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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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3歳ダート三冠第一戦 エイプリルボーイが逃げる!

 GW最後の日を締めくくるのは岩手の3歳ダート三冠・第一戦、阿久利黒賞です。ここからダイヤモンドカップ−不来方賞へとつながっていく三冠ロード、まず最初にリードするのはどの馬でしょうか?

 しかし、先週の牝馬重賞・留守杯日高賞に負けず劣らず、このレースも混戦の気配で一杯。トライアル・スプリングカップを勝ったリュウノツバサが一歩リードでしょうが、それにしても僅差の勝利で、まだ“抜けた存在”には成り得ていません。

 昨シーズンの2歳最優秀馬・コンバットキックにしても、その脚質故、安定性に不安があるのは確か。
 結局、優勝争いはともかくとしても、2着争い・3着争いとなるとほとんどの馬にチャンスがありそうで、留守杯日高賞のように意外な結末があっても全く不思議ではないでしょう。

 とはいうものの、私個人としては狙う馬を決めていました。それは1枠1番エイプリルボーイです。

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エイプリルボーイ(4/20 3歳A級戦)

 新馬戦を好タイムで圧勝したエイプリルボーイは当時から素質の高さをうたわれていましたが、その後は平場で2勝を加えたのみに止まっています。
 ですが、昨年12月の寒菊賞では自らハイペースの逃げを打って2着に粘り込み、重賞・金杯にしても、やはりかなりの高速ペースに持ち込んで、敗れはしたものの大崩れはしていません。そのスピード性能は相当なものです。
 今回は同型もいるし、若干逃げ馬に不利なコース状態にもなってきて、すんなり楽逃げとはいかないでしょうが、しかしそういう厳しい状況でこそ粘りを発揮する逃げ馬だと思います。今回はこの馬を本命に。

 対抗はゴールデンクリーク。とにかくここ数戦、レース内容の進境が著しい。また、前走は“これから仕掛けよう“というところで他馬に前に入られ、そこから立て直してなおかつ僅差の2着という、ほとんど勝ちに等しいレースをしています。
 中間の調整も順調の一言で、陣営の意気込みも相当なもの。多頭数の内枠が不利に働かなければ、当然優勝を争う一頭になるでしょう。
 そしてもう一頭はモエレハナオーを。折り合いが難しい馬ですが、成績をみたとおり能力は一級品。前走の敗戦で人気を落としそうな今回は逆に狙い目とみます。

 スプリングカップを勝ったリュウノツバサは、初の特別戦挑戦にして初勝利を成し遂げた能力は素直に評価するにしても、大レースでの経験値の点はまだまだ、という不安が。お隣の同型の影響を大きく受けてしまいそうなのも心配。
 コンバットキックは、スプリングカップでは休み明けの+19kg、大外を回ってそれで0秒3差なのだから決して悪い内容ではないのですが、しかし今の水沢コースでは基本的に追い込み馬は割引。若駒賞や金杯のような勝ち方をするには展開の助けが必要でしょう。
 いっそ穴で面白いのはテンショウベストでは。自分から動く流れになると詰めが甘く、他が作るペースに乗れたほうが楽な馬ですから。

 買い目は1枠1番エイプリルボーイから3、9、11へ。2,4を加えて安全策を取っても可。何度も言いますが抜けた馬のいないレース、絞りすぎないのが無難。

◆お奨めこの一頭 9R/バルク
 チークピーシズ効果で大変身。別に逃げにこだわる馬ではないので同型多数も気にならない。ここは追いかける一手だ。



岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2008/05/05
レース展望

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