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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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<次走へのメモ> 第19回栗駒賞(オープン 水沢1600m)

4月8日 特別・第19回栗駒賞(水沢1600m)

(写真・佐藤到)
1着 ダンディキング 
 逃げるケースも多いが、決してテンが速い訳ではない。草地騎手もそれは承知済みで1周目4コーナーに入るときは中団の位置取りだったが、スタンド前、逃げたジュリアがスローに落とすやいなや、馬なりで先頭に立ち、主導権を握る。2コーナー手前では後続を3馬身ほど離して逃げ、そこでうまく息を入れる。それが結果功を奏し、3コーナーで各馬がスパートをかけても余裕で先頭をキープ。
 直線を向いてもダンディキングのスピードは衰えず、イン強襲トミケンマイルズを半馬身、外ブラーボウッズの追撃も0・2秒差封じて待望のオープンタイトルを手にした。
 ダンディキングはアラブの女傑ミスハクギンを母に持ち(父ダンディコマンド)、05年のデビュー2戦を圧勝。その後は若駒賞2着、一息入れた寒菊賞は2着、続く金杯は8着で2歳シーズンを終了。
 昨3歳時は七時雨賞、スプリングカップと連勝し、一躍首位戦線に躍り出たが、盛岡・岩鷲賞2着以降は体調を崩して7月、ガーベラ賞6着から4ヶ月の休養に入った。その判断は正しくオープン重賞・早池峰賞、トウケイニセイ記念3着。以降に期待を抱かせて冬期休養に入った。
 前走(3月27日)は4番手インの競馬から4コーナーで一旦2番手まで進出したが、最後の伸びを欠いて3着。この時は前走比プラス9キロと太目残りの影響もあったかもしれない。今回はひと叩きされてマイナス3キロの472キロで出走。そして草地騎手の好判断も後押ししてタイトル奪取を果たした。
 「ピリッとした脚がない替わりにバテもしないタイプ。自分の競馬ができるかどうかがすべて」と草地騎手がダンディキングを評したとおり、今回のようなレース運びができれば重賞・シアンモア記念でも好走は約束された。

2着 トミケンマイルズ
 転入初戦の前走(3月25日)はヤマニンエグザルトの2番手を追走したが、直線で伸びを欠いて0・7秒差3着。2月28日に笠松でレースを使われた強味もあって2番人気に支持されたが、内容に若干不満が残って今回は10番人気まで落ちていた。しかし4番手インをずっとキープし、直線インを鋭く伸びて2着を確保。やはりアフター5スター賞(大井)、グランドマイラーズ(船橋)のマイル2重賞制覇はダテではなかった。

3着 ブラーボウッズ
 例によって最後方待機策から向正面でまくって3コーナーでは3番手まで進出。最後の直線は脚色がいっしょになったが、先行競馬で決まった今回のレースでも豪快なマクリを披露。マイルは気持ち短い印象がない訳ではないが、シアンモア記念も展開次第では一気突き抜ける可能性もでてきた。

4着 ニューベリー
 終始3番手外をキープしていつでも交わせる態勢で道中を進めたが、勝負どころの3コーナーでは反応がひと息。転入初戦でヤマニンエグザルトを一完歩ずつ詰め寄ってクビ差2着まで肉薄した末脚を評価され、単勝2倍の1番人気に支持。ところが今回は伸び切れずに4着止まり。これで評価は微妙になったが、岩手では群を抜く実績を誇り、本番での巻き返しを期待したい。

7着 オウシュウクラウン
 馬体重こそ川崎記念からマイナス5キロの494キロと大幅な増減はなく、毛ヅヤも上々に映ったが、レースでは後方に位置し、直線では一瞬いい脚を見せたが、差を詰めただけの7着に終わった。
 今回は遠征の疲れが残っていたため急仕上げを避けて出走。様子見の感が強く、本格的な始動はもう少し先になりそうだ。

2007/04/10
レース回顧

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