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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。佐藤到 1969年宮城県出身。97年のテシオ創刊とともに競馬撮影を始めた『メイセイオペラ世代』。

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 さて来週のブログのネタは何にしようか…。先日そんなことを考えながら車で盛岡競馬場の関係者ゲートを通ろうとすると、目の前の坂道になんとノウサギが!まるで日なたぼっこでもするかのように、道の真ん中で佇んでおりました。これは私に、先週に引き続きオーロパークの自然と野生について書けという天啓か!? というわけで、今回もネイチャーネタです。興味のない人はとばしてくださいませ。
 実はノウサギ君、数年前には開催日の構内に出現したこともあります。あのときは装鞍所をまさしく「脱兎のごとく」駆け抜け、あやうく走路へというところでお縄になり、職員の獣医さんの手によって山へとお帰りいただきました。幸いにして装鞍所はちょうど空いている時だったのですが、馬という動物はあの図体にして意外と臆病。実際、私は放牧中の馬がキツネに遭遇して暴れ出すのを見たことがあります。レース前の競走馬がパニックにならなくて本当に良かった。
 シーズン中、何度か必ず姿を見せるのはニホンカモシカ。たいていは向正面の斜面を歩いて草を食ったり、座り込んで休憩したりしています。見晴らしのいい場所に陣取ってのんびり周囲を眺めている様は、まるで競馬を観戦しているかのよう。また、厩務員や騎手が住んでいる宿舎のすぐそばに姿を見せたこともあります。警戒心は強いものの、慌てず人間をじーっと観察するようなカモシカの行動は、まさしく「森の哲学者」と呼ばれるにふさわしいですね。


 このぐらい自然の豊かさを宣伝すると、今度は熊が出るんじゃないかと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。確かに競馬場周囲の山は奥深い北上山地に直結していますし、岩手では毎年秋頃になると、何処どこの集落に熊が出たというニュースが聞かれます。なかには民家に侵入して冷蔵庫を開き、座り込んでリンゴを食べていた、なんていう話も実際ありましたし、オーロパークあたりならツキノワグマが競馬観戦に来てもおかしくないかも…いやいや、冗談ですよ。少なくともスタンドや観客エリアにやってくることはありませんから、オーロで美味しい空気を吸いながら競馬を楽しみたいと思った方は、安心してお越し下さいませ。


 もう一つ思い出しましたが、先週は芝コースにヒバリのつがいが舞い降りていました。ヒバリは草原に草を集めてカップ状の巣を作りますが、人間が寝ころんでも気持ちいい芝の走路はまさにうってつけ。とはいえレースになれば当然、馬が地鳴りをあげて疾走しますから、そこには巣作りしないほうが…。それに急に足元から飛び立つ鳥に、馬が驚いてしまうこともあるかも知れません。この週末は毎日芝コースを使ったレースがあったので分かってくれるといいのですが、開催のない平日の間に営巣してしまわないか心配です。市街地に近いJRAの芝コースではこんなことってないんでしょうかね?何か対策をご存じの方がいましたら、教えて下さい。


2006/05/25
その他

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