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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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タイキブリッツの安定度を評価も 混戦ムードちらほら・・・

 今週から水沢競馬場に舞台を移した岩手競馬。ただでさえ暑さに馬がバテ気味なところに(人間も?)コース替わりとなって、馬券予想に手を焼いた方も多かったのではないでしょうか。
 私なんかもまだまだなんですが、けっこうキャリアの長いトラックマンにとっても、開催替わり最初の週はなかなか手こずるようです。
 水沢競馬場と盛岡競馬場では、左回りと右回り、平坦コースと坂のあるコース、小回りと大回り、そしてダート専門と芝もあるコース、とざっと思いつくだけでこれだけの違いがあります。砂の軽い・重いという要素もあるでしょう。そしてそれらが皆、予想に直結する重要なファクターなんですよね。
 水沢はコースの状況(内外の有利さや先行・差しの有利さの違い)にもかなり影響されますし、開催替わりの最初の何レースかはどうしても様子見、というスタンスになってしまいますよね。

 それでもなんとなく傾向が見えてきて、今日の水沢は外枠不利と判断。“悩んだ時は外枠の馬を切る”という作戦でだいぶ買い目を絞れた気がします。
 単純に外枠がダメ、というわけではないですが、道中、外外を回ってきたような馬はたいてい直線で伸びなかったですね。恐らく今の水沢のコースは内外の差があまりなく、しかも力のいるモソモソした砂のせいで、距離ロスの大きいコース取りをすると苦しくなるのだと思います。

 さて月曜メインのはづき賞。本命は8枠9番タイキブリッツです。ここ2戦、B3−B2と連勝してきている成績は、B2の中位〜B3上位というレベルの今回のメンバー内では優位に立てるものですし、どんな展開でも上位に食い込んでくる安定度・柔軟さも魅力です。
 唯一外枠に入ったのが、今のコース状態を考えると不安があるのは確かなんですが、タイキブリッツはスタートにやや不安のある馬でもあり、外枠の方が少々何かあっても揉まれ込まないというメリットがあるかも。いずれ、外外を回らないとダメ、という馬ではないですから、スタート後の先行争いさえうまく凌げば、好位に取りついてしまえば問題ないと思います。

 対抗も外枠なんですよね。8枠10番のマチカネダイキチ。前走、1番人気で6着と敗れたのですが、この馬は盛岡ではやや割引の傾向があり、今回のコース替わりで見直してみたいところ。
 そしてヤクモアスワン。ここのところ先行して粘り込む、というレースをしていますが、本来はやはり逃げてこその馬。そして今回は、久々に単騎逃げが見込めそうな条件。他のメンバーの脚質からしてもハナを奪えれば相当にうるさい存在になるのではないでしょうか。
 もう一頭はレオハヤテ。B2に上がって勝ちきれないもののレース内容は安定しています。水沢マイルという条件もだいぶ慣れてきた様子です。

 穴、というならまずタケデンハヤカゼ。マイルは長いと思っていた馬が前走でマイル戦初勝利。そう思ってみると、1800m戦でも以前ほど崩れていないですよね。この勢いには乗っておくべき。そしてアリアンロッド。今シーズン、というか昨シーズンから未勝利継続中ですが、次第にメンバーは楽になっていますから、そろそろこの馬らしいレースができるのでは。

 買い目は9番からまず2、5、10。穴も入れるならプラス1と7。ただし、混戦の気配もあるので無理に絞らず、裏目も含めて網を拡げたいところです。

2006/08/21
レース展望

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