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1/3天馬賞プレビュー

2010年1月 2日(土)

 1月3日(日)のメインに第3回天馬賞が行われます。5月の柏林賞、9月の銀河賞から続く4歳世代(明け5歳)三冠の最終戦。これまでの二冠は別定重量戦でしたが、ここは牡馬760キロ(牝馬740キロ)の定量で争われます。
 3歳二冠馬ライデンロックと3歳牝馬三冠馬ニシキエースの一騎打ちでしょう。
 ライデンロックは3歳時にばんえい大賞典、ばんえいダービーを制したこの世代のナンバー1ホース。4歳になってからは世代限定戦では常に重いハンデとの戦いでしたが、柏林賞1着、銀河賞でも僅差2着と底力の違いを見せつけています。定量戦の今回は負けられないところでしょう。
 圧倒的な強さで3歳牝馬三冠をもぎ取ったニシキエースにも同様のことがいえますが、こちらは課題の障害のキレがよくなってきたことがなによりの朗報。11月の4歳オープン決勝で第2障害ひと腰クリアから2着に入り今季初連対を果たすと、近2走の自己条件戦でも2、1着と完全に立ち直りました。
 重賞未勝利も世代限定戦では大崩れが少ないウメノタイショウが3番手です。
 軽馬場になれば、アカダケキングは6番人気で逃げ切ってアッといわせた銀河賞の再現も。障害巧者オレワスゴイは最後の詰めを欠くレース続きなだけに、こちらも軽馬場のほうが好走できるかもしれません。

出走表はこちら

【参考レース】

5/31 柏林賞(勝ち馬:ライデンロック)
9/ 6 銀河賞(勝ち馬:アカダケキング)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

1/2帯広記念プレビュー

2009年12月31日(木)

 1月2日(土)のメインは第32回帯広記念。なおこのレースは第10レースに行われ、発走予定時間は16:20です。ご注意ください。
 基礎重量890キロ(牝馬870キロ)から本年度の収得賞金120万円ごとに10キロ増となる別定重量戦。カネサブラックが30キロ増、フクイズミナリタボブサップが10キロ増での出走となります。
 ここは北見記念で1、2着のカネサブラックナリタボブサップによる一騎打ちが予想されます。
 ナリタボブサップは北見記念からカネサブラックとのハンデ差が10キロひろがります。同レースでは、逃げ込みをはかるも粘れずコンマ2秒差で涙を飲みましたが、今回は逆転も十分でしょう。
 カネサブラックは負担重量面では不利になりますが、脚質的に自在なのが魅力。ナリタボブサップが第2障害を先頭で越えることが勝利への必要条件なのに対し大きなアドバンテージとなりそう。北見記念の再現の可能性もありそうです。
 フクイズミは昨年のこのレースの覇者。同年の北見記念でも3着に入っていますが、このところの成績がいまひとつ。前走のオープン特別では第2障害を差のない2番手でクリアし、この馬の勝ちパターンかと思わせましたが、逆に後続に差されて4着敗退。10月の砂一部入れ替え後の馬場を苦手にしている可能性があり、二強を脅かすまでは厳しそうです。
 乾いた馬場であれば、スーパークリントンニシキダイジンらのパワー型が食い込む余地もありそうですが、このところの天気からは微妙なところ。
 むしろ一発を警戒するとしたらスターエンジェルでしょう。障害さえという条件はつきますが、高重量への適性は折り紙つき。明け10歳でさすがに全盛期の力は望めませんが、久々の大口泰史騎手で変わり身があるかもしれません。

出走表はこちら

【参考レース】

10/18 岩見沢記念(勝ち馬:カネサブラック)
11/29 北見記念(勝ち馬:カネサブラック)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

12/30ヤングチャンピオンシッププレビュー

2009年12月28日(月)

 12月30日(水)のメインは第11回ヤングチャンピオンシップ。11~12月に行われた産地別特別(北央、南北海道、釧路、北見、十勝)の上位2頭ずつが参戦し、2歳ナンバー1を決します。
 ここは、産地別特別のうちもっともハイレベルなメンバー構成だった十勝産駒特別を制したテンマデトドケの相手探しでしょう。2歳戦最初の特別・青雲賞(牡馬限定)ではパワーを、重賞のナナカマド賞では勝負根性を、そして十勝産駒特別では障害力を見せつけ、重賞・特別で無傷の3連勝中です。問題は最大40キロ差のトップハンデですが、牡馬とは、10~20キロ差だけに十分に克服が可能でしょう。ここを制すれば、3月のイレネー記念で2歳世代三冠達成が濃厚といえそうです。
 相手も順当に十勝産駒特別2着のホクショウバトル。レース当日は軽めの馬場が予想されるため、障害での小さなミスが命取りになりかねませんが、決め手勝負に持ち込めれば勝機がありそうです。
 以下はやや離された印象ですが、成績にムラがあるものの展開がハマると怖いアウルメンバー(北見産駒特別2着)や、前開催の2歳A-1で差のない4着と力を示したダイリンビューティ(南北海道産駒特別2着)が続くかたち。格下ですが、カツラユウヒメ(釧路産駒特別2着)は障害巧者の2頭(テンマデトドケダイリンビューティ)の間の枠に入ったことが好結果を生むかもしれません。

