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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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次走へのメモ・かきつばた賞、一條記念 みちのく大賞典

<次走へのメモ>
6月3日 かきつばた賞
1着 ヤマヨダイナミック

 7月30日、同条件で行われる重賞・せきれい賞(芝2400m)トライアル戦で、今回はA2特別・FM岩手杯を勝って出走権を獲得し、格下からの挑戦。スタートで出遅れたが、「最初から後ろからの競馬を考えていた」(阿部英俊騎手)そうで道中はあわてず最後方を進む。スパートをかけたのは3コーナー過ぎだったが、鞍上の指示にすばやく反応。直線、内で粘るジェーピーバトルをアッサリ交わし、芝適性ぶりを存分に発揮した。今回のテーマは芝の王者サイレントグリーン相手に新興勢力がどう戦うかだったが、レースを見る限り世代交代した可能性が高い。
2着 ジェーピーバトル
 逃げたグローリサンディをマークする絶好の2番手をキープ。直線で先頭に立ち、そのまま押し切るかと思ったが、ヤマヨダイナミックは脚色が違いすぎた。この馬もA2からの挑戦だったが、過去、芝は3戦3勝の実績はダテではなかった。
3着 サイレントグリーン
 昨年の年度代表馬最優秀ターフホースが満を持しての登場。道中は後方4番手を進み直線勝負に賭けたが、ジェーピーバトルも捕らえ切れなかった。これまで芝2400mは4戦4勝だったが、ついに連勝がストップ。せきれい賞で真価が問われることになったが、おそらく積極策に転じるのではないか。

6月4日 一條記念 みちのく大賞典

(みちのく大賞典ゴール コアレスハンター)
1着 コアレスハンター
 前半のペースはそれほど速くなかったが、8番手インの待機策を取る。3コーナーから仕掛けて徐々に先陣を射程圏に入れる。直線入り口では前が壁になったが、開くのを待ってスパートをかけ、内で粘るタイキシェンロンをラスト100mで交わして2004年2月、金盃以来、2年4ヶ月ぶりの白星をあげ、通算5度目の重賞タイトルを獲得した。レース後、御神本騎手が「今回はメンバーに恵まれた」と語ったとおり、南関東と岩手のレベル差を見せつけた格好。それにしても9歳馬とは思えない反応の良さを披露し、今後も相手次第では勝つチャンスがありそう。次走は帝王賞を目指すという。
2着 タイキシェンロン
 強力な逃げ馬が不在でスローの流れと判断した菅原勲騎手が2番手の積極策に出る。それが結果功を奏し、適性もう一つの盛岡でも2着に食い込む。520キロ台で臨みたいと陣営はコメントしていたが、535キロと前走比プラス2キロ。距離2000mもこの馬自身には長かったが、巧みなレース運びが光った。次走はベストの条件で行われる重賞・栗駒賞(水沢ダート1400m)へ向かう予定。
3着 ベルモントシーザー
 好スタートから3番手外をキープ。14秒台のスローに落ちた2コーナー過ぎで掛かったが、何とかなだめる。終始、タイキシェンロンの外を追走し、コアレスハンターに交わされバタバタになるかと思ったが、最後まで2着争いに参加し、2000mの距離もこなす。アジュディケーティング産駒の勝気な性格から常に折り合いに課題を残しているが、こと岩手3戦に限れば道中で掛かっても大丈夫のようだ。しかし折り合いを気にしなくていいマイル前後がベストの条件だろう。
5着 ビーファイター
 コアレスハンターをマークして10番手を追走。追い出しもほぼ同時だったが、瞬発力の差が出た。もう少し前の競馬が良かったか。
6着 エアウィード
  シアンモア記念では前走比(まんさく賞)マイナス15キロで出走。これがギリギリの状態だったようで過去最高のレースを披露したが、今回はさらにマイナス5キロの460キロ。そのせいかパドックでは腹回りも細く、トモの肉も落ちていた。馬体が回復しないと今後も厳しいだろう。
7着 マンジュデンツルギ
 道中7番手だが、先団の大外を追走。手ごたえも悪くなかったが、勝負どころから反応が鈍くなる。転入初戦で2着に1・1秒差の圧勝劇を演じ、3番人気に支持されたが、終始外を回されたのも痛かった。

2006/06/06
レース回顧

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