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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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4歳の雄ここにあり ダンディキングの激走だ!

 4日連続開催の前半2日を終えて、菅原勲騎手が絶好調です。2日で5勝のハイペース、3日・4日とメインレースも勝ち、開幕当初のスランプ感を完全に払拭しました。最初など開催6日間でたった3勝しか出来なかったですからね。最近スロースターターな菅原勲騎手とはいえいくらなんでも勝てなさすぎだろうと思っていましたが、1ヶ月たっていよいよエンジンがかかってきたようです。
 好調時の菅原勲騎手の乗り方は『ライバルをきっちり封じ込めて自分が勝つ』。現にこれまで絶好調だった小林俊彦騎手はこの2日でわずか1勝。それも菅原勲騎手がいないレースで勝ったもの。馬券検討の念頭に置いておいて欲しい傾向です。
 小林俊彦騎手独走ムードで始まった今シーズンでしたが、役者が揃って一層面白くなりそうですね。



 GWラストの日曜日、メインレースは伝統の一戦・重賞シアンモア記念。出走馬は12頭、うち1頭は名古屋からの遠征馬。昨年の岩手の年度代表馬・オウシュウクラウンや最優秀牝馬サイレントエクセルらが登場。豪華メンバーの戦いがGWを締めくくります。

 早速予想に行きましょう。今回の本命はダンディキングに期待をかける事にしました。
 前走の栗駒賞で初の古馬オープン特別勝ちを納めた同馬、5番人気からの逃げ切りとあってフロック視されるむきもあるかと思いますが、2歳時はオウシュウクラウンやサイレントエクセルと互角の素質と評価されていた馬でした。前走の優勝は恵まれたというよりはこの馬の素質が現れたと見たいところです。
 いや、正直なところまだ少し苦しいかなとは思います。絶好調で挑んだトウケイニセイ記念も後続にいいように遊ばれた感がありましたし、スピードだけで押し切るにはやや物足りないところが残る。しかし、今回逃げを打てるなら単騎も望めるし、なにより最近のこの馬の、例えハナを奪えなくても粘り強いレースが出来るようになった点を評価したい。そんな伸び代に期待を込めての◎。
 対抗は、いろいろ考えた末にニューベリーで。9歳馬ですが馬の力が衰えていないのはこの2戦で証明済み。鞍上の菅原勲騎手はGW絶好調ですし、前走の騎乗で中途半端に自分で動いたら脚がなくなる、という弱点も把握したはず。となると今回はギリギリまで脚を溜めるか、もしくは逃げるかの思い切った手を取ってくる可能性が大だと思うのです。頭も十分の怖さがありますね。
 オウシュウクラウンは迷って迷って3番手に留めます。馬の力はもちろん上位、調子も悪くないようです。しかし、前走のように全く走る気のないところを見せるのが今のこの馬の状態。やる気を出せば当然勝ち負け、見せなければ前走同様になるだろうという怖さがあります。正直あまり強気には狙いづらいところ。

 伏兵ということならタイキリオンが面白いでしょう。前々走の凡走から一変した前走。あの走りならここでも十分通用と見ます。距離短縮は当然プラス材料。そしてヤマニンエグザルト。前走の凡走はちょっと解せませんが、まともに走れば十分上位争いできる馬。ここまでずっと人気していましたし、前走が元で人気を落とすなら馬券的にはむしろ狙い目では。
 牝馬のサイレントエクセルは本来ならここでも通用すると思いますが、桐花賞の様な事もあり、今回は一戦様子見が妥当では・・・。

 買い目は6枠7番ダンディキングから1・2・4・10へ。調子や展開を考えれば力差のないメンバー、単を狙うよりはBOXで裏目も押さえて。

◇お奨めこの一頭
11R:ユキノキャスター
 他の人気しそうな馬はいずれも差し馬、それも追い込みに近いポジションから来る馬。うまく先行策が取れればそのままのシーンも。

2007/05/04
レース展望

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