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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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20日メインは3歳牝馬重賞・ひまわり賞(岩手版オークス)、主役はサイレントエクセルで断然!

 今年で区切りの20回目を迎える地方競馬全国交流「ひまわり賞」(岩手版オークス)。過去5年の勝ち馬は01年セイントリーフ(岩手)、02年ラヴァリーフリッグ(船橋)、03年ミハタバルゴウ(高崎)、04年グローリサンディ(北海道)、05年ドリームチャッター(北海道)と北海道勢が2年連続で優勝しているが、今回は参戦なし。
 今年は川崎からスイートムーン、フロマージュブランの2頭、笠松からエイシングレース、エイシンファインの2頭が参戦、迎え撃つ岩手8頭の計12頭で女王の座を競い合う。
 主軸はサイレントエクセルで断然、5年ぶりに岩手勢に優勝をもたらす。今シーズンは開幕直前に体調を落とし、ぶっつけで重賞・留守杯日高賞へ臨み、スタートで出遅れながら貫禄の違いを見せて快勝したが、その反動は体重減に表れて続く・やまびこ賞はマイナス9キロ、デビュー以来最低の436キロで出走。牡馬との力差もあっただろうが、テンショウボスに完敗を喫した。
 陣営はそこから体勢を立て直して1ヵ月後に岩手ダービー・ダイヤモンドカップに出走。馬体重こそプラス6キロに止まったが、ようやく馬体の張りが戻り、オウシュウクラウンに最後まで食らいついた。
 これで完全復活を遂げたサイレントエクセルは、牡馬の重特を同厩のブラックショコラに任せ、3歳牝馬路線1本に集中。あやめ賞はゴールデンパンジーに1・4秒差、ひなげし賞はピグレットに2.3秒差の独走で2連勝を飾っている。この間、月1回のローテーションをきっちり守り、今回のひまわり賞には万全の態勢で出走するに到った。

(トライアル・ひなげし賞ゴール 1着サイレントエクセル 写真・佐藤到)
 サイレントエクセルの特長は何といっても父ウイングアロー譲りの強烈な破壊力。調子落としていた時は出遅れ癖もあったが、今や完全に解消。先に行ける脚もあり、終いの切れも文句なし。唯一の不安材料は初の1900mに尽きるが、ここでは役者が一枚も二枚も上。不動の本命馬と見て間違いないだろう。
 それに対し、相手捜しがちょっとやっかいとなった。各馬一長一短のメンバーがそろい、遠征馬も例年に比べて小粒だが、地元岩手勢はサイレントエクセルから大きく離されており、であれば川崎のフロマージュブランが対抗一番手に妥当か。
 父がフレンチデピュティ、母父アフリートという良血馬で、昨年11月のデビュー戦では4番手追走から3コーナーで先頭に立ち、そのまま3馬身差をつける圧勝劇。華々しいデビュー勝ちを収めたが、2戦目5着のあと脚部不安のために約6ヶ月の休養。復帰戦にJRA東京・芝1600mを選び、そこではしんがり負けを喫したが、ひと叩きされた前走の条件戦を快勝。まだ4戦のキャリアで臨んできたが、素質は高いと見るのが妥当だ。
 仮にフロマージュブランが凡走するとすれば初の右回りに戸惑うか、キャリア不足を露呈する時だと思うが、替わって台頭するのがゴールデンパンジーあたりだろう。
 開幕初戦の牝馬限定・菜の花賞を快勝し、重賞・日高賞は前記サイレントエクセルの2着。以降も堅実に走り続け、牡馬との差は明らかだが、牝馬同士なら上位争いを演じている。ただ、気になるのはひなげし賞3着と前後して状態がひと息な点。前走・不来方賞は相手も相手だったが、それ以上にパドックで発汗が目立っていたため7着に沈んだ。
 今回、どこまで立ち直っているかがカギだが、輸送のない水沢戦だし、元々が右回りの方が反応いいタイプ。大敗を喫したにせよ、不来方賞で2000mを使ったことも強調材料となるはず。
 以下は徹底した追い込み馬ながら小回り水沢が本領発揮の舞台モエレタキシード、前回3歳A2戦を8馬身差で逃げ切ったジュリア、キャリア豊富なスイートムーンの序列。

3連単は1を1着固定に2、3着9、8折り返し。あとは3着流しで5、2、7
馬複は1−9、1−8、1−5、1−2、1−7

<お奨めの1頭>
11レース ドリームカーニバル

距離が1400mに短縮された前回、直線一気を決めて快勝。これでコース問わず1400m4戦4勝とした。今回の条件なら信頼の軸


2006/08/19
レース展望

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