出走表はこちら

【参考レース】

11/ 8 北央産駒特別(勝ち馬:カネサアカリ)
11/15 南北海道産駒特別(勝ち馬:アオノラブチャン)
11/22 釧路産駒特別(勝ち馬:トレジャーハンター)
11/29 北見産駒特別(勝ち馬:ミントヒッパルゾー)
12/ 6 十勝産駒特別(勝ち馬:テンマデトドケ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

12/27ばんえいダービープレビュー

2009年12月25日(金)

 12月27日(日)のメインは第38回ばんえいダービー。730キロ(牝馬710キロ)の定量で争われるばんえい3歳ナンバー1決定戦です。
 この時期に行われるようになった過去4回を見ると、基礎重量730キロ(05、06年は720キロ)の高重量戦らしく、連対した8頭は前走時の馬体重が1035キロ以上と馬格のある馬でした。なおこの8頭は3歳二冠ともに出走し、いずれかで4着以上に入った実績も持っていました。
 今回の出走メンバーで、これらすべての条件を満たすのはアオノレクサス(前走時馬体重1038キロ、3歳三冠で7、2着)だけ。過去4回のこのレース中3回で、ばんえい菊花賞2着馬が勝ち星を挙げているという、心強いデータもあります。自己条件戦は先行策に出ると障害で苦戦する傾向がありますが、同世代相手では、押して行っても障害でスムーズに腰が入ります。ばんえい菊花賞ではキタノタイショウに差し切られ涙を飲みましたが、悲願の重賞初制覇といきたいところです。
 ここまでに行われた同世代同士による定量の重賞はイレネー記念、ばんえい菊花賞の2つ(牝馬限定戦は除く)。ともに奇しくも、1着キタノタイショウ、2着アオノレクサス、3着ホクショウバンクという結果でした。キタノタイショウ(前走時馬体重1080キロ)、ホクショウバンク(同1037キロ)ともに馬格に恵まれているだけに、730キロはこなせそう。実績からも相手はこの両馬が有力といえそうです。
 また過去4回のこのレース中3回で、ばんえいオークス馬の出走があり、2着2回、3着1回で複勝率100パーセンというデータもあります。今年のオークス馬ワタシハスゴイは3歳二冠にも出走し1、4着と好走しています。ただ前走時馬体重が960キロと小柄なのは不安材料。三強に割って入るまでは厳しそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)
11/ 1 ばんえい菊花賞(勝ち馬:キタノタイショウ)
12/13 ばんえいオークス(勝ち馬:ワタシハスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

12/13ばんえいオークスプレビュー

2009年12月11日(金)

 12月13日(日)のメインは第34回ばんえいオークス。6月の黒ユリ賞、9月のばんえいプリンセス賞から続くばんえい3歳牝馬三冠の最終戦で、全馬670キロの定量で争われます。
 ここは350万円条件のワタシハスゴイと270万円条件のワタシハキレイズキ、格付上位の両馬が中心でしょう。ともに11月1日のばんえい菊花賞に出走し、今回より重い680キロを経験しています。
 上位に取りたいのはワタシハキレイズキのほう。ばんえい菊花賞は7着でしたが、逃げるアオノレクサスを牽制し、真っ先に第2障害に挑む、勝ちにいく競馬をしての結果でした。牝馬同士のここならマイペースで運べそうで、ばんえいプリンセス賞とあわせての牝馬二冠制覇に期待します。
 ワタシハスゴイはばんえい菊花賞で牝馬最先着の4着。多少障害で苦戦してもカバーできる差し脚が武器です。前走の350万円未満特別でも豪快に差し切って勝利。格付では最上位なだけに、ばんえい大賞典からの変則二冠制覇もありそうです。
 この2頭に続くのが180万円条件の3頭。いずれも展開しだいでは逆転を狙える素質馬揃いです。コマクインスーパーコマチワタシハキレイズキより先に第2障害を越え、ペースを乱せれば面白いところ。ヒマワリカツヒメは決め手上位で、前崩れでの一発に警戒です。
 メンバー中最下級の120万円条件からは今年の9月以降、11戦して9連対の上がり馬ホクショウマドンナに注目。07年のこのレースを制した全姉ニシキガール同様、大舞台で強さを発揮するかもしれません。

出走表はこちら

【参考レース】

7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)
9/21 ばんえいプリンセス賞(勝ち馬:ワタシハキレイズキ)
11/ 1 ばんえい菊花賞(4着馬:ワタシハスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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