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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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<次走へのメモ>第13回りんどう賞(2歳オープン)

8月24日 第13回りんどう賞(2歳オープン 水沢1400m)


(りんどう賞ゴール 写真・佐藤到)


1着 ワタリシンセイキ
 前日から雨が断続的に降り、水が浮いた極端な不良馬場。出走全馬がこのような馬場でレースをした経験がなく、それへの対応力も試された。
 レースはマーチボーイが逃げ、2番手外にフェニックスクイン、インにフジフーフーの隊列で進み、若干ハイペース模様。ワタリシンセイキは前回同様、後方でジックリ待機して馬群がバラけた1コーナーでうまく外に持ち出す。
 相手はマーチボーイ1頭と踏んだ関本淳騎手は2コーナー過ぎから早くもスパート。常識的にはスパートが早いと思うかも知れないが、これが好判断となり3コーナーでマーチボーイの3馬身後ろにつけて射程圏に入れる。
 直線では1馬身差まで詰め寄り、いつでも交わせるかにも見えたが、そこからマーチボーイが強じんな粘りを発揮。内マーチボーイ、外ワタリシンセイキのマッチレースとなったが、ラスト50mでワタリシンセイキが振り切って2馬身差。ダート3連勝を飾るとともにビギナーズカップに続いて特別2連勝。2歳ダート戦線で完全に抜け出した。


「ゲート出は悪くないが、前に行こうとする気がないため、このような競馬になるのはある程度覚悟していた。でも決してズブい訳ではなく、2コーナーから仕掛けたら素早く反応。追えば追うほど伸びてくれるし、控えろと指示すれば素直に従ってくれるので非常に乗りやすい。直線でマーチボーイに並んだときに勝利を確信しました。2歳とは思えない大人のレースができる馬ですね」と関本淳騎手。
 その言葉どおり2コーナー過ぎからロングスパートをかけてもバテることなくグイグイ進出。このタイプは1頭で先頭に立つとソラを使う馬も多いが、ラストまでしっかりと伸びる。走破タイム1分27秒9も2歳では出色で、今後の活躍も非常に楽しみになった。


「今回は1枠に入った上、泥んこの不良馬場。砂を被って怯んでしまわないか心配でしたが、まったく関係なし。また一つ勉強したでしょうし、こちらとしても収穫が大きい一戦となりました。今後は1開催休ませてからテシオ杯ジュニアグランプリ(9月21日 盛岡芝1600m)を使ってみたい。デビュー2戦、芝で凡走しましたが、距離1000mが合わなかったのではと思っています。1600mあれば芝も問題ないだろうと踏んで、あえて使います」と三野宮調教師。


2着 マーチボーイ
 デビュー戦と同様、自慢のスピードを生かして予想どおりの逃げ。前半3ハロン37秒前後はやや速いペースだったが、この馬にはマイペースだったか。後続を1、2馬身離して快調に飛ばし、直線に入ってもスピードはまったく衰えず。
 さらに驚いたことには外からワタリシンセイキに並ばれると根性を発揮。一旦交わされながら、また差し返し見せ場十分。さすがにラスト50mで苦しくなったが、850mから1400mへ一気に距離延長を克服。こちらもかなりの器と見て間違いないだろう。


3着 フジフーフー
 マーチボーイとのハナ争いで譲り、3番手インに控える。道中ずっと砂(この日は泥んこ)を被る展開を強いられたが、それに怯まず追走。最後は決め手の差が出た格好だったが、離されたにせよ3着は健闘だろう。できれば内枠ではなく、マーチボーイより外枠に入りたかった。


4着 フェニックスクイン
 初輸送、初の水沢、初ダートなど初モノ尽くめだったが、2番手外を終始キープして4着。これはキャリアの差もあったが、4着なら上々。次走も楽しめる。


5着 ダンストンジール
 道中は中団インを追走したが、勝負どころの3コーナーでもたつく。これでビギナーズカップに続いて連続5着。芝に替わって反撃に転じたい。


岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/08/26
レース回顧
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