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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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めざせみちのくの大舞台! 古豪ゲイリーエクシードの末脚炸裂だ

 岩手競馬、日曜のメインレースはオープン級によるあすなろ賞です。
 このレースが設立されたのは2000(平成12)年。メイセイオペラのような中距離を叩いて調子を上げたい馬にとって手頃なものを、ということで作られたレースで、当時は“メイセイオペラ賞だ”などと冗談をいったものですが、それからはや7年。その年がメイセイオペラのラストイヤーでしたから、彼が引退してもうそれだけ経ったという事なんですねえ。
 当時の馬たちはさすがにもうほとんど残っていませんが、このあすなろ賞に、2000年にすでに現役だった馬が1頭だけ出走しています。
 それはゲイリーエクシード。1999年の9月にデビューしたゲイリーエクシードは、2000年からダートに転向して早速初勝利を挙げ、メイセイオペラがあすなろ賞を勝った5月頃は初の特別戦挑戦を目の前にしていました。
 その後はダートで着実な闘いぶりを見せ、オープン勝ちこそないものの1600万下の特別を2勝。そして2度の長期休養、障害入りを経て、2005年秋から岩手競馬に移籍。その後の活躍は皆さんご存じの通りです。

 99年デビューのゲイリーエクシードが10歳、とすれば9歳馬のトウカイトニーやブラーボウッズはどうかな?と思って調べてみたのですが、2頭ともデビューがやや遅く、01年になってからでした。
 ついでという事で岩手競馬の現役馬でメイセイオペラと現役時代が被っている馬(岩手に限らず)を調べたところ、ブラーボウッズを含めて20頭ちょっとでした。馬の世界の7年は、短いようで長いのですね。

 さて、あすなろ賞の本命は、そのゲイリーエクシードにしようと思います。昨シーズンは基本的にA2で活躍していた馬ですが、シアンモア記念や桐花賞での2着をみれば、オープン通用の力があるのはもはや間違いない事実。
 加えて距離が伸びるのはどんとこいというタイプなのも今回のメンバー中では大きなアドバンテージです。中距離戦での安定度は最右翼、それだけでも本命にする理由になりますが、本来距離不足のマイル戦であれだけの決め手を発揮できたのは、つまり今はそれだけ調子が良いのだという事。もはや鬼に金棒といっていいでしょう。一番年上の馬がまわりを蹴散らすシーンが演じられそうです。

 対抗はテンショウボス。シアンモア記念に出走できなかったうっぷんをきっちり晴らした前走、馬体重もプラスで挑めて状態面の不安をクリアした一戦となりました。距離そのものは問題ないはず、戦法も自在で、早め先行の積極策が取れればそのまま押し切るシーンも。
 そしてサイレントエクセル。昨年の良い頃に比べればまだまだとはいえ、前走ではだいぶこの馬らしさが出てきました。あと少しでこの馬本来の走りが戻ってきそう。その上積みに期待して3番手です。

 以下ではまずヤマニンエグザルト。1800mはこの馬にはやや長い印象も、3走前のように逃げる事も、前走のように内でじっと我慢する事も、どちらも可能。コース状態が悪化しすぎなければ好勝負。
 オウシュウクラウンは今回もまずまずの追い切りをこなして、体調面は特に問題ないようです。ただ、精神面・気持ちの面で結果が出ていないだけに今回も危なさの方が気になります。今回もまだ押さえまで。


 買い目は6枠6番ゲイリーエクシードから1・4・5・8へ。1・5・6の3頭を主軸として、あとは2・3着の相手に留めたいと思います。

◇お奨めこの一頭
9R:エイシンウルフオー
 このレースの中心はマイネルヘルシャーとメタモルキング。その争いの一角に加わってくるならこの馬だろう。ようやく調子が戻ってきた。

2007/05/19
レース展望

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