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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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内田利雄騎手、早くも岩手で3勝。<次走へのメモ>あやめ賞、サマーC

 先週24日から岩手で騎乗開始した内田利雄騎手が、初日から派手なパフォーマンスを披露してくれた。騎乗一鞍目となった第7レース、マイネパトリシアで鮮やかな逃げ切りを決めるや、最終11レースでも8番人気の低評価を覆し、ビクトリームワンでこれまた逃げ切り圧勝。この馬は過去、ダート戦で2着すら入ったことがなかったが、それが信じられないような強いレースを見せてくれた。また翌日25日にも1勝をマークし、早々と3勝を稼ぎ“ピンクの魔術師”ぶりを如何なく発揮した。今後の活躍にも注目していきたい。
<次走へのメモ>
6月24日 第32回あやめ賞


 1着 サイレントエクセル
 ムーンプライドが大逃げを打ち、3番手を追走するゴールデンパンジーの直後につける。これは相手がゴールデンパンジー、1頭だけと踏んだ戦法でいつでも交わせる構えだった。その読みどおり、3コーナー過ぎから2頭のマッチレース模様となったが、直線では能力の違いマザマザ。後続をどんどん突き放し、2着に9馬身差の大差をつけて圧勝した。「以前に比べてスタートが良くなり、レースがしやすくなった。直線、追ってから反応が素晴らしい馬なので、安心して乗れる」(板垣騎手)。いずれ牝馬同士では力が違いすぎる。
 2着 ゴールデンパンジー
 3番手キープも3コーナー過ぎ先頭のイメージどおりだったが、終始サイレントエクセルにマークされる苦しい展開。マイナス15キロと大幅に体重を減らしたが、2走前には466キロで走っていたので470キロは許容範囲か。パドックでもそんなに細くは映らなかった。今回で言えば相手が強すぎたもので、ひとまず2着確保なら上出来だろう。
 3着 ピグレット
道中は4番手インの経済コースを回り、渋太く3着。春先は菜の花賞10着、やまびこ賞9着と大敗したが、一戦ごとに地力アップ。アジュディケーティング×パークリージエントとダートの申し子的な血統。もっとキャリアを積んでいけば、さらに好勝負に持ち込めるに違いない。

6月25日 第32回サマーカップ

 1着 オウシュウクラウン
 ダンディキング、ジャパンアケボノがハイペースを形成し、スタンド前では4番手インに入れる。3コーナーでは内ダンディキング、中テンショウボス、外オウシュウクラウンが併せ馬のような形となり、4コーナーでその2頭を突き放す。それで勝負は決着し、直線余裕たっぷりでゴールに入った。初の1900mも何ら問題にせず、岩手の同世代では抜けた存在で、腰に疲れさえ出なければほぼ敵なしだろう。
 2着 ブラックショコラ
今回からブリンカーを着用。「もっさりスタートだったので最後方で待機し、それで折り合いがついた」(村松騎手)。向正面なかほどからロングスパートをかけ、前にいた馬をごぼう抜き。ゴール前でテンショウボスをキッチリ交わして2着を確保した。元々、切れる脚が武器だが、この戦法ならブラックホーク産駒でも1900mは持つ。
 3着 テンショウボス
 オウシュウクラウンより前の競馬は意外だったが、「調子があまり良くない」(阿部騎手)と判断しての積極策か。向正面で手が動き、手ごたえはひと息だったため、最後で脚が上がってしまった。それでもブラックショコラから半馬身差ならよく持ち堪えたと言っていい。
 4着 ダンディキング
 前半2ハロンで結構、脚を使ったため直線で失速。これが逃げ馬の宿命だけに離された4着も仕方なし。水沢条件でマイペースならば巻き返す可能性はある。

2006/06/27
レース回顧

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