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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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今週19日から舞台は水沢。初日メインはB1級・オーガストカップ。主軸はハセノコンドルで断然

 今週8月19日から9月11日までの2開催、戦いの舞台は初秋の水沢競馬へと替わる。その開催替わりの19日メインはB1級馬による1600m「第9回オーガストカップ」、12頭立て。
 主軸はハセノコンドルで断然だろう。中央デビューで4戦未勝利、4着1回が最高だったが、6ヶ月の休養をはさんで今年4月に岩手へ転入。最下級C3からスタートし、土つかずの7連勝をマーク。その勝ち星すべてをワンサイドで決め、C級在籍時ですでに将来のオープン候補との評価を得ていたが、その期待に違わず現在、B1級。A級入りも目前に迫った。
 脚質もオールマイティーで逃げてよし、控えてもよし。どんな競馬にも対応できるのが最大のセールスポイントで、終いの脚も実にしっかりとしている。水沢マイルも3回水沢のC1級・北山崎特別(もちろん1着、2着に2馬身半差)で経験済み。唯一の不安材料はその時の走破タイム水沢1600m1分42秒9が平凡なことだが、元々が相手なりに走るタイプ。メンバーが強化されれば、それなりにタイムも短縮するに違いない。
また今回のメンバーはなかなかの個性派ぞろい。オープン入りするための試金石としては格好のレースになったと言えるだろう。
 軸は不動、相手捜しの一戦となり、その一番手には同じ小西重征厩舎のヘライカントリーを指名する。今季成績は<3.1.0.3>、それだけでは取り立てて好成績とは言い難いが、2度の敗戦6、7着は盛岡芝が舞台。芝では2歳時に1勝、3歳時に2着1回をマークしているが、これは適性というより底力で好走したもの。父アイシーグルーム、母父ターナボスと本質的にはダート血統で、事実、今季ダート戦に限れば3勝2着1回4着1回。奥手が素質開花したと解釈して差し支えなく、得意のダートに替わって巻き返しに転じる。
 圧勝か、はたまた大敗もあるのがセキトシャンハイだろう。父シャンハイ譲りのスピードを身上とし、短距離1本でローテーションを組めれば相当のところまで駆け上っていたに違いない。しかしレース体系の都合で守備範囲外の距離、そして苦手の芝を使って凡走のパターンがまま見られるのが残念至極だ。
 さて今回の条件は水沢マイル戦。非常に微妙な距離だが、これまで1600mは<1.1.0.1>で一度着外9着は前走、芝マイルでのもので1600mはギリギリ守備範囲。今回、3枠と好枠も引き当て、マイペースの逃げに持ち込めばアッサリの可能性は十分にある。
 安定度の見方からならエイシンガッサンが上位かもしれない。中央3戦未勝利から一昨年10月に岩手へ転入。過去、38戦を消化したが、着外に沈んだのはわずか3回のみと無類の堅実さを誇っている。今シーズンも<2.2.2.3>と安定した取り口なのだが、水沢コースでは21回走っていまだに0勝。対して盛岡は5勝と典型的なサウスポーなのだ。つまり、コース適性で割り引かざるを得ないのが現状だが、それでも2着6回3着7回の成績は残しており連下マーク欠かせない。
 以下、今季未勝利ながら大崩なしヤマニンシンバル、前回3着で復調の手ごたえアドマイヤスパーク、他にもタケアジュリー、エイシンアザレアも侮れず、2着争いは紙一重。馬券的にも非常におもしろい一戦となった。

3連単は7を1着固定に2、3着は11、3の折り返しを厚めに押さえで5、4、6
馬複は7−11、3−11、5−7、4−7

<お奨めの1頭>
9レース トミケンソリッド

岩手転入後、圧巻の5連勝を記録。翌日の重賞・ひまわり賞に出走しても上位を争える器だ


2006/08/18
レース展望
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