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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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リーディング上位12人そろい踏みの闘いは バブルガムトミーが決める!

 年末・年始の変則開催もようやく半ばを過ぎ、ひと息ついている所です。なにせ12月29日から1月8日までの11日間に9日競馬開催があるという超変則開催でして、元日開催こそなかったので少しは正月気分も味わえましたけども、結局、気がついたら年末の慌ただしさも年始のおめでたムードも過ぎ去ったあと、という事になりそうです。
 桐花賞では私の本命のサイレントエクセルが8着に沈み、これを書いている今日2日は大本命と目されたパラダイスフラワーがまさかの2着に敗れました。
 サイレントエクセルは、遠征で減った馬体を戻しては来たものの動きが少し固く、板垣騎手によると「冬の寒い時期は合わない馬なのかも」との事。
 パラダイスフラワーの方は、パドックで変にイレ込む姿が川崎の時とダブって見えてちょっと嫌な予感がしたのですが、案の定というか、行き脚も伸び脚も彼女本来のものではありませんでした。
 どちらも前走は遠征をしている馬なんですが、両者とも中間は疲れもなく好調キープと聞いていましたから、それでいてこの結果を見ると、遠征というのはやはり難しい事なんだなあと改めて思わされます。



 さて、この4日のメインレースはゴールデンステッキ賞。リーディング上位12人による「騎手の腕比べ」とされるレースです。例年、出走馬がわずかに足らなかったり、騎手の方が怪我とか騎乗停止で足りなかったりという事があるのですが、今年はフルゲート12頭が埋まって騎手も上位12人が全員揃いました。
 このレース、以前は1着騎手に100万円のボーナスが設定されていて、皆それこそ目の色を変えて勝ちにいったものです。さすがに今はボーナス賞金も無くなりましたが、騎手にとってはやはり「出場=そのシーズン活躍した証明」、その中で不動のTOP3を喰ってしまえれば、それも人気薄であっと言わせられればなお面白し…というレースであることは変わりません。
 今回の本命、私はバブルガムトミーに期待します。ゴールデンステッキ賞では水沢1900mという条件が出走各馬にとって最初のハードルになるのですが、バブルガムトミーは昨年のこのレースの2着馬でひとまずそれはクリア。また、もともと冬の方が走るタイプで、この時期は例年必ず人気以上の好走をしています。今シーズンも同様、前走2着時がレース内容以上の良化感があり、今回はさらに上昇を期待できそう。鞍上も、レースの性格上、初騎乗が多い中にあって、草地騎手はバブルガムトミーに9度の騎乗経験があるのが強み。この年末年始開催では切れた騎乗を見せつける鞍上だけに、このレース5年ぶりの優勝を、切れに切れた騎乗で決めてくれるでしょう。

 対抗は堅実さをかってワラッテオクレヨ。ここ3戦、B2級の特別戦で、それもレベルの高いところで好走しているとおり現級なら力が上だし勢いもある。どんな展開でも追い込んでくる堅実さも魅力です。距離は若干長い印象がありますがそれは他馬にとっても同じ事で、差し馬が台頭しやすい1900mという条件はむしろプラスかも。
 もう一頭はエイシンウルフオーを。父コロニアルアッフェアーの産駒は意外と短い距離向きですが、この馬は1600mあたりでもまだ足りなさそうな雰囲気で距離は保ちそう。今回は一気のメンバー強化でも、前々走でニホンピロゼンとタイム差無しの走りなら通用するでしょう。

 ゴールデンステッキ賞は荒れやすいレース、という事であとは穴目を狙ってみましょう。まずモエレタキシード。前走、最後方から追い込みを決めて3連単50万馬券の立役者になりましたが、この馬はやはり展開がはまるかはまらないか。はまれば最後方からでも追い込んで来ます。
 そしてコアレスブライト。堅実なレースをさせるよりも思いきったレースをした方が好結果の出る馬。好位置につけたい馬が多いここは、この馬向きの展開になるかも。

 買い目は8枠11番バブルガムトミーを軸に2、12が本線、8と10が押さえ。決して人気通りに決まらないレース、手広く裏目も。


◇お奨めこの一頭
6R:10番チョウカイターフ
 積極的な逃げを打って活路を開いた前走。2走前・3走前と強豪ウエスタンフォルスに敗れたうっぷんを見事に晴らした。能力の高さやその安定度ではまだまだ通用していい馬で、例えマイル戦で不利な大外枠でも距離延長は好材料でしょう。

2007/01/03
レース展望

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