタンドから4コーナー付近の馬群を撮ったのですが、この辺でようやくこうして馬が判別できるくらい。向こう正面なんかはほとんど何がなんだか分かりませんでした。
 自動車だったらワイパーを全力で動かしても前が見えないくらいの雨の中、それでも走ってくるのだから騎手も馬もたいしたものです。
 いや、この時はさすがに騎手も周りがよく見えなかったようで、3〜4コーナーではいつも以上にペースを落として、慎重に回ってきていました。写真でも分かるように隣の馬との間隔も広めです。

 よく初心者の方に「競馬って雨が降ってもやってるんだ!」と驚かれますが、やってるんですよ。雨でも雪でも。
 しかしこうして土砂降りの雨の中のレースを見ると、騎手も馬も本当にプロだなと改めて感心した次第。



 さて、月曜のメインは青藍賞トライアルのすずらん賞。当初登録のあったテンショウボスやダンディキングが回避してしまって6頭立て。ちょっと寂しい頭数になってしまいました。

 本命は1枠1番メタモルキングで行きます。以前は“ハナが獲れなければアウト”だったり、他の逃げ馬と競り合ったあげく共倒れというシーンも多かった馬ですが、最近は番手の競馬をこなしたり、後方から差してきたりと戦法のバリエーションが増えました。
 昨年あたりから変わったなあと感じていたもののの、最近の走りでそれは確信に。つまりはそれだけ馬が充実しているという事なのでしょう。
 今回は得意のマイル戦だし枠順も絶好。すっかり逃げ馬天国と化した今の水沢競馬場ならこの馬の持ち味が活かしきれるはずです。

 対抗はソーユアフロストで。元々は芝狙いで移籍してきた馬だけに、前走は陣営も驚く圧勝。それが圧勝過ぎてやや出来過ぎの感がありますが、あの末脚の破壊力は高く評価しなくてはならないでしょう。前残り傾向が強いので前走のように後方からでは辛いかもしれませんが、今のコースは芝馬に合う状態でもあり、そこは差し引きできるのでは。

 実績と格でいけばヤマニンエグザルトも外せません。グレードレースの強豪相手でも自分のレースの形を貫き通せているのは、それだけ好調サイクルに乗っているということ。外枠は割引の馬ですが、一方で少頭数のレースにはめっぽう強い馬でもあります。好調度+得意距離で優勝まで。
 忘れずに押さえておきたいのがダークマター。前走は直線まで逃げ粘ったものの最後は失速気味。これなら1ハロン距離短縮がプラスに働きそうです。この馬が逃げてメタモルキングが番手という事になれば2頭の行った行ったも十分あり得るのでは。

●買い目
馬単1=4、1=6、4=6、1=2

◆お奨めこの一頭
7R:ブライティアバレー
 先行差しの戦法に加え逃げまで打てるようになった。持ち時計面でもリード。

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/08/31
レース展望
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