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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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伏兵多数のジュライカップ いっそ混戦期待でロイヤルプレミアム

 先日7月4日、青森県・八戸市で行われた「サラブレッド1歳八戸市場」に行ってきました。いわゆる競走馬のセリなんですけど、この仕事を始めてからはほぼ毎年行っていまして、毎年の夏に楽しみにしている行事の一つです。
 例えば、昨年の岩手の年度代表馬・マツリダパレスもこの八戸市場の出身馬。何年か続けてみているとセリで見かけた馬を競馬場で再び見つける事も多くなり、それもまた楽しみの一つになっています。
 例えばですね、これは八戸市場に限らずどこのセリでもそうなんですけど、セリで高値で落札されたからといって競走成績がいいとは限らないし、逆にセリでは主取りになったけれどもその後成長して好成績を残したり、と、『セリの結果=競走成績』とは必ずしもならないところが面白いんですよね。
 北海道あたりのセリで何千万円で落札されたような馬が未勝利で岩手にやって来て、セリでは主取りだった馬とC3級あたりで戦う。で、なんと後者が勝ってしまう。なんて事もあるわけで、それもまた競馬かな、なんて思ってます。
 つくづく思うのは『馬を見るって難しい』。本当に分からないものですよ、これは。


 さて、月曜メインのジュライカップ。これまた意外と難解な気がします。予想のヒントとしてはこれまでの芝実績、それから5月27日の、今回と同じB1級の芝戦・石桜杯の成績なのでしょうが、岩手の芝は初めてでもJRA時代に芝経験豊富という馬も少なくなく、かなり広く見ていかないと痛い目に遭いそうです。
 レースは恐らく混戦、であれば今回は穴っぽいところから入ってみましょう。今回の本命は7枠9番のロイヤルプレミアムです。
 この馬の芝経験はJRAデビュー戦の1200m(14着)と、昨秋のM&Kジョッキーズカップの1着、そして石桜杯の5着。数としては少ないですが、少なくとも岩手の2戦では芝も十分にこなせるという走りに加え、直線鋭く伸びる末脚も発揮していました。特に石桜杯では、直線だけで追い上げての0.4秒差5着ですから価値は高い。今回は7枠、欲を言えばもう少し内枠がよかったけれどまずまずの枠順ですし、先行馬が多いだけにこの馬向きのペースも期待できます。あとは盛岡芝1600mで無類の安定度を誇る小林俊彦騎手におまかせです。
 対抗も穴っぽくゲイリーザスカイを。今回唯一格下B2級からの挑戦になる馬ですが、JRA時代の成績をみれば、格上挑戦でも芝を走らせてみたいと思うのは当然という感じ。逃げても控えてもレースができる点、枠順も好枠を引いた印象です。
 アドマイヤウイングは石桜杯で4着、この時の明らかに芝向きという走りが非常に印象的でした。やや勝ち味に遅い点が気になって3番手評価としましたが、力差はそんなに無いはず。大外枠に入ったロストプロパティーも明らかな芝タイプ。レース間隔が開いた点・大外枠に入った点で嫌いたくなりますが、どうせ順調に走り出せばこの辺のクラスの芝では人気を背負うことになる馬。馬券的には今回が狙い目でしょう。
 穴で狙ってみたいのがタイキスペクトル。岩手の芝は初めてですが、JRA時代に好走経験あり。鞍上も意外と岩手の芝が得意です。

 買い目は混戦前提に9番ロイヤルプレミアムを含めた4、5、8、11のBOXで。3連単だと点数が厳しいですけど、ここは高配当前提で狙ってみましょう。

2006/07/09
レース展望

